しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
【完全版】ALC外壁の塗り替えガイド|手順・費用・注意点までまるっと解説!

ALC(軽量気泡コンクリート)外壁は、軽量で断熱性や耐火性に優れた人気の外壁材です。
しかし、表面は防水性に乏しく、塗装によるメンテナンスが欠かせない素材でもあります。
この記事では、ALC外壁の塗り替えを検討している方に向けて、
●塗り替えの正しい手順
●適した塗料と下地処理
●費用相場や塗装時の注意点
●劣化症状の見分け方
などをわかりやすく解説します。
目次
ALC外壁とは?特徴と塗装が必要な理由
ALC(Autoclaved Lightweight Concrete)は、セメントに発泡剤を混ぜて作る軽量のコンクリートパネルです。
ALCの主な特徴
●断熱性・遮音性が高い
●耐火性に優れている
●軽量なので耐震性も高い
●現場施工ではなく、工場で製造されるパネル型
なぜ塗装が必要?
ALC自体には防水性がないため、表面の塗膜が雨水から建物を守る防水バリアになります。
劣化を放置すると、雨水が浸透してクラックや内部の腐食・漏水の原因に。
ALC外壁の劣化症状と塗り替えサイン
主な劣化症状
●チョーキング(白い粉が手につく)
●クラック(ひび割れ)
●塗膜の剥がれ・膨れ
●シーリングの割れ・硬化
●汚れ・コケ・藻の付着
これらの症状が見られたら、塗り替えのタイミングと考えてよいでしょう。
塗り替えの目安時期
●新築から10〜15年程度
●前回塗装から10年程度
ALC外壁の塗り替え手順【全工程解説】
ALC外壁の塗り替えは、高圧洗浄 → 下地補修 → 下塗り → 上塗りの順で進みます。
① 高圧洗浄
●外壁に付着した汚れ・ホコリ・藻・カビを水圧で除去
●旧塗膜の劣化部分もできるだけ落とす
●洗浄後は1日以上の乾燥期間を確保
② 下地補修(重要工程)
●クラック(ひび割れ)の補修
●パネルの欠け・浮きの補修
劣化したシーリング材の打ち替えまたは打ち増し
③ 養生
●窓・床・設備機器などをビニールで保護
●塗料の飛散や汚れ防止のための基本作業
④ 下塗り(プライマー)
●微弾性フィラーやカチオン系シーラーを使用
●ALCの吸水性に対応し、塗料の密着性を高める
⑤ 中塗り・上塗り
●シリコン・フッ素・ラジカル制御型などの上塗り塗料を2〜3回重ね塗り
●均一に厚みを持たせて、美観と防水性を両立
ALCに適した塗料と下塗り材の選び方
下塗り材
種類 | 特徴 |
微弾性フィラー | クラックを埋める柔軟性と密着性が高い |
カチオン系シーラー | 吸水性のある基材に強い接着力 |
上塗り材(おすすめ順)
●ラジカル制御型塗料:紫外線に強く耐候性◎、コスパも高い
●フッ素塗料:高耐久、長寿命、費用はやや高め
●シリコン塗料:標準的で人気のバランス型塗料
塗装時の注意点と施工基準
適切な気温・湿度条件
●気温5℃以上、湿度85%未満の環境で施工
●雨天・強風・霜・雪がある場合は避ける
施工上の注意点
●規定の塗布量を守る(薄塗り・厚塗りはNG)
●乾燥・硬化時間をしっかり確保
●クラックを放置せず丁寧に補修
●ALC専用の施工知識がある職人に依頼する
塗り替えに必要なシーリング工事の重要性
ALCパネルは目地が多く、シーリング材が構造上非常に重要です。
主な施工方法
工法 | 内容 |
打ち替え | 既存のシーリング材を撤去して新しく充填 |
打ち増し | 既存の上から増し打ち(軽度な劣化時のみ) |
※耐久性・防水性を考えると、基本は「打ち替え」推奨。
使用するシーリング材
●変成シリコン・ウレタン系が主流
●外壁塗装との密着性が高い材料を選ぶ
ALC外壁の塗り替え費用相場と内訳
ALC外壁の塗装は通常のサイディングより工程が多く、費用もやや高めになります。
費用相場(30坪の場合)
内容 | 費用目安 |
足場設置 | 15〜20万円 |
高圧洗浄・養生 | 5万円前後 |
下地補修・シーリング | 10〜20万円 |
塗装工事 | 30〜50万円 |
合計 | 約60〜100万円程度 |
よくある失敗と後悔しないポイント
失敗例
●塗料が合っておらず早期に剥がれた
●クラックを放置して内部腐食した
●シーリング工事をケチって雨漏りした
●色の選び方に失敗してイメージと違った
後悔しないために
●事前の現地調査と写真撮影をしてもらう
●見積もりに「下地補修」「シーリング」が含まれているか確認
●カラーシミュレーションで色味を確認
●ALCの実績が豊富な業者に依頼する
信頼できる塗装業者の選び方
チェックポイント
●ALC外壁の施工実績がある
●無料診断・写真付き報告書がある
●使用する塗料と工法が明記された見積もり
●保証制度がある(施工・塗料)
●自社施工 or 一括管理されている
まとめ:正しい塗り替えでALCを長持ちさせる
この記事のまとめ
●ALC外壁は定期的な塗装が必須。10〜15年が目安
●塗装工程には「下地補修」「シーリング工事」が重要
●塗料はラジカル制御型やフッ素が耐久性に優れる
●DIYは難易度が高く、プロの施工が基本
●見積もり・診断・実績から信頼できる業者を選ぶことが成功のカギ
ALC外壁の塗り替えは、建物の寿命を大きく左右するメンテナンスです。
正しい手順・知識・業者選びを意識して、安心・快適な住まいを長く保ちましょう。