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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2016/12/03
外壁をツートンカラーでおしゃれに仕上げる配色の法則とポイント

家の外観に個性を出したい、メリハリのあるデザインにしたいという方に人気なのが「ツートンカラー」の外壁デザインです。
しかし、2色の組み合わせ次第では、まとまりがなくバランスを欠いた印象になることも。
この記事では、外壁をおしゃれなツートンカラーに仕上げるための配色の法則、色の選び方や比率、視覚効果まで詳しく解説します。
これから塗り替えや新築を考えている方はぜひ参考にしてください。

ツートンカラー外壁とは?|色の違いで立体感と個性を演出できる外観デザイン

建物をツートンカラーで塗る時には下の方が濃い色で上の方を明るい色にすることで安定して見えます

外壁のツートンカラーとは、2つの異なる色を組み合わせて外壁を塗装するデザイン方法です。
上下や左右で色を分けることで、家全体の印象にメリハリが生まれ、立体感や奥行きを演出することができます。
モダンな住宅からナチュラルな雰囲気まで、さまざまなテイストに応用できるのが魅力です。

また、ツートンにすることで、建物が単調にならず、周囲の住宅との差別化にもつながります。
最近では、建売住宅でもツートンカラーが多く採用されているほど、人気のあるデザインです。

ツートンカラー配色の基本法則|色選びに迷わないためのポイント

ツートンカラーで失敗しないためには、色の組み合わせに一定の法則をもたせることが大切です。
ここでは代表的な配色ルールをご紹介します。

コントラストを意識する:はっきりした差で印象を引き締める

ツートンカラーの基本は、2色の差をはっきり出すこと。
例えば、白とネイビー、ベージュとブラウンなど、明度・彩度に差がある色同士は外観にメリハリを与えてくれます。
逆に、色の差が小さいとぼんやりとした印象になりやすく、まとまりを欠いてしまうことも。強弱を意識することが大切です。

同系色でまとめる:統一感を出したい人におすすめ

ナチュラルな印象や落ち着いた雰囲気を出したい場合は、同じ色味の明暗で組み合わせるのがおすすめです。
たとえば、アイボリー×ブラウン、ライトグレー×チャコールグレーなどが代表的なパターンです。

色のバリエーションは控えめでも、素材感や質感の違いを組み合わせると、おしゃれさが際立ちます。

ツートンカラーの配色比率|黄金比でバランスよく見せる方法

2色の配分にも注意が必要です。
どちらの色をどれだけ使うかによって、家の印象が大きく変わります。

2色配色の場合の比率:ベースカラー70%、アソートカラー30%が基本

  • ベースカラー:70%程度使用。家全体のイメージを左右する主役の色。
  • アソートカラー:30%程度使用。アクセントとなる色で、デザインを引き締める役割。

この黄金比率に従うと、色のバランスがとりやすく、誰でもセンスよく仕上げられます。

3色配色の法則:アクセントカラーは5%以下に抑えるのがコツ

  • ベースカラー:70%
  • アソートカラー:25%
  • アクセントカラー:5%

雨樋や破風板、窓枠、玄関ドアなどにアクセントカラーを使うことで、全体が引き締まり、個性も演出できます。
アクセントは控えめにすることで、主張しすぎずバランスがとれます。

色の組み合わせの基本パターンについて

建物をツートンカラーで塗る時には下の方が濃い色で上の方を明るい色にすることで安定して見えます。
現在の新築にも、この使われ方が多いです。
他にも、アクセントカラーを取り入れた住宅も増えています。
ご近所で新築があったときには、色のバランスの取り方を確認しておくことで業者との話がスムーズに行くので、好きな色遣いをまとめておくことをおススメします。
また色の組み合わせには基本パターンがあり、同系配色・類似配色・反対配色・同一トーンがあります。

同系配色について

同系配色は同じ色の明度と彩度の違う色を組み合わせる方法です
同系配色は同じ色の明度と彩度の違う色を組み合わせる方法です

同系配色は同じ色の明度と彩度の違う色を組み合わせる方法です。
同じような色を使うため、まとめやすいと言う利点があります。
同系配色が使われている住宅は近くにありませんか?同系なため違和感なく見えます。

類似配色について

類似配色は同系配色とは異なり赤、ピンクといった類似した色を使うことです
類似配色は同系配色とは異なり赤、ピンクといった類似した色を使うことです

類似配色は同系配色とは異なり赤、ピンクといった類似した色を使うことです。色相環で言うと2つ隣までの色でまとめる方法です。
色同士がぶつかり合うことがないため比較的失敗しにくい色遣いです。

反対配色について

反対配色は色相環が反対にある色でまとめます
反対配色は色相環が反対にある色でまとめます

反対配色は色相環が反対にある色でまとめます。
そのため非常にセンスが問われる色遣いになります。
住宅に使うにはやや難しい色遣いかもしれません。

同一トーンについて

最後に同一トーン配色です。
同じトーンの色でまとめるため、失敗しにくいと言えるでしょう。
ただ、おとなしい印象を与えることもあるという事を覚えておきましょう。

色の配置ルール|上下配色と左右配色で変わる印象の違い

どこにどの色を使うかで、見た目の印象が大きく変わります。
上下配色、左右配色などのバリエーションと、錯視効果も合わせて知っておきましょう。

暗い色を下に、明るい色を上に:安定感と広がりを演出

視覚効果として、暗い色を下に配置し、明るい色を上にすることで、家がどっしりと安定しつつ、上方向に広がりのある印象になります。
重心が下にくることで落ち着いたデザインになるのが特徴です。

明るい色を下に、暗い色を上に:シャープで背の高い印象に

反対に、明るい色を下に、暗い色を上にすると、家全体が引き締まり、スマートな印象を与えます。
縦のラインが強調されるため、スリムでスタイリッシュなデザインにしたい方におすすめです。

視覚効果を活かす色の選び方|家を大きく見せる・引き締めて見せるテクニック

ツートンカラーを上手に使えば、家を実際より大きく、または小さく引き締めて見せることが可能です。

膨張色と収縮色の違いを知ろう

  • 膨張色(白・アイボリー・薄いベージュなど):視覚的に広がって見えるため、家を大きく見せたいときに有効。
  • 収縮色(黒・ネイビー・チャコールグレーなど):視覚的に引き締まって見えるため、スタイリッシュでコンパクトな印象を与える。

これらを組み合わせることで、外観に深みを出し、理想の印象に近づけることができます。

まとめ|ツートンカラーの配色法則を知って、理想の外観に近づけよう

ツートンカラーの外壁デザインは、色の選び方・配置・比率を工夫するだけで、大きく印象が変わります。
今回紹介した配色の法則をもとに、自分らしいセンスのある外観をつくってみましょう。

不安がある場合は、カラーシミュレーションを活用したり、プロのアドバイスを受けるのも効果的。
外壁塗装や新築を検討中の方は、ぜひツートンカラーにチャレンジして、理想の家づくりを楽しんでください。

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