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SHIROKUMA COLUMN

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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2017/03/27
ベランダ下地の作り方と防水工事の基本|木材・合板からFRP・ウレタンまで解説

ベランダは、日当たりや通風、洗濯スペースとして日常生活に欠かせない空間です。
そんなベランダを支える”下地”は、建物の耐久性や安全性に大きく関わる重要な部分です。
正しく施工されていないと、たわみや反り、さらには雨漏りなどの深刻なトラブルにつながります。
この記事では、ベランダの下地の作り方から、防水工事の手順までをわかりやすく解説していきます。

ベランダ下地の基本構造と施工手順

【1】梁や根太を設置してフレームを組む|荷重を支える骨組みづくり

ベランダの下地は、まず梁や根太といった構造材を設置することから始まります。
梁は建物本体とベランダをつなぐ主要な支持材で、根太はその上に渡して床面を支える部材です。

  • 梁の設置:ベランダの形状と強度に応じて、水平にしっかり固定します。
  • 根太の設置:梁の上に一定間隔(30~45cm程度)で配置し、合板を支える下地とします。

根太の間隔が広すぎると、合板のたわみやきしみの原因になるため注意が必要です。
人が歩くことを想定し、しっかりとした間隔で設置しましょう。

【2】合板を隙間なく敷き詰める|厚みと密着性が鍵

根太の上に構造用合板を隙間なく敷き詰めます。
合板の厚みは最低でも12mm以上が推奨され、強度や防音性能を高めるためには15mm以上あるとより安心です。

  • 合板の選定:水に強い耐水合板や構造用合板を使用することで長持ちします。
  • 施工時の注意点:合板同士に隙間ができないようにしっかり接合し、反りやたわみが出ないように固定します。

湿気がこもると反りやすくなるため、防湿シートを下層に設置する場合もあります。

【3】立ち上がり部分にも合板を加工して設置|水の侵入を防ぐ工夫

ベランダの端や壁面との接触部分には、立ち上がりを設けて合板を加工して組み込みます。
これにより、雨水の侵入を防ぎ、防水層との一体化が図れます。

この工程は防水性を高めるために非常に重要で、後に施工するFRPやウレタン防水と密着しやすくなります。

ベランダの下地が完成したら防水施工へ

ベランダの下地が完成したら、次は防水施工に移ります。
ここでは、住宅でよく用いられるFRP防水とウレタン防水の手順を、それぞれ詳しく紹介します。

FRP防水の施工手順

FRP防水は、ポリエステル樹脂にガラス繊維を組み合わせた防水工法で、耐久性・耐水性ともに非常に高く、ベランダやバルコニーに多く使われます。

【FRP防水の流れ】

  1. 既存防水層の撤去・清掃:古い防水層やゴミ、油分をしっかり取り除きます。
    • 汚れが残っていると、次の工程で密着不良が起きるため入念な清掃が必須です。
  2. プライマー塗布:密着性を高める下塗り材を塗ります。
    • プライマーがしっかり塗れていないと、防水層が浮いてしまう可能性があります。
  3. ポリエステル樹脂を塗布:下地に均一に塗り広げます。
    • 塗りムラがあると仕上がりに差が出てしまいます。
  4. ガラスマットの敷設:FRPシートを敷き、さらに樹脂で覆います。
    • ガラスマットがシワにならないよう丁寧に貼り付けます。
  5. 再度ポリエステル樹脂を塗布し硬化:完全に固めて、防水層の強度を確保します。
    • 硬化には数時間から半日ほどかかることがあります。
  6. トップコート仕上げ:紫外線や摩耗から守る表面保護材を塗布します。
    • トップコートは耐候性を高め、防水層の寿命を延ばします。

FRP防水は、強度が高く歩行頻度が多い場所にも適しています。一方で硬化後の伸縮性が低いため、下地にひび割れがあると影響を受けやすい点には注意しましょう。

ウレタン防水の施工手順

ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を塗って防水層を形成する方法で、複雑な形状や狭いスペースにも対応しやすく、改修工事にも多く使われています。

【ウレタン防水の流れ】

  1. プライマー塗布:下地との密着性を高めるために塗布します。
    • FRPと同様に、密着不良を防ぐための重要な工程です。
  2. 下地補修:クラックや段差にコーキングやメッシュシートを使って処理します。
    • この補修が甘いと、施工後の膨れや剥がれの原因になります。
  3. ウレタン防水材の塗装(2回塗り):均一な厚みで塗り、2層構造で強度を確保します。
    • 一度で厚塗りすると垂れやムラの原因になるため、2回に分けて丁寧に塗布します。
  4. トップコート塗布:紫外線や摩耗から防水層を守ります。
    • ウレタン防水は紫外線に弱いため、トップコートは必須です。

ウレタン防水は伸縮性があるため、地震や温度変化による下地の動きに強く、長期間安定した防水性を保てます。
DIYでの補修にも選ばれることが多い工法です。

まとめ

ベランダの下地づくりから防水施工まで、一連の工程を丁寧に行うことが、長持ちする快適なベランダ空間の実現につながります。
梁・根太・合板による堅固な下地と、それに合ったFRPまたはウレタン防水の選択・施工がポイントです。
今後のメンテナンス性も考えた施工計画を立て、安全で心地よい空間づくりを目指しましょう。

番外編|ミラフォーム勾配タイプ『ミラスロープ』

軽量で施工しやすく、抜群の防水性と寸法安定性。
しかもすぐれた断熱性能で、バルコニー・フラットルーフに最適!!
施工例

  • ミラスロープは、防水下地兼用断熱材です。
  • 水勾配(1/50、1/100、1/200)に合わせた形状加工が出来ます。
  • 吸水性が少なく、軽量で現場加工も簡単、かつ面強度と寸法安定性を兼ね備えています。
  • 従来方法(木下地組みなど)に比べ精度の高い施工が容易に行えます。
  • 戸建住宅のバルコニーやフラットルーフの防水下地兼用断熱に最適です。

物性

※3秒間以内に炎が消えて残じんがなく燃焼限界線を超えて燃焼しないこと
項目条件単位物性値試験方法
M1F(1種b)
熱伝導率平均温度23℃W/m・K0.040JIS A 9511
密度kg/㎥20以上
曲げ強さ測定温度23℃N/c㎡20以上
圧縮強さ測定温度23℃
(圧縮歪10%)
N/c㎡16以上
燃焼性
透湿係数 25mm厚50%RHng/㎡・s・Pa145以下
吸水性測定温度23℃g/100c㎡0.01以下アルコール法
線膨張係数-30℃~+30℃ cm/cm℃×10-56~8ASTM D 696
熱変形温度80以下JSP法

規格寸法

※納期のご確認をお願いします。
寸法範囲

(単位:mm)
勾配ABC
1/2005
10
15
10
15
20
910×910
1/10020
25
30
35
40
30
35
40
45
50
1/5020
25
30
40
45
50

取扱注意事項

※使用するプライマー、防水材によりミラスロープが侵され、変形する可能性があります。必ず防水材メーカーの施工手順に従い施工をお願いします。

  1. 火気注意(溶接厳重注意)
    火気に接触すると燃えます。ミラフォームは燃えると黒煙を発生します。従って、輸送、保管、施工等に際しては火気に十分注意するとともに、適切に養生してください。特に溶接溶断を行う際は、溶接火花が当たらないように必ず養生してください。ミラフォームの酸素指数は26以上です。
  2. 紫外線注意
    直射日光に長時間曝すと徐々に表面から変色劣化し、接着不良、厚さの減少等の原因になりますので、保管に当たっては養生シートで覆い、施工後は速やかに仕上げを行って下さい。
  3. 有機溶剤注意
    アルコール系以外の有機溶剤、石油類には侵されますので、接着剤、塗料等の選択及び木造住宅での防腐・防蟻薬剤の選定及び使用方法については事前にそれらのメーカーにお問い合わせください。
  4. 高温注意
    使用温度は80℃以下です。80℃を越えると徐々に変形しはじめますので、高温での使用はさけてください。
  5. 割れ・踏み抜き注意
    局部圧縮や衝撃には弱く割れやすい材料です。下地のない箇所には乗らないでください。
  6. 強風注意
    軽量で取扱が容易な反面、風にあおられやすいので強風下での作業は注意してください。また、保管に当たっては飛散防止処置をしてください。

以上の注意事項に関しては、一般的取り扱いを対象としたものです。それ以外の使用に関してはお問い合わせください。

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