しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
和室の柱をきれいにする方法|白木を傷めず掃除・黒ずみ除去・汚れ防止まで解説!

「和室の柱が黒ずんできて見栄えが悪い」
「手アカやシミが気になるけど、水拭きしていいの?」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
和室に使われる柱は、スギ・ヒノキなどの白木が多く、水分や薬品に敏感で、掃除方法を間違えるとシミや変色の原因になるため注意が必要です。
この記事では、和室の白木柱を美しく保つための掃除法をご紹介します。
和室の美しさを長く維持するための知識として、ぜひ最後までご覧ください。
目次
和室の柱(白木)とは?掃除前に知っておきたい基礎知識
和室の柱は、塗装やコーティングをしていない「白木(しらき)」であることが多く、木の素地がむき出しになっています。
白木柱の特徴
項目 | 特徴 |
---|---|
素材 | スギ・ヒノキ・マツなどの針葉樹が多い |
質感 | 柔らかく、手触りがよい |
外観 | 木目が美しく、経年変化で黄ばみや黒ずみが出る |
汚れやすさ | 吸水性が高く、手アカやタバコの煙などの影響を受けやすい |
白木柱掃除の注意点
水拭きは基本NG(シミや毛羽立ちの原因に)
化学雑巾は使用不可(油分でシミになる恐れ)
掃除後のから拭きは必須
基本の掃除は「から拭き」から!やさしくケア
【から拭き】
もっとも安全で日常的に行える掃除方法です。
柔らかい乾いた布(木綿やガーゼ)で、木目に沿って軽く拭く
表面のほこりや軽い手アカを取り除けます
週1回の拭き掃除を習慣にすると汚れがたまりにくくなります
手アカやベタつきには「お湯雑巾」が有効
手で触れることが多い場所には、皮脂や油分が付着してベタつきやすくなります。
【お湯雑巾】
40℃前後のお湯で雑巾を湿らせ、しっかり絞ってから拭く
拭いた後は必ず乾いた布でから拭き
木が濡れた状態で放置すると、黒ずみや毛羽立ちの原因になります。
黒ずみ・ヤニ汚れには「漂白クリーナー」や「酢水」
【漂白クリーナー】
和室用として市販されている「白木漂白クリーナー」は、液剤と粉剤がセットになっているタイプが一般的です。
手順
説明書に従って液剤と粉剤を混ぜる
付属のハケで柱に塗布
10分程度放置後、付属のブラシでやさしくこする
汚れが浮いたら乾いた布でふき取る
完全に乾くまで触らない
黒ずみ・ヤニ汚れなど、通常の掃除で落ちない深い汚れに効果的
【酢水でのたたき拭き】
黒ずみが軽度の場合は、自宅にある酢で対応可能です。
手順
酢と水を1:1で混ぜる
布に含ませて固く絞る
黒ずみ箇所をたたくように拭く
最後に乾いた布でから拭き
※酸の力で軽く汚れを分解する効果があります。
自然派には「米ぬか掃除」|ナチュラルケアで艶出しも
昔ながらの天然素材である米ぬかを使った掃除方法もあります。
【米ぬか磨き】
米ぬかを綿袋・ガーゼ袋などに詰める(粉が出ないように)
乾いたまま、柱を木目に沿ってこする
ほこりを吸着し、木にやさしいツヤを与える
仕上げにから拭きすれば、ナチュラルな艶と防汚効果も期待できます。
仕上げに「白木用ワックス」で汚れ防止
掃除を終えたあと、きれいになった状態を長く保つには、白木専用のワックスや保護剤を使うのがおすすめです。
白木用ワックスの効果
表面に薄いコーティングを作り、汚れや湿気をブロック
ツヤ出し効果があり、見た目が明るくなる
手アカやシミがつきにくくなる
使用時の注意点
ワックスは薄く伸ばして塗布するのが基本
木目に沿って均等に広げる
一度に塗りすぎるとムラになるので注意
汚れを防ぐ!事前にできる予防策
白木柱は、掃除だけでなく汚れないように工夫することも大切です。
予防法一覧
方法 | 内容 |
---|---|
手が触れる部分に透明ラッカーを塗る | 無色透明で見た目を損なわず、表面を保護 |
ワックス系保護剤を定期的に塗布 | 汚れ防止+保湿効果で木を守る |
柱カバーや布巻きを設置 | 小さなお子様やペットがいる家庭におすすめ |
まとめ
和室の柱は、家の中でも和の趣を感じさせる重要なインテリア要素。定期的な掃除と適切なケアを行えば、長く美しい状態を保つことができます。
最後におさらい!
白木は「から拭き」が基本!水拭きは厳禁
手アカにはお湯雑巾、黒ずみには漂白クリーナーや酢水
自然派には米ぬか磨きがおすすめ
掃除後は白木用ワックスで表面保護
透明ラッカーや柱カバーで汚れ予防を!
家族の生活に寄り添いながら年を重ねていく和室の柱。ていねいなお手入れで、住まいの「品格」を守っていきましょう。
番外編|旅館さま和室の柱再生
施工前
近くで見ると、全体的に黒ずみや赤茶けた変色が見られ、ところどころに小さな傷や汚れもあります。
和室にある柱には、こうした経年による劣化はよくある話で、悩んでいる方も多いかもしれません。
「昔ここで背の高さを測ったなぁ」なんて、思い出が詰まっている方もいらっしゃるでしょう。
ですが中には、リフォームを機にすっきりきれいに整えたいという方も多く、その気持ちもよく分かります。
柱の表面をよく見ると、まるで肌が荒れて鱗状になっているような状態。これは紫外線や空気中の汚れ、手垢などが長年積み重なってできたものです。
下地処理
ここからが実際の作業です。
まずは、サンドペーパー(番手は状況に応じて変更)を当てて、表面の傷んだ塗膜や汚れを少しずつ削っていきます。
使用する道具は、以下のようなものが一般的です
サンドペーパー(荒→中→細の順に)
スコッチブライトやマジックロン
オービタルサンダー(広い面を効率的に)
必要に応じて、木部用剥離剤
ただし、今回のような柱であれば、薬品を使わなくても手作業で十分対応可能と判断しました。
目で確認しながら、ムラがないよう、丁寧に段階的に削っていくことが大切です。
次に、サンドペーパーを徐々に番手を細かくしていきながら(#180 → #240 → #320など)、木目に沿って磨いていくことで、表面をなめらかに整えていきます。
この工程を丁寧に行うことで、塗装後の仕上がりが大きく変わります。
見た目の美しさだけでなく、手触りもスベスベになり、木材が再び呼吸し始めるような感覚です。
施工完了
作業を終えた柱を見て「見違えるようにきれいになった」とオーナーさまにも喜んでいただけました。
当方の作業はここで終了となりますが、これからの美しさを維持するための白木専用保護剤やコーティング剤も一緒にお渡しし、
「今後はこれを使ってメンテナンスしてくださいね」とご案内しました。
木は生き物です。手をかければ、また息を吹き返すかのように美しくなります。
今回の作業が、そんな木との関係を見直すきっかけになっていれば嬉しいです。