しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
テナント改修の流れと注意点|内装工事の工程や工事内容までわかりやすく解説!

「新しく店舗を始めたい」「既存のテナントをリニューアルしたい」――そんな時に避けて通れないのが、テナントの改修工事です。
しかし、テナント改修には思った以上に多くの工程があり、オーナー(貸主)との調整、近隣への配慮、工事業者の選定、設備工事など、慎重な進行管理が求められます。とくに賃貸物件の場合は、自由に工事ができない制約もあるため、事前準備が非常に重要です。
この記事では、これからテナント改修を予定している方に向けて、改修工事の流れ、必要な手続き、具体的な工事内容、注意点をステップごとに丁寧に解説していきます。
目次
テナント改修とは?目的とメリット
テナント改修とは、賃貸店舗やオフィスの内装・設備・外装などを新しくする工事のことです。新規出店、業態転換、集客力向上のために行われることが多く、事業のイメージや収益性に直結する重要なプロセスです。
テナント改修のメリット
店舗の印象を一新でき、ブランドイメージを伝えやすくなる
動線や什器レイアウトを見直すことで、業務効率が上がる
快適な内装により、お客様の滞在時間や満足度がアップ
新しい設備で光熱費削減や省エネ効果も
テナント改修の全体の流れ【7ステップ】
テナント改修は、次の7つのステップで進めるのが一般的です。
ステップ1:スケジュールを決める
まずは、オープン予定日から逆算して計画を立てることが重要です。デザインや打ち合わせに時間がかかるため、少なくとも3~4か月前から動き始めるのが理想です。
ステップ2:店舗のコンセプトを設計する
どんなお店にしたいかを明確にします。ターゲット層やサービス内容に応じて、内装やレイアウト、カラー、照明などのコンセプトを決定します。
☑ 具体的なイメージがあると、業者との打ち合わせがスムーズになります。
ステップ3:工事業者を選定する
複数の業者から**相見積もり(あいみつもり)**を取り、金額・実績・対応力を比較しましょう。テナント改修の実績がある業者を選ぶと安心です。
ステップ4:貸主(オーナー)に許可を得る
テナントは自分の所有物ではないため、改修には貸主の承諾が必要です。工事内容の説明や図面提出が求められる場合もあります。
ステップ5:工事契約と着工準備
許可が取れたら、業者と契約し、資材手配・工程管理・近隣への挨拶などを行います。
ステップ6:工事を実施
内装・電気・給排水・設備工事などを順に進めていきます。期間は規模により異なりますが、一般的な飲食店なら2〜4週間が目安です。
ステップ7:検査・引き渡し
工事完了後、不具合がないかをチェックして引き渡しを受けます。不具合があれば手直し対応を依頼しましょう。
各工程で気をつけたいポイントと補足
工事前の確認事項
契約書に「原状回復義務」があるか確認
改修後の設備や壁・床などを撤去しなければいけない可能性もある
火災報知機や換気設備などのビル基準に沿った設計が必要
業者選びのチェックリスト
テナント施工の経験があるか?
電気・水道工事もワンストップで頼めるか?
工期や金額、保証期間の明記があるか?
近隣対応や養生(保護)に配慮があるか?
テナント改修の主な工事内容とその特徴
改修内容は店舗の業種によっても異なりますが、共通して行われる主な工事には以下のようなものがあります。
床の張り替え
フローリング・タイル・クッションフロアなどに変更
店舗の第一印象を左右する要素
壁の塗装・クロス張り替え
汚れや古さをリフレッシュ
色や質感で空間の印象がガラッと変わる
設備・機器・什器工事
エアコン、照明、厨房設備、陳列棚など
中古・新品をうまく組み合わせてコスト調整も可能
給排水設備工事
飲食店や美容室などでは必須
水道管の延長や新設が必要になることも
内装下地工事
壁や天井の骨組みづくり、配管や電気のルート確保
見えないけれど重要な工程
電気設備工事
コンセントの増設、配線の整理、照明器具の設置など
配線がごちゃごちゃしていると、火災リスクや事故の原因にも
内装仕上げ工事
塗装、クロス貼り、装飾の取り付けなど
店舗の「顔」を作る仕上げ作業
テナント改修で注意すべき点とは?
自由にできる範囲に制限がある
テナントは賃貸なので、構造部分に手を加えたり、外観を大きく変えたりすることは原則NG。内装でも、貸主の承認がなければ工事ができないこともあります。
原状回復義務に注意
契約終了時に、原状回復(借りた時の状態に戻す)義務があるかどうかは非常に重要です。必要な場合、改修費用だけでなく退去時の解体費用も別途必要になります。
工事の音や振動、トラブルを防ぐための配慮
テナントが入っている物件は、他のテナントや近隣住民と壁を接しているケースが多いため、工事中の配慮が欠かせません。
騒音・振動対策
解体工事、床材撤去、電動工具使用時は時間帯に注意
防音シートや養生で対応
工事のタイミングを事前に周囲に告知する
臭いやホコリの防止
接着剤や塗料の臭いには換気や空気清浄機で対応
ホコリ飛散には養生・集塵機を使用
トラブル回避のポイント
「いつ・どんな工事をするか」を貼り紙や掲示板で通知
苦情があればすぐ対応できるよう、責任者を明示
まとめ|成功するテナント改修は「段取り」がすべて
テナント改修は、ただ空間をきれいにするだけでなく、事業の顔を作る大切な工程です。工事の流れや注意点を理解し、オーナーや近隣との信頼関係を築きながら、スムーズな工事進行と開業に向けた準備を整えていきましょう。
最後にポイントをおさらい
テナント改修は貸主の許可と綿密な計画が不可欠
工事の流れは【スケジュール→設計→業者選定→許可→着工→完成→引渡し】
改修内容は床・壁・設備・配管・電気など多岐にわたる
騒音・振動・臭いなど近隣への配慮が成功のカギ
原状回復義務を忘れず、契約内容の確認を徹底
テナント改修は事前の「準備」と「段取り」で9割が決まります。焦らず、着実に進めていきましょう。