しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
外壁にひび割れや剥がれを見つけたら?自分でできる外壁修理方法と注意点

外壁は住まいの“顔”であり、雨風や紫外線から建物を守る重要なパーツです。
しかし、経年劣化や自然災害などの影響で、外壁にはひび割れや剥がれなどのトラブルが発生することもあります。
これらを放置してしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、建物の内部に水が浸入し、腐食やカビなどの深刻なダメージにつながりかねません。
そこでこの記事では、DIYでも対応できる外壁の修理方法をわかりやすく解説します。
パテ補修、コーキング補修、シーリング補修の違いや使い分けも紹介しているので、初めての方も安心して読める内容です。
目次
外壁補修には3つの基本的な方法がある|パテ・コーキング・シーリングの使い分けと特徴
外壁の補修方法には、「パテによる補修」「コーキング材を使った補修」「シーリング材を使った補修」の3つがあります。それぞれに適した用途や特徴があるため、まずは違いを理解することが大切です。
パテ補修
小さなひびや欠けの補修に向いている
パテは粘土のようなペースト状の補修材で、乾燥すると固まり、ひび割れや凹みを埋めるのに適しています。
特にモルタル外壁などにできた小規模なひび割れの補修に効果的です。
コーキング補修
外壁同士の隙間や継ぎ目を埋めて防水性を確保
コーキング材はゴムのように弾力があり、建物の揺れや収縮に対応しながら、隙間をしっかり密閉します。
外壁の目地や窓周りなど、構造上どうしても隙間ができる部分に使用されます。
シーリング補修
コーキングと同じ意味で使われることが多いが、施工目的によって呼び分けられることも
シーリング材は基本的にコーキングと同じ用途で使われます。
業界によっては「目地の封止=シーリング」、「ひび割れや隙間の充填=コーキング」と呼び分けられることもありますが、一般的には同じものと捉えて問題ありません。
パテを使った外壁補修の手順|ひび割れや小さな欠けに対する基本的なDIY方法
モルタル外壁やサイディングにできた細かいヒビには、パテによる補修が効果的です。
以下に、初心者でもできる補修手順を紹介します。
① 材料と道具を準備する
外壁用パテ
プライマー(下塗り剤)
サンドペーパー(#240〜#400)
ヘラやゴムベラ
塗装用ローラー or ハケ
屋外用のパテは防水性・耐候性があるものを選びましょう。
室内用パテでは耐久性が不足します。
② 補修部分の汚れや剥がれを取り除く
表面に汚れやカビ、古い塗膜などがあるとパテがうまく密着しません。
ワイヤーブラシやスクレーパーでしっかり除去しましょう。
③ プライマーを塗って密着性を高める
プライマーは塗料やパテの密着力を上げる重要な下地剤です。
ムラなく塗布し、しっかり乾かします(乾燥時間は製品による)。
④ パテを塗る
ヒビや欠けた部分にパテを盛り付け、ヘラで平らにならします。
深さがある場合は2回に分けて塗ると仕上がりがきれいです。
⑤ サンドペーパーで整える
完全に乾いたら、表面をサンドペーパーで滑らかに整えます。
これにより、補修箇所の凹凸が目立ちにくくなります。
⑥ 外壁用塗料で仕上げる
最後に、元の外壁色に近い塗料で上から塗装すれば、補修部分が自然に馴染みます。
コーキング材・シーリング材による補修方法
外壁の目地やサッシ周りなどに使われているコーキング材は、劣化するとヒビが入ったり剥がれたりします。
定期的なメンテナンスが必要です。
コーキング材の役割と劣化のリスク
防水性の確保:雨水の侵入を防ぐ
柔軟性による緩衝:地震や気温変化による膨張・収縮に対応
寿命は約5〜10年:紫外線や熱で徐々に劣化し、ひび割れや硬化が進む
補修手順(打ち替えの場合)
古いコーキングをカッターで除去
劣化部分をきれいに取り除くのがポイント。表面だけでなく奥の古い材も残さず撤去します。マスキングテープで養生
施工部分以外にコーキングがはみ出さないよう、上下にテープを貼っておきます。プライマーを塗布
新しいコーキング材を密着させるために必要です。コーキング材を充填
コーキングガンでしっかり注入し、ヘラでならして仕上げます。養生をはがす
乾ききる前にマスキングテープをゆっくり剥がすと、きれいなラインに。
外壁の補修を怠るとどうなる?ひび割れ放置による重大なリスクとは
小さなひび割れや隙間でも、放置することで大きなダメージにつながることがあります。
水が壁内部に浸入し、サイディングやモルタルの下地が腐る
木部の腐敗により白アリが発生し、構造が弱くなる
塗装だけでは修復できず、外壁材ごと張り替えが必要になることも
特に築10年以上経過している住宅や、地震・台風の後は、外壁に劣化がないかチェックすることが重要です。軽微なうちに補修すれば、費用も手間も最小限に抑えられます。
まとめ
外壁の劣化は自然と進行しますが、適切な補修を早期に行えば、大掛かりな工事を避けることができます。
この記事の要点まとめ
外壁補修には「パテ」「コーキング」「シーリング」の3つの方法がある
パテ補修は小さなヒビや欠けに向いており、DIY初心者でも取り組みやすい
コーキング・シーリングは防水性を高め、建物内部の腐食を防ぐ重要な工程
ひび割れや劣化は放置せず、定期的な点検と早めの補修が家を守るカギ
「最近、外壁にひびが…」「コーキングが剥がれてる気がする」そんなときは、ぜひ本記事を参考にご自身でチェック・補修をしてみてください。
もちろん不安がある場合は、専門業者に相談するのも一つの選択です。