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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2016/09/02
自然塗料のメリット・デメリット|安全性・価格・使い心地を比較して選ぶためのガイド

自然素材を使ったインテリアやエコ住宅の人気が高まる中、「自然塗料」という言葉を目にする機会が増えてきました。
特にお子さまのいる家庭や、ペットと暮らす方、DIYで木部を仕上げたい方にとって、「できるだけ安全で体に優しい塗料を使いたい」と考えるのは自然なことです。
しかし、自然塗料にはメリットもあれば、用途によっては注意すべきデメリットもあります。
本記事では、自然塗料の種類、安全性、化学塗料との違い、選び方のポイントをわかりやすくまとめました。

自然塗料とは?自然由来成分をベースにした「木にやさしい塗料」

自然塗料とは、植物油や天然樹脂、蜜蝋など自然界にある成分を主原料とした塗料のことです。
化学塗料のように有機溶剤や合成樹脂を多く含まず、木材の呼吸を妨げずに仕上げられる点が大きな特長です。

なぜ自然塗料が注目されているのか?

  • アレルギーや化学物質過敏症への配慮が必要な人が増えている

  • 木の質感を活かしたナチュラルインテリアが人気

  • 小さな子どもやペットが舐めたり触れたりしても比較的安心

そのため、自然素材の住宅、無垢材フローリング、DIY家具などによく使われています。

オイル系・ワックス系・オイルワックス系の3タイプを比較

自然塗料にはいくつかの種類があり、用途や仕上がりに応じて選ぶ必要があります。主に使われているのは以下の3タイプです。

オイル系自然塗料

  • 主原料:亜麻仁油、ひまわり油、桐油など

  • 木に深く浸透して内部から保護

  • 自然なツヤとぬくもりある風合いが特徴

DIYの床塗装やテーブルの天板など、使用頻度の高い場所にもおすすめ。

ワックス系自然塗料

  • 主原料:蜜蝋(みつろう)、カルナバロウなど

  • 木の表面に薄い保護膜を作る

  • ツヤ感と撥水性を重視する人に向いている

木製小物やインテリア雑貨などに最適。

オイルワックス系自然塗料

  • オイルとワックスの良いとこ取り

  • 浸透性と保護性のバランスが良い

  • 製品によって塗膜感が異なる

汎用性が高く、プロからDIYユーザーまで幅広く使われている。

【自然塗料のメリット】安全性・木の風合い・環境への配慮など優れたポイントを解説

自然塗料が選ばれる背景には、人体への安全性や自然素材との相性の良さがあります。
以下に、具体的なメリットを紹介します。

① 木目を活かしたぬくもりある仕上がり

自然塗料は木の表面に厚い塗膜を作らず、木材本来の呼吸や風合いを残せるのが魅力。
オイルが木に浸透し、内側から保護するため、まるで素肌のような仕上がりになります。
特に、無垢材を活かしたい家具や床にぴったり。

② 経年変化を楽しめる

自然塗料で仕上げた木材は、時間が経つごとに味わい深く、色合いが変化していきます。
人工的な塗装とは違い、長く暮らすほどに愛着がわくのも魅力のひとつ。
時を重ねることに価値を感じる方に向いています。

③ 天然成分を使っているため安全性が高い

主原料が植物油や蜜蝋などの天然素材のため、揮発性有機化合物(VOC)などの有害物質の放散が少なく、安心して使用できます。
小さな子どもがいるご家庭やペットと暮らしている家庭におすすめ。

④ 環境負荷が少なく、サステナブルな選択肢

自然塗料は、再生可能な原料を使っているものが多く、製造から廃棄までの環境負荷が少ないのが特徴。
エコロジー志向の住まいに適しています。
SDGsや環境意識の高い住宅リフォームに最適です。

【自然塗料のデメリット】注意すべきポイントと失敗しないための対策

一方で、自然塗料はすべてにおいて優れているわけではありません。
用途を間違えると、耐久性や仕上がりに不満が出ることもあります。

① 化学塗料よりも価格が高い

自然由来の原料を使用し、製造工程でもコストがかかるため、一般的な化学塗料と比べて1.5倍〜2倍以上高価になることがあります。
広い面積に使うときは、コストと用途のバランスを検討する必要あり。

② 乾燥時間が長く、塗り重ねにも時間がかかる

自然塗料は溶剤を使用しないか、揮発が穏やかなため、完全乾燥までに1日以上かかることも。
短期間で仕上げたい方には向かないケースもあります。
急ぎの工事には不向き。DIYでも計画的なスケジュールが必要です。

③ 耐候性が化学塗料に比べて劣る

特に屋外での使用には注意が必要です。
紫外線や雨風の影響で、劣化や色あせが早い場合もあるため、屋外用途には別途コーティング処理が必要なことも。
屋外デッキや外壁には慎重に選ぶ必要あり。

④ “自然”でも完全に無害とは限らない

自然塗料といえども、製品によっては防腐剤や乾燥促進剤などが含まれることがあります。
また、「自然塗料」の基準が明確でないため、ホルムアルデヒドが微量に放散する製品もあるのが実情です。

【自然塗料と化学塗料の比較】特徴を正しく理解して使い分けよう

比較項目自然塗料化学塗料
耐候性× 低い◯ 高い
価格× 高い◯ 安い
乾燥時間× 遅い◯ 速い
安全性◯ 高い× 低い(VOC放出の可能性あり)
仕上がり◯ 自然な風合い× 塗膜感が強いことが多い

目的に合わせた使い分けが大切です。
例えば、子ども部屋の家具には自然塗料、屋外の木部には化学塗料など、適材適所の判断が求められます。

【自然塗料の安全性とホルムアルデヒドの関係】F☆☆☆☆表示の意味を正しく知っておこう

日本では、「自然塗料」といっても、明確な法的定義はありません。
そのため、「自然=無害」と思い込まず、製品のホルムアルデヒド放散量を確認することが重要です。

ホルムアルデヒドの放散等級区分(内装仕上げに関する制限)

区分放散速度使用制限
F☆☆☆☆5μg/㎡h以下制限なし(最も安全)
F☆☆☆5〜20μg/㎡h使用面積に制限あり
F☆☆20〜120μg/㎡h使用面積に大きな制限あり

F☆☆☆☆の塗料であれば、赤ちゃんがいる家庭でも安心して使用可能です。

まとめ

自然塗料は、「人と環境にやさしい暮らし」を実現するうえで、とても魅力的な選択肢です。
ただし、耐久性や価格、乾燥時間などの特徴を理解しないと、後悔する可能性もあります。

ポイントまとめ

  • 自然塗料は、木目を活かし、安全性が高く、環境にも優しい

  • 一方で、乾燥が遅く、耐候性に劣り、価格が高いという短所も

  • 用途や目的に応じて、化学塗料との使い分けが大切

  • 購入時には「F☆☆☆☆」などの等級表示を必ず確認

「自然に囲まれたやすらぎの住まい」を求める人にとって、自然塗料は非常に価値ある選択肢です。
正しい知識を持って、安全・安心な住まいづくりに役立ててください。

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