しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
外壁はここまで進化した! デザイン・性能・耐久性が向上した最新トレンドとは?

「外壁はただの家の“顔”」だと思っていませんか?
実は近年、外壁材や塗料、構造そのものが目覚ましく進化しており、耐久性・断熱性・美観・メンテナンス性において、私たちの暮らしをより快適に、そして経済的に支えてくれる存在となっています。
本記事では、サイディング、塗料、構造、外壁材といった各分野での進化について、わかりやすく丁寧に解説します。これからリフォームや新築を考えている方にとって、「知って得する外壁の進化」の全貌をお伝えします。
目次
まずはここから!外壁の種類と基本性能
住宅の外壁は、雨風・紫外線・気温の変化といった自然環境から家を守る重要な要素です。
従来の外壁では、10年に一度の塗り替えが当たり前という時代もありましたが、今は違います。
現代の外壁が持つ主な性能
高耐久性(劣化しにくい)
断熱・遮熱性能(冷暖房効率UP)
防音・防火性
メンテナンスの手間軽減
デザインの自由度の高さ
これらの性能を可能にしたのが、次の各分野における「進化」です。
サイディングの進化:美しさと耐久性が両立する時代へ
サイディングとは、パネル状の外壁材を貼り合わせる工法で、日本の戸建住宅で広く使用されています。
ここ10年でのサイディングの進化は目覚ましく、「メンテナンスが楽で長持ち」な素材へと変貌しています。
耐久性が格段にアップ
窯業系サイディング・金属系サイディングの寿命は、従来の20年程度から30年近くまで伸びるものも登場。
塗り替えの頻度が減るため、長期的なコストを大幅にカットできます。
デザインのバリエーションが豊富に
「木目調」「石材調」「モダン系」「和風」など、多様なデザインが揃っており、デザイン性と個性の両立が可能になっています。
シーリング(コーキング)不要の商品も登場
これまでのサイディングでは、パネルの継ぎ目を埋めるシーリング材の劣化が問題でしたが、最近は目地のないタイプやシーリングレス工法も普及しており、メンテナンスの大きな手間が削減されています。
塗料の進化:高機能・多機能で暮らしを守る“外壁の盾”
外壁塗装に使用する塗料も、大きな進化を遂げています。
特に注目されているのが以下のタイプです。
高機能塗料の登場
ラジカル制御型塗料
紫外線による劣化因子“ラジカル”の発生を抑える技術で、耐久年数はシリコン塗料より上。
フッ素塗料
約15〜20年の耐久性を持ち、メンテナンス周期を大幅に延ばします。
断熱・遮熱塗料
外部の熱を遮断し、室内温度の上昇を防ぎます。夏場の冷房効率UPに効果絶大。
ナノテクノロジー塗料
超微粒子が汚れを弾き、セルフクリーニング効果で外観を長期間維持。
“付加価値”がすごい!
低汚染性(雨で汚れが落ちる)
防カビ・防藻性
防火性空気浄化性能(光触媒塗料など)
外壁塗装は見た目だけでなく、「家そのものを守る」ための防御機能を果たすようになっています。
外壁材の進化:寿命が延びてメンテナンスがラクに
外壁材は、サイディング以外にも様々な進化を遂げています。
窯業系サイディング・金属サイディング
最近では30年近い耐用年数を持つ商品も登場。耐熱性・耐水性・耐衝撃性にも優れており、凍害にも強いものが多く、寒冷地でも安心です。
タイル外壁の人気上昇
タイルは「劣化しにくく」「変色しにくく」「耐久性が高い」ことから、高級住宅を中心に選ばれています。
シーリングの使用量が少ないため、メンテナンス頻度が激減し、トータルコストではお得になることも。
構造の進化:デザイン自由度と強度の両立へ
近年の住宅は、見た目の美しさや開放感を大事にしながら、地震や台風に強い構造設計が主流となっています。
部位ごとに最適な軸組を配置
最新の住宅では、構造的に重要な部分に太さや厚みの違う構造材を使い分け、強度を保ちながら自由なデザインを実現しています。
大開口や大空間の設計も可能に
進化した構造技術により、壁を抜いた開放的なリビングや、大きな窓を採用した外観デザインも安全に実現できるようになりました。
進化した外壁がもたらす「5つのメリット」
メンテナンスコストの大幅削減
長持ちする塗料やサイディング材により、塗り替え回数が激減。
美観の持続
汚れにくく色あせしにくい塗料で、長期間きれいな外観をキープ。
断熱・遮熱性能の向上
光熱費の節約に直結。夏も冬も快適な室内環境に。
暮らしの安心感
防火・防カビ・防音など、住まいの安全性が一段と高まる。
資産価値の向上
長寿命な外壁材・塗料の導入で、将来の売却時にも高評価が得られる。
外壁の進化はこれからも止まらない!
私たちが住む住宅は、外壁によって守られ、美しさを保たれています。サイディング、塗料、構造、外壁材…どの分野も技術革新が進み、今や住宅の外壁は「進化する装甲」のような存在に。
リフォームや新築を考える際には、こうした進化を踏まえた選択がコストパフォーマンスにもつながります。
「外壁の進化」を味方に、賢く快適な暮らしを手に入れよう
進化した外壁をうまく取り入れることで、住まいは「守る」だけでなく「魅せる」空間へと変化します。
耐久性・断熱性・メンテナンス性が大幅向上
デザインの選択肢も豊富に
長期的なコスト削減と快適な暮らしを実現
家は、10年20年と一緒に過ごす大切な空間。外壁選びにも、未来を見据えた視点を持つことで、より安心・安全な暮らしが叶います。
日本の塗装の歴史について
実は日本の塗装の歴史ってすごく長いことはご存知ですか?
今では当たり前の外壁塗装も昔ではなかったようです。
なぜ建物の外壁塗装がされるようになり、またいろいろな外壁塗装の技術が出てきたのでしょうか?
今回はその外壁塗装の歴史について紹介します。
日本の塗装は工芸品から
そもそも塗装という考えは建物が初めではありませんでした。
初め塗装の発進となったのは仏教と同時期に伝えられた「漆」です。
漆が伝えられて以来日本の工芸品には漆が使われるようになり、工芸品に漆を塗ることによって徐々に「塗装」という考えが広まっていきました。
ではこの頃から建物の塗装があったのでしょうか?
建物の塗装がされ始めたのは、漆の塗装が広まったもっと後です。
日本で外壁に初めて塗装がされたのは、日米和親条約を締結した建物だと言われています。
日米和親条約は1854年3月31日なので、外壁塗装は約170年の歴史があるということです。
漆の塗装は仏教と同時期でもっと古いのに、外壁塗装は江戸時代の後期にされ始めたのでしょうか?
それは、昔の家の構造と家を建てる土地に関係があります。
日本の気候は温暖湿地帯で、床が高くて風通しが良く、屋根も軒先よりも長くて直接雨がかからない構造が最適で、外壁は土壁や草壁、板壁の方が通気性が良くて快適に生活できるとされていました。
家自体の寿命もその方が50年も100年も保つと言われていたほど、木造軸組の工法の家が日本の風土に合っていたのです。
しかし、風土に適していてもそれを実現できる土地が買えるほど、お金が十分にありませんでした。
農家や地主のように大きな土地に家を建てるのであれば可能ですが、一般庶民が家を持とうとすると大きな土地を買えることができないので、必然的に小さな土地に家を建てるという結論になってしまいます。
小さな土地に家を建てる場合、外壁に雨がかからないように屋根の軒先を長くしようとすると隣の家の屋根にぶつかってしまいます。
そうなると、軒先の長さが十分に取れず外壁に雨がかかり、土壁の場合だと崩れて大変なことになります。
また土壁だと工事に時間と手間が膨大にかかってしまうことから、モルタル壁やパネル式の壁に変わっていったのです。
そして、明治時代に作られた公明社『日本ペイントの前身』という会社によって塗料の国産化が行われて、日本に外壁塗装と塗料が一気に広まっていきました。
進化してきた外壁材
そのおかげで、今のようなモルタルやサイディングが登場し、また低汚染、防カビ、断熱、防火などの塗料の付加価値が増えてきています。
以上のように外壁塗装は長い時間をかけて今のように発展し、私たちの生活を支えてくれています。
私たちの生活や日本の気候は常に変化が起こっているので、今後もさらなる発展が行われることでしょう。