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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2016/10/14
天窓の耐用年数と交換のタイミングとは?雨漏りリスクとメンテナンス知識

天窓(トップライト)は、自然光をたっぷり取り入れ、室内を明るく心地よい空間にしてくれる人気のアイテムです。しかしその一方で、「雨漏りが不安」「いつ交換すればいいのかわからない」といった不安の声も多く聞かれます。天窓は屋根に穴を開けて設置するという構造上、一般の窓よりも劣化リスクが高く、適切な時期での点検・交換が不可欠です。

この記事では、以下のような疑問にお答えします

  • 天窓の耐用年数ってどれくらい?

  • 交換のサインや時期は?

  • 雨漏りしやすいって本当?

  • 天窓のメンテナンス方法は?

屋根リフォームや天窓交換を検討中の方は、ぜひ最後までお読みください。

天窓の耐用年数は20〜30年が目安

天窓の耐用年数は、設置環境や製品の種類によって異なりますが、一般的には20〜30年程度が目安とされています。

耐用年数に影響する主な要素

要因内容
素材窓ガラスの仕様やサッシの材質によって劣化スピードが異なる
設置環境雨風が強い地域や海に近い地域では劣化が早い傾向
日射の影響紫外線によりパッキンや樹脂部品が劣化しやすい
メンテナンス頻度定期的に点検や清掃をしていないと寿命が縮む可能性あり

築20年以上経っているなら交換を検討すべき理由

築20年を超えている住宅の天窓は、目に見える劣化がなくても内部の部品や防水シートが劣化している可能性が高いです。

特に多いのが以下のような症状です

  • パッキン(ゴム)が硬化・縮んでいる

  • 枠まわりのシーリング材が剥がれている

  • 固定用のビスや釘が緩んでいる

  • 枠やガラスに隙間ができて雨漏りする

放っておくと、天井や壁への水染み・カビ・下地材の腐食など、住宅全体への被害が広がるリスクがあります。

天窓からの雨漏りが多いのはなぜ?

天窓が雨漏りしやすいと言われるのには、構造的な理由があります。

雨漏りが起こりやすい理由

  • 天窓は屋根に穴を開けて設置するため、他の部分より水の侵入リスクが高い

  • 屋根の勾配によっては水が流れにくく、天窓の周囲に水が溜まりやすい

  • 経年劣化で防水層やシール材の効果が薄れると、そこから浸水する

雨漏りの具体的な原因

原因内容
パッキンの劣化硬化・収縮により隙間ができる
釘やビスの緩み振動や経年で緩み、雨水が侵入
シーリングの劣化紫外線や熱で剥がれやすくなる
枠のひび割れサッシやガラスの歪みが発生することも

天窓の交換タイミングと判断基準

「まだ壊れてないから大丈夫」と思っていても、見えない部分の劣化が進んでいることも。以下のタイミングで交換を検討しましょう。

交換タイミングの目安

  • 築20〜30年を経過している

  • 天窓まわりに水染み・カビがある

  • 雨の日に天窓からポタポタ音がする

  • ガラス面が割れている・曇っている

  • 換気機能や開閉がスムーズに動かない

特に、屋根のリフォームや塗装のタイミングと一緒に交換するのが効率的かつ経済的です。

天窓のメンテナンスと点検頻度

長く快適に使うためには、10年に1度は点検・メンテナンスを行うことが理想です。

メンテナンスのポイント

項目内容
パッキンの状態確認ゴムの硬化・縮みがないか
ネジや釘の緩み固定部がガタついていないか
シーリングの補修割れ・剥がれを定期的に補修
ガラス面の掃除砂埃・花粉・鳥のフンなどが付着しないように清掃
室内からの点検雨漏り跡・染みがないかチェック

※点検はDIYでも可能ですが、高所作業が必要な場合や異常があった場合は、必ず専門業者に依頼しましょう。

天窓の交換方法と使われる部材

交換に使われる代表的な部材・キット

  • 天窓交換用防水シート:既存の屋根構造にフィットし、水の侵入を防止

  • 天窓交換用見切り材:開口部まわりの仕上げに使用される部材

  • 天窓本体:サイズ・開閉方式(手動/電動)・ガラス仕様に応じて選択

交換作業は「推奨工事店」に依頼を

天窓の交換には、屋根の構造・防水・断熱の知識が求められるため、VELUX(ベルックス)などの天窓メーカーが認定する工事店に相談するのが安心です。

天窓の交換費用と工期の目安

費用の目安(標準サイズ天窓)

工事項目費用相場
天窓本体約8万〜15万円
交換工事費約10万〜20万円
合計費用約18万〜35万円前後

※屋根材の種類や設置位置により前後します。

工期の目安

  • 通常の交換:1〜2日程度

  • 屋根修理と併用する場合:3日〜1週間程度

まとめ|天窓は20年を目安に点検・交換を検討しよう!

天窓は、明るく開放的な住まいを実現する便利な設備ですが、屋根という過酷な場所にあるため、劣化のリスクも高いです。

本記事のまとめポイント

  • 天窓の耐用年数は20〜30年が目安

  • 10年ごとの点検で劣化を早期発見

  • 雨漏りのリスクを防ぐためには早めの交換が重要

  • 交換は屋根リフォームと同時がおすすめ

  • 高所作業を伴うため、専門業者に依頼を

大切な住まいを長く守るためにも、天窓の点検・交換スケジュールを立てておくことをおすすめします。

番外編|天窓のコーキング打ち替え事例

天窓のまわりには、雨水の侵入を防ぐためにコーキング材が充填されています。
これはゴムのような弾性のある素材で、窓枠と屋根材の隙間をしっかりと塞ぐ役割を持ちます。

しかし、このコーキング材は紫外線や風雨にさらされることで少しずつ硬化し、ひび割れや剥がれといった劣化が進行していきます。
劣化したまま放置すると、室内への雨漏りや木材の腐食、断熱性能の低下といったトラブルに発展するおそれがあります。

使用材料搬入

今回、使用する材料になります。2液タイプのコーキング剤とプライマーです。
今回、使用する材料になります。2液タイプのコーキング剤とプライマーです。

①使用材料搬入
使用する場所によってコーキングの種類を選択します。

既存コーキング除去作業

まずは、古くなったコーキング材を丁寧にカッターやスクレーパーで取り除きます。
劣化して硬くなった部分は特に慎重に剥がす必要があります。
残留物が残っていると新しいコーキングの密着性が落ちてしまいます。

既存コーキング撤去のようすです。
既存コーキング撤去のようすです。
同じく既存コーキング撤去のようすです。
同じく既存コーキング撤去のようすです。

②既存コーキング除去作業
コーキングは紫外線の影響を受けやすく劣化するとひび割れを起こしたり、切れたりします。
そこから雨が入ると雨漏りの原因につながります。

プライマー塗り

新しいコーキングを打ち込む前に、プライマーと呼ばれる下地材を塗布します。
これはコーキング材と接着面との密着力を高めるために欠かせない工程です。
塗り忘れやムラがあると、短期間で剥がれたり浮いてしまう原因になります。

左の写真は古くなった既存コーキングの撤去のようす。右の写真はプライマー塗装のようすです。
左の写真は古くなった既存コーキングの撤去のようす。右の写真はプライマー塗装のようすです。

コーキング打ち状況

プライマーが乾いた後、コーキングガンを使ってコーキング剤を丁寧に打ち込んでいきます。
隙間ができないように、均一な厚さで充填し、表面をヘラなどでなめらかに整えます。

左の写真はコーキング充填のようす。右の写真はコーキングの充填後成形作業のようすです。
左の写真はコーキング充填のようす。右の写真はコーキングの充填後成形作業のようすです。

施工完了

最後に養生テープなどを剥がし、完全に乾燥するまで触れずに放置します。
完全硬化までの時間は製品によって異なりますが、目安として24時間はかかると見ておきましょう。

コーキング撤去・更新完了です。
コーキング撤去・更新完了です。
使用材料の検収のようすです。
使用材料の検収のようすです。

天窓のコーキング劣化の主な原因

天窓のコーキングが劣化する原因はさまざまですが、主に以下のような要因があります。

経年劣化(使用から10年前後)

コーキング材は5〜10年程度で寿命を迎えることが多く、時間の経過とともに硬化し、ひび割れたり剥がれたりします。

下地処理の不備

施工から数年しか経っていないのにコーキングが剥がれてしまう場合、プライマーの塗布忘れや表面の汚れ・水分の残留など、下処理不足が原因である可能性があります。

天窓の構造的な影響

天窓は屋根の一番上に位置しており、日射・風雨・温度変化など外部環境の影響を強く受けます。
このため、他のサッシ周りよりも早く劣化が進む傾向があります。

ゴムパッキンの劣化

コーキングだけでなく、ゴムパッキンの劣化も見落とせないポイントです。
パッキンが傷んでくると、コーキングが正常でも雨漏りが起きることがあります。

コーキングの寿命と交換タイミング

一般的な寿命:5〜10年

天窓に使われるコーキングの寿命は5〜10年が目安です。
ただし、日当たりや地域の気候条件によっては、5年未満で劣化が進むこともあります。

放置によるリスク

「少しひびが入っているだけだから大丈夫」と放置していると、コーキングの下にある構造材や防水層にまで水が入り、木材の腐食・断熱材のカビ・雨染みなど深刻な被害に発展する可能性があります。

高耐久のコーキング材を選ぶメリット

現在では、10年〜20年持つ高耐久タイプのコーキング材も登場しています。
価格はやや高めですが、以下のようなメリットがあります。

  • メンテナンスサイクルの長期化でコスト削減
  • 雨漏りリスクの低減
  • 天窓まわりの外観保持

とくに新築時や大規模リフォームのタイミングでは、耐久性の高い製品を選んでおくことで、長期的な安心につながります。

コーキング補修の注意点

DIYのリスク

脚立を使った高所作業になるため、転落などの事故が起こりやすい作業です。
また、プライマーの塗り忘れや施工ムラがあると逆効果になることもあるため、専門業者への依頼が推奨されます。

雨漏りが起きてからでは遅い

雨漏りが起きてからでは、コーキングの補修だけでは済まず、屋根材や天井裏の補修が必要になるケースもあります。
兆候(ひび割れ・剥がれ・変色など)を見逃さず、早めの対応がカギとなります。

天窓まわりのコーキングは予防が重要

天窓のコーキングは、雨漏りを防ぐ最後の砦ともいえる大切な部位です。
劣化の兆候が見られたら、早めに対処することで被害の拡大を防げます。
とくに10年近くメンテナンスしていない場合は、専門業者による点検や打ち替えを検討しましょう。

また、耐久性の高いコーキング材を選ぶことで、頻繁な補修の手間とコストを抑えることができます。
ぜひこの記事を参考に、大切な住まいを長く快適に保ってください。

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