しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
基礎防水工事『Vandex』バンデックスとは?防水メカニズムと施工方法・効果・メリットを解説!

建物の防水工事は、長期間にわたり建物の構造を保護するために欠かせない作業です。
その中でも、特にコンクリートの防水には「バンデックス防水」が非常に有効です。
バンデックスは、コンクリートの表面に塗布することで、コンクリート内部まで浸透し、長期間にわたる防水効果を提供します。
この記事では、バンデックスの防水施工方法、特徴、メカニズムについて詳しく解説し、なぜこの防水方法が優れているのか解説していきます。
目次
バンデックスとは?浸透型結晶防水の特徴
バンデックス(BANDEX)は、ドイツで開発された無機系浸透結晶型防水材です。
最大の特徴は、コンクリートの表面に塗布するだけで、防水効果が内部から発現するという点にあります。
バンデックスに含まれる特殊活性剤が、コンクリート内部に浸透し、内部の水酸化カルシウムと化学反応を起こして不溶性の結晶体を形成します。この結晶体が毛細管空隙を埋め、結果としてコンクリートが水を通さなくなるという仕組みです。
バンデックスとは?コンクリートを“内側から”防水する次世代の防水材
バンデックス(BANDEX)は、ケイ酸質系の浸透性塗布防水材です。
単なる“塗る”防水材とは異なり、コンクリート内部に浸透して結晶化することで毛細管空隙を埋め、防水性能を発揮します。
主な特徴
特徴 | 内容 |
---|---|
浸透性 | コンクリート内部に深く浸透して、内部から防水性を発揮 |
結晶化作用 | 水酸化カルシウムと反応して不溶性結晶を生成し、毛細管空隙を封鎖 |
高い耐水圧性 | 高水圧環境でも剥がれやフクレが発生しにくい |
安全性 | 無毒・無臭・無溶剤で、人や環境にやさしい |
柔軟な施工性 | 内部防水・外部防水いずれにも対応 |
国際規格取得 | ISO9001認証済みの高品質保証 |
バンデックスの防水メカニズム“コンクリート自体”を防水材料に変える仕組み
コンクリート内部の毛細管空隙とは?
コンクリートは一見すると緻密な素材に見えますが、実際には“毛細管空隙”と呼ばれる微細な隙間が多数存在しています。
この隙間から水や湿気、さらには化学物質が侵入することで、劣化や中性化、鉄筋の腐食が進行します。
特殊活性剤の浸透と反応
バンデックスはこの毛細管空隙に対し、以下の流れで働きかけます。
施工前にコンクリートに散水し、水分を供給
水を媒介として、バンデックスの特殊活性剤が浸透
コンクリート内部の水酸化カルシウムと反応
反応により、不溶性の珪酸カルシウム結晶体を生成
この結晶が毛細管空隙を塞ぐことで、水や化学物質の侵入を防止
時間が経つにつれてこの結晶化反応がさらに進行し、より奥深くまで結晶が広がるため、防水効果は“長期持続”するのです。
バンデックスの施工手順
① コンクリート表面の準備(散水・水湿し)
まず、コンクリートの表面に均一な水分を与えます。これはバンデックスの活性剤を内部へ浸透させるために必要な準備工程です。
② バンデックスの塗布(刷毛塗り・ローラー塗り)
水分を含んだ状態のコンクリート表面に、バンデックスを刷毛やローラーで丁寧に塗布します。通常、1〜2回塗りが推奨されます。
③ 結晶化の開始(内部反応)
塗布されたバンデックスはコンクリート内部に浸透し、反応を開始。毛細管空隙を塞ぐ不溶性結晶体が生成されていきます。
④ 養生と乾燥(数週間〜1ヶ月)
施工後は自然乾燥させ、時間と共に結晶化が進行していきます。最終的には防水層が内部に形成され、恒久的な効果が期待できます。
バンデックスの優位性|他の防水工法との違いと強み
比較:塗膜防水との違い
比較項目 | バンデックス | 塗膜防水 |
---|---|---|
防水方法 | 浸透+結晶化 | 表面に膜を形成 |
耐久性 | 内部から防水するため長期持続 | 紫外線や摩耗に弱く劣化しやすい |
背圧耐性 | 高い | 弱く、剥がれや膨れが発生しやすい |
美観 | 表面に目立つ変化なし | 膜の劣化が視認可能 |
比較:シート防水との違い
比較項目 | バンデックス | シート防水 |
---|---|---|
工法 | 現場施工が可能 | 専用シートの貼付けが必要 |
施工難易度 | 比較的簡易 | 専門的な技術・人材が必要 |
継ぎ目 | 無し | 継ぎ目に弱点ができやすい |
バンデックスの使用用途
バンデックスは以下のような様々な場所に使われています。
地下室の内壁・床
RC造の基礎
飲料水槽
浄水場
池・プール
トンネル内壁
コンクリート階段・スラブ
内防水・外防水の両方に対応できる点が、他工法との大きな違いです。
ISO9001認証取得で信頼の品質
バンデックスは国際品質保証規格「ISO9001」の認証を取得しており、設計から製造、施工に至るまで一貫して高品質が保証されています。
また、以下のような安心感があります。
無毒・無溶剤で人やペットにも安全
臭気なしで屋内作業にも対応可能
火気厳禁場所でも使用可能
飲料水関連施設でも使用可
メンテナンス性と長期効果
バンデックスは内部に結晶化層を持つため、表面的な劣化が進行しにくく、10年・20年といった長期間の防水性能が期待できます。また、施工後に再塗布する必要がないため、ランニングコストも抑えられます。
まとめ
従来の防水工法と比較して、バンデックスは以下のような優れた点を持っています。
コンクリートの内部から防水性能を発揮
高い耐久性と背圧への強さ
人体や環境に配慮された安全な素材
飲料水施設にも使用可能な品質
長期間メンテナンス不要の高コストパフォーマンス
「確実な防水」「長持ちする建物」「安全な施工」を求める方にとって、バンデックスは非常に信頼できる選択肢です。防水のリフォームや新築の防水計画をお考えの際は、ぜひバンデックス工法を検討してみてください。
施工前
使用材料
ヴァンデックス防水材塗布状況