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SHIROKUMA COLUMN

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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2018/04/20
水性反応硬化形ハルスハイリッチシリコン樹脂塗料『アレスダイナミックTOP』

外壁を長期に保護するために

雨風や熱や太陽光線など、地上では常に厳しい環境にさらされています。
紫外線は人の肌と同じく、建物の仕上材を攻撃し劣化を促進させ、晴天の日だけでなく、曇りや雨の日でも降り注ぎます。
さらに、オゾン層破壊の影響で紫外線量は年々増え続けていることから、人も建物も、健康を維持するには紫外線から護ることが最も重要です。
UVインデックス
UVインデックスとは…
紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すため、紫外線の強さを示した世界共通の指標です。

11+極端に強い日中の外出はできるだけ避け、必ず長袖シャツ、
日焼け止め、帽子の利用を心掛がける。
8~10非常に強い
6~7強い日中はできるだけ日陰を利用して、できるだけ長袖シャツ、
日焼け止め、帽子の利用を心がける。
3~5中程度
1~2弱い安心して外出できる。

■紫外線による健康への影響

人体への影響建物の仕上材への影響
・皮膚がん
・白内障
・シミ、ソバカス
・視力低下
・皮膚の炎症
塗膜の破壊
・つや引け
・変色
・ワレ
・ハガレ
・摩耗・風化

塗膜劣化

劣化の原因物質「ラジカル」に着目

「ラジカル」とは、塗料の主成分のひとつ「酸化チタン」に紫外線が当ることにより発生する物質で、塗膜を破壊し劣化を促進させます。
関西ペイントテクノロジーを駆使し、塗膜劣化の原因物質である「ラジカル」の発生を抑える技術を開発しました。

4つの技術で紫外線から外壁を護る

「ラジカル」の発生と活動を抑えることで、塗料の耐久性を飛躍的に向上させます。
紫外線から外壁を護る技術

高性能の上塗で外壁を長期に保護 -アレスダイナミックTOPの特長-

特長

  • 最上位品フッソに迫る高耐候性
  • 臭気の少ない水性塗料
  • 樹脂性能を最大限に引き出すラジカル制御技術を採用
  • 艶の選択が可能
    [艶あり、7分艶、5分艶、3分艶]
  • 超低汚染
  • カビ、藻が付着しにくい
  • 強力な付着力
    [強化剤を配合することで、湿潤面や高湿度環境での施工が可能]

促進耐候性試験結果

促進耐候性試験結果

塗料の種類

塗料の種類
耐久性の良い塗料を選ぶことで長期間の保護が可能になり、長い目で見るとトータルコスト低減につながります

塗り替えサイクルコスト

塗り替えサイクルコスト

「ダイナミック強化剤」を組み合わせ湿潤面や高湿度で塗装可能

独自の緻密・強靱塗膜形成技術により高い付着力を発揮します。
下・中塗材「アレスダイナミックフィラー」さらに「ダイナミック強化剤」と組み合わせることで、従来は塗装できなかった湿潤面への塗装も可能になります。
プラスα機能

アレスダイナミックTOP付着試験 (JIS 基準値 0.7N/m㎡)JIS温冷繰り返し10回試験後

付着試験

標準色

標準色
※実際の色・ツヤと多少異なる場合があります。
◎印は、濃彩色のため材料費が割高になります。

仕上材 アレスダイナミックTOP

仕上材主材:15kg
強化剤:0.08kg×2

下塗・中塗 アレスダイナミックフィラー

下塗・中塗主材:16kg
強化剤:0.08kg×1

標準塗装仕様

通常仕様

適用下地 コンクリート・モルタル・窯業系サイディングボード・ALC・各種旧塗膜

※下塗には、アレス水性エポレジン、浸透形Mシーラー、エコカチオンシーラー、アレス弾性ホルダー防水形、アレスゴムタイルニューラフなども使用可能です。
工程塗料名・処置荷姿塗装方法標準所要量
(kg/㎡/回)
希釈率
(重量%)
塗り重ね
乾燥時間
(23℃)
素地
調整
劣化した旧塗膜をディスクサンダー・スクレーパー・皮スキ・ワイヤーブラシを用いて除去する。
エフロ・レイタンス・ゴミ・汚れなどは、ワイヤーブラシ・サンドペーパー・ウエスを使用して除去する。
モルタルの場合、浮き・クラックなどは適切な処置を行う。
窯業系サイディングボードの場合、欠損、シーリング材の劣化部などは適切な処置を行う。
下塗アレスダイナミックフィラー主材
16kg
中毛ローラー0.30~0.505~108時間以上
7日以内
砂骨ローラー0.80~1.501~5
上塗
1回目
アレスダイナミックTOP主材
15kg
ハケ・ローラー0.12~0.145~102時間以上
7日以内
上塗
2回目
アレスダイナミックTOP主材
15kg
ハケ・ローラー0.12~0.14 5~10

湿潤面・高湿度環境仕様

適用下地 コンクリート・モルタル・窯業系サイディングボード・ALC・各種旧塗膜

※湿潤面塗装時の希釈は水分の巻き込みを考慮し、1~3%程度少なく調整してください。
※乾燥時間は乾燥面に比べ2~3倍程度乾燥が遅くなります。
※上塗2回目は乾燥した状態で塗装ください。
工程塗料名・処置荷姿塗装方法標準所要量
(kg/㎡/回)
希釈率
(重量%)
塗り重ね
乾燥時間
(23℃)
素地
調整
劣化した旧塗膜をディスクサンダー・スクレーパー・皮スキ・ワイヤーブラシを用いて除去する。
エフロ・レイタンス・ゴミ・汚れなどは、ワイヤーブラシ・サンドペーパー・ウエスを使用して除去する。
水滴はウエス、雑巾などで拭き取るか、エアーブローまたは新品の中毛ローラーにて除去する。
モルタルの場合、浮き・クラックなどは適切な処置を行う。
窯業系サイディングボードの場合、欠損、シーリング材の劣化部などは適切な処置を行う。
下塗アレスダイナミックフィラー主材
16kg、
強化剤
0.08kg×1
中毛ローラー0.30~0.505~1016時間以上
7日以内
砂骨ローラー0.80~1.501~5
上塗
1回目
アレスダイナミックTOP主材
15kg、
強化剤
0.08kg×2
ハケ・ローラー0.12~0.140~58時間以上
7日以内
上塗
2回目
アレスダイナミックTOP主材
15kg、
強化剤
0.08kg×2
ハケ・ローラー0.12~0.14 0~5

施工上の注意事項

  • 塗り替えの場合、旧塗膜の劣化が著しいときは、サンダー・ワイヤーブラシ等でぜい弱な塗膜を除去し高圧水洗を行ったのち、1日乾燥後塗装してください。乾燥時間が少ない場合は強化剤をご使用ください。
  • 使用前に塗料を均一にかき混ぜてください。特に濃色系塗料は長く放置されると容器内で分離(顔料沈降)することがありますので、十分攪拌の上、ご使用ください。
  • 軽量PC板、押出成型板、GRC板などの緻密な素材には、溶剤系エポキシシーラー(マルチタイルコンクリートプライマーEPO、浸透形Mシーラー)をご使用ください。
  • 軽量モルタル、ALCパネル、高断熱型窯業サイディングおよび発泡ウレタンなどを使用した壁断熱工法などの「高断熱型外壁」を塗り替える際、旧塗膜が溶剤系アクリルトップである場合は蓄熱や水の影響、塗装後の環境などいくつかの条件が重なることで、塗膜のふくれが生じることがあります。旧塗膜をラッカーシンナー拭きして簡単に塗膜が再溶解する場合は、下塗に「マルチタイルコンクリートプライマーEPO」を塗装してください。
  • ハケ塗りで補修塗りを行う際、ローラー塗りとの仕上がり肌や希釈率の違いによる色相差が生じることがありますのでご留意ください。
  • 合成皮革、ゴムパッキン、塩化ビニル製品などと塗膜の接触は避けてください。可塑剤のブリードによる粘着が起こる場合があります。
  • 汚れ、傷などにより補修塗りが必要な場合がありますので、使用塗料の控えは必ずとっておき、同一塗料、同一ロット、同一塗装方法で補修塗装をしてください。
  • 素材、旧塗膜の種類などの状態で塗付量の増減があります。
  • ベース、強化剤は規定量の配合で行ってください。ベース、強化剤混合は撹拌機(オートマゼール)を用いて、よくかき混ぜて均一にしてから使用してください。(特に缶の四隅は十分に攪拌してください。)
  • 使用時限(23℃で6時間以内)を越えた塗料は絶対に使用しないでください。(必ず使用時限内に使い切ってください。)使用時限以上経過した塗料は、所定の塗膜性能を発揮しないため、塗料状態が塗装可能であっても使用しないことを厳守してください。
  • 希釈率は、環境温度や湿度によって変化する場合があります。
  • 軽度の水滴はそのまま塗装できますが、水量が多いと付着力低下やパターンが作れなくなりますので、水滴をウエスで軽く拭き取るか、エアーブロー、新品の中毛ローラーで水滴を除去してから塗装ください。
  • 塗装用具などは、その日のうちに洗浄してください。(反応形塗料のため固まってしまいます。)ハケ、中毛ローラーなどは水で落ちにくい場合、ラッカーシンナーを用いて洗浄してください。多孔質ローラーはシンナーで洗浄すると膨潤しますのでお湯で洗浄してください。
  • 強化剤は湿気を吸いやすいため、保管場所、保管状態に十分注意してください。
  • 強化剤は第3石油類危険物第4類となるため、危険物貯蔵保管場所を確保してください。(ベース、強化剤混合後は非危険物扱いとなります。)取扱中は出来るだけ皮膚に触れないようにし、必要に応じて有機ガス用防毒マスク、保護めがね、手袋、頭巾、長袖作業服、襟巻きタオルなどを着用してください。皮膚に付着した時は、石鹸水で洗い落とし、痛みや外傷が生じた時は医師の診断を受けてください。取り扱い後は、洗顔、手洗い、うがい、鼻孔洗浄を十分に行ってください。
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