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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2017/01/24
外壁塗装は減価償却できる?経費処理のポイントと注意点をやさしく解説

外壁塗装をする際に、「この費用って経費にできるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
特に不動産を所有しているオーナー様や法人の場合、「外壁塗装は減価償却の対象になるか」が重要なポイントになります。
本記事では、「外壁塗装はいつ減価償却できるのか?」「修繕費との違いは?」「減価償却する場合の計算や注意点」などをわかりやすく解説します。

減価償却できるケースとできないケースがある

外壁

外壁塗装の費用は、すべてが減価償却できるわけではありません。
税法上、「資本的支出」と「修繕費」のどちらに該当するかによって処理方法が異なります。
まずは、その違いから確認しましょう。

資本的支出とは?|建物の価値や性能が「向上」する工事は減価償却が必要

資本的支出とは、次のような目的で支出された工事費用のことです。

  • 建物の耐久性・性能を向上させる工事

  • 外観や使い勝手を大幅に変えるリフォーム

  • エネルギー効率を改善する改修

このようなケースでは、一時的に経費とせず「資産」として処理し、複数年に分けて減価償却を行う必要があります。

具体例:減価償却の対象になる外壁塗装

  • 外壁のデザインを刷新し、見た目のグレードを上げた

  • 遮熱・断熱機能のある塗料に変更して、冷暖房効率が向上した

  • 防水性能を大幅に高める改修を行った

修繕費とは?|原状回復や維持管理が目的の塗装は一括経費にできる

一方、「元の状態に戻す」「通常のメンテナンス」として行う外壁塗装は、修繕費として一括で経費にできます。

具体例:修繕費になる外壁塗装

  • 経年劣化によるひび割れや剥がれの補修

  • 色は同じままの塗り替え(デザイン変更なし)

  • 目立った機能向上がない再塗装

注意: 同じ「外壁塗装」でも、その目的と内容によって税務上の扱いが変わるため、見積書の記載内容や工事仕様が非常に重要です。

減価償却の基礎知識|建物の使用期間に応じて費用を分割計上

減価償却とは、長期的に使える資産(建物や設備など)の購入や工事費用を、その資産の使用可能期間に応じて「毎年少しずつ費用化する」会計処理です。

減価償却の計算方法|取得価額×償却率×経過年数が基本式

外壁塗装が減価償却の対象になった場合、以下のように費用を計算します。

減価償却費 = 取得価額 × 償却率 × 経過年数

  • 取得価額:塗装費用の合計金額(足場代や材料費込み)

  • 償却率:資産の耐用年数に応じた定率(税法で定められている)

  • 経過年数:減価償却を開始してからの年数(年度単位)

例:100万円の外壁塗装で、耐用年数が10年の場合(定額法)

  • 毎年10万円ずつ費用として計上されます(100万円÷10年)

耐用年数はどこで決まる?|塗料の種類や施工内容によって変わるケースも

外壁塗装の耐用年数は、税法の耐用年数表と、実際の工事内容をもとに決まります。

  • 建物全体の耐用年数をもとにすることが一般的

  • 特殊な高耐候塗料(フッ素塗料など)を使った場合、耐用年数が延びると判断されることも

※実務上は10年〜15年で償却されることが多く、正確な設定は税理士や会計士に相談するのが確実です。

外壁塗装を減価償却にするか、修繕費にするかの判断ポイント

税務処理では、どちらに分類するかで税額が変わる可能性があります。どちらを選ぶべきかの判断基準を整理しておきましょう。

修繕費と減価償却、どちらが得?|税金・キャッシュフローへの影響を比較

比較項目修繕費減価償却
計上タイミング一括で当年度に経費計上複数年に分割
節税効果即時に税額が減る年ごとに分割で控除
申告の手間比較的簡単複雑で専門知識が必要
計上の要件維持・修理が目的性能・価値の向上が目的

どんな人に向いているか?

  • 一括経費で処理したい:個人事業主・小規模法人

  • 建物価値を上げたい:投資用不動産を持つ法人や長期保有予定の方

税務調査で否認されないために|証拠資料の整備が重要

減価償却と修繕費の判断があいまいな場合、税務署側で修正されることもあります。

対策ポイント:

  • 見積書や契約書に「目的」「施工内容」を明記しておく

  • 工事前後の写真を残しておく

  • 塗料のパンフレットや機能説明も保存する

こうした資料は、万が一税務調査が入ったときにも有効な「証拠」となります。

外壁塗装の減価償却を正確に処理するには?

税務処理や減価償却の考え方は、ある程度の会計知識がないと正確な判断が難しいのが現実です。
間違った処理をしてしまうと、後で修正申告が必要になったり、税務調査で否認されるリスクもあります。

減価償却処理を成功させる3つのポイント

  • 1. 専門家に相談する
    税理士や会計士に事前相談し、処理の方針を確認するのが安全です

  • 2. 「資本的支出」に該当するような内容は記録を残す
    工事の目的や改善点、塗料の性能などをしっかり説明できる資料を準備

  • 3. 必要に応じて法定耐用年数を調査する
    建物の構造種別や塗料の耐候性によって年数が変わるため、都度調査が必要です

【まとめ】外壁塗装の減価償却は正しい処理と判断で節税に

外壁塗装はただのメンテナンスではなく、「建物の価値を高める投資」にもなり得る工事です。
そのため、税務上の扱いによっては、減価償却の対象となり、長期的な節税効果を得られる可能性があります。

最後に押さえておきたいポイント

  • 外壁塗装が建物の価値・性能を高める内容なら、減価償却対象になる

  • 原状回復だけなら修繕費として一括経費処理も可能

  • 減価償却の計算は「取得価額×償却率×経過年数」が基本式

  • 耐用年数や処理方法は専門家の助言をもとに判断するのがベスト

経費処理をしっかり整えることで、建物の維持管理だけでなく、資産運用・節税対策にもつながります。
大切な財産を守るためにも、正しい知識と準備で外壁塗装を活用しましょう。

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