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SHIROKUMA COLUMN

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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2016/11/13
【完全ガイド】セメントサイロの塗装工事|錆止めから上塗りまでの工程・費用・注意点を徹底解説

セメントサイロの塗装工事は、見た目の美しさを保つだけでなく、構造物の長寿命化・安全性の維持に不可欠な作業です。
サイロはその構造上「鋼構造物(こうこうぞうぶつ)」に分類され、定期的な防錆対策が必要です。塗装が劣化すると、錆の発生→腐食→耐震性低下や漏洩リスクの増加につながる恐れもあります。

この記事では、

●サイロ塗装の必要性と塗装の工程
●使用される塗料の種類や特徴
●高所作業車による塗装のメリット
●費用相場や安全対策

などを、塗装業者・プラント関係者・工場担当者向けにわかりやすくまとめました。

セメントサイロとは?構造と劣化リスク

サイロの概要

セメントサイロは、主に建設現場やプラントで使用される粉体(セメント、石灰、フライアッシュ等)を一時保管・供給するための円筒形の貯蔵タンクです。

鋼構造物としての特徴

●主に鉄鋼材で構成
●高さがあり、屋外設置が基本
●風雨や紫外線に常時さらされる
●塗膜が劣化すると錆が進行しやすい

なぜ塗装が必要なのか?防錆の重要性

鉄=錆びやすい素材

鉄は空気や水に触れると**酸化(錆び)**を起こしやすく、放置すると表面だけでなく構造内部まで腐食が進行します。

塗装の役割は「バリア」

●塗装は錆から鉄を守るコーティング層
●厚い塗膜ほど、防錆性能が高く長持ち
●メンテナンス周期を延ばし、長期コストを削減できる

塗装せずに放置すると…

●表面に錆が浮き出る
●最終的に穴あき・漏洩・倒壊リスク
●労働安全衛生法に基づく是正命令の対象にもなる

セメントサイロ塗装の基本工程【3回塗り】

サイロ塗装は一般住宅の外壁塗装とは異なり、工業用の防錆塗装仕様(JISやNEXCO基準等)が求められます。

① 下地処理(ケレン)

●電動工具+手工具で錆・旧塗膜を除去
●劣化状況によっては全面ケレン(グラインダーケレン)が必要

② 錆止め塗料(下塗り)

●エポキシ樹脂系の防錆プライマーを塗布
●厚塗り対応、密着性と防食性を重視

③ 中塗り

●中塗り専用塗料または上塗りと同種の塗料
●塗膜の厚みを確保し、保護力を強化

 ④ 上塗り

●耐候性、耐薬品性、防汚性を重視した特殊塗料を塗布
●UV対策が必要なため、ポリウレタンやフッ素系などが使用されることも

使用する塗料の種類と特徴(防錆仕様)

錆止め(下塗り)

●変性エポキシ系プライマー
●無機ジンクリッチプライマー(重防食向け)

中・上塗り材

塗料種類特徴
ポリウレタン塗料耐久性・柔軟性◎、やや紫外線に弱い
シリコン塗料耐候性が高く、コストとのバランスが良い
フッ素樹脂塗料長寿命・高価。公共工事や重防食向け

足場不要?高所作業車による塗装の現場とは

高所作業車を使うメリット

●足場設置費用が不要(工期・費用削減)
●サイロのような高くて狭い構造物に適している
●短期間施工が可能

使用時の注意点

●作業車の安定性を確保(地盤・傾き)
●作業員のフルハーネス型墜落制止器具の着用義務
●防毒マスク・換気設備が必要(塗料成分により)

塗装前の下地処理(ケレン)の重要性

サビが残ったまま塗装しても、すぐに剥がれたり再び腐食が進行します。
そのため「下地処理=塗装の寿命を左右する最重要工程」です。

ケレン等級(日本工業規格)

●ST-1:手工具ケレン(軽度)
●ST-2:電動工具+手工具(中程度)
●ST-3〜4:全面ケレン・ブラスト処理(重度)

塗装作業中の安全対策と法令順守

主な安全対策

●有機溶剤中毒防止対策(マスク・換気・作業時間制限)
●高所作業時の墜落防止措置(ハーネス・安全帯)
●作業指揮者の配置、安全作業計画書の作成

関連する法律・規定

●労働安全衛生法
●高所作業車運転技能講習修了者の配置
●塗装作業に関するJIS K 5674等の規定に準拠

セメントサイロ塗装の費用相場と内訳

費用は高さ・直径・面積・足場の有無・下地状態・塗料種類によって変動します。

費用目安

項目費用
下地処理・ケレン1,000〜2,000円/㎡
錆止め塗装1,200〜1,800円/㎡
中塗り・上塗り2,500〜3,500円/㎡
高所作業車5万〜15万円/日(機種と日数による)
足場設置(必要な場合)80万〜150万円前後(構造による)

トータル費用目安

●直径3m×高さ12mのサイロ1基
→ 150万〜250万円程度

公共工事・民間工事の違いと対応の注意点

公共工事の場合

●入札形式で契約
●国交省や自治体の基準に準拠(NEXCO、JIS規定等)
●書類作成・品質試験・施工管理が厳格

民間工事の場合

●コスト重視・納期短縮が求められるケースも
●現場条件に応じて高所作業車やドローン点検など柔軟に対応

まとめ|サイロの劣化を防ぎ、長寿命化するために

この記事のまとめ

●セメントサイロは錆びやすく、定期的な塗装が不可欠
●下地処理(ケレン)と防錆塗料の選定が寿命を左右する
●高所作業車による施工は、足場より安く短期間で済むことも
●公共・民間で対応や基準が異なるため、業者選びが重要
●安全対策と法令順守を徹底し、事故ゼロの施工を

セメントサイロの塗装は単なる見た目のメンテナンスではなく、工場全体の安全と効率を守る重要な防錆工事です。定期的な塗装で資産価値を保ち、事故やトラブルを未然に防ぎましょう。

 

 

施工前

配管部分に赤さびが見られます。赤さびは金属を腐食させるので適切な処理と塗装をしなければなりません。
配管部分に赤さびが見られます。赤さびは金属を腐食させるので適切な処理と塗装をしなければなりません。
・遠目からでもわかるサビの発生です・近くから見ると配管の赤さびが目立ちます・全体的な色あせが見られます。 ・拡大すると色あせや部分的なさびの発生がわかります。
状況について・遠目からでもわかるサビの発生です・近くから見ると配管の赤さびが目立ちます・全体的な色あせが見られます・拡大すると色あせや部分的なさびの発生がわかります。

下地調整『ケレン状況』

サビの程度によってケレンの道具を変えていきます。手でサビを落とす場合と機械で落とす場合があります。
サビの程度によってケレンの道具を変えていきます。手でサビを落とす場合と機械で落とす場合があります。
・電動工具でさびの除去をしています・ケレン後の鉄部です・歩行面も電動工具でケレンをします
写真の内容:電動工具でさびの除去をしています・ケレン後の鉄部です・歩行面も電動工具でケレンをします

 

下地処理『ケレン→高圧洗浄作業』

今回の現場は手工具と電動工具にてケレン作業をしました。その後塗装部分の汚れを高圧洗浄で一気に落としていきます。
今回の現場は手工具と電動工具にてケレン作業をしました。その後塗装部分の汚れを高圧洗浄で一気に落としていきます。
写真内容:手工具でケレンをしています・高圧洗浄しながら汚れやごみを落としています・電動工具でケレンをしています・高圧洗浄をしています
写真内容:手工具でケレンをしています・高圧洗浄しながら汚れやごみを落としています・電動工具でケレンをしています・高圧洗浄をしています

下塗り作業状況

プラントのほどんどが鉄なので、天敵のサビを止める為にサビ止めを塗装しました。写真内容:・ローラーで下塗りをしています・下塗り完了後になります
プラントのほどんどが鉄なので、天敵のサビを止める為にサビ止めを塗装しました。写真内容:・ローラーで下塗りをしています・下塗り完了後になります

中塗り作業状況

下塗り後乾燥時間を取ってから、中塗りをします。決められた塗布量を守らなければなりません。写真内容:・中塗り前になります・ローラーにて中塗り作業中です
下塗り後乾燥時間を取ってから、中塗りをします。決められた塗布量を守らなければなりません。写真内容:・中塗り前になります・ローラーにて中塗り作業中です

上塗り作業状況

上塗り作業状況:中塗りと上塗りは同じ塗料なので塗り忘れ等がないように注意しながら塗装をしなければなりません
上塗り作業状況:中塗りと上塗りは同じ塗料なので塗り忘れ等がないように注意しながら塗装をしなければなりません
上塗り作業のようすです
上塗り作業のようすです
ローラと刷毛を使い仕上げていきます。
ローラと刷毛を使い仕上げていきます。
上塗り施工完了のようすです。この後母児の塗装などを行っていきます
上塗り施工完了のようすです。この後文字の塗装などを行っていきます

文字塗装作業状況

⑦文字塗装作業状況 ・養生をしてから文字を書きます ・文字を書いた後です。
文字塗装作業状況:養生をしてから文字を書きます・文字を書いた後です。

作業完了

作業完了:・文字塗装後・文字塗装後に拡大して撮影しました。・細い文字も養生して書きます。・塗装完了後のプラントになります
作業完了:・文字塗装後・文字塗装後に拡大して撮影しました。・細い文字も養生して書きます。・塗装完了後のプラントになります
施工完了です。きれいに仕上がり、お客様ににも大変喜んでいただきました。
施工完了です。きれいに仕上がり、お客様ににも大変喜んでいただきました。
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