しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
寒冷地と一般地域で異なる!雨樋の支持金具ピッチと傾斜の正しい知識

梅雨が明け、本格的な夏を迎えるこの時期。
雨が続いたあとに「雨樋が傾いてる?」「なんだか水の流れが悪い…」と気づく方も多いのではないでしょうか?
実は、雨樋のトラブルの多くは“支持金具の間隔”や“雨樋の傾斜”に起因しているのです。
特に雪が降る地域では、間隔が広いと雨樋が壊れるリスクが高まります。
ここでは、地域ごとの支持金具ピッチの違いや、適切な傾斜角度、そして点検・交換のポイントについて表も交えてわかりやすく解説していきます。
目次
地域別|雨樋の支持金具ピッチ(取付け間隔)比較表
地域区分 | 目安ピッチ(間隔) | 特徴・備考 |
---|---|---|
一般地域 | 約900mm | 雪の重みを考慮しない設計 |
寒冷地 | 約450〜600mm | 雪が積もる・滑り落ちる際の衝撃に備える |
豪雪地域 | 約300mm | 大量の積雪・落雪に耐えうる構造が必要 |
ポイント:支持金具の間隔が広いほど、雨樋1本あたりにかかる荷重が大きくなり、雪で変形・落下しやすくなります。
なぜ支持金具の間隔が重要なのか?
雨樋は長さがあるパーツのため、自重や外部荷重(雪・葉・風)により“たわみ”が発生します。
そのため、適切な間隔で金具を配置しなければ、以下のような不具合が起きやすくなります:
●雨樋が傾いて水が正しく流れなくなる
●雨樋が下がり、水が溜まる・あふれる
●重みに耐えきれず雨樋が破損・脱落する
特に寒冷地では、雪の重みや落雪による衝撃が加わるため、短い間隔での金具設置が標準となっています。
傾斜角度も超重要!正しくないと「真逆に流れる」ことも
雨樋には、雨水を集水器へスムーズに流すための傾斜が必要です。 この傾斜は、雨樋本体ではなく支持金具の高さ調整で作られています。
雨樋の理想的な傾斜角度とは?
長さ | 推奨傾斜 |
約10m | 約3〜5cm(0.3〜0.5%) |
傾斜が足りないと
●雨水が滞留し、苔やヘドロが溜まりやすくなる
●水の重みで樋がたわみやすくなる
傾斜が強すぎると
●雨水が一気に集水器へ集中し、排水が追いつかずオーバーフロー
また、経年で金具が緩んだり、建物の変形によって真逆に傾いてしまっているケースもあるため、数年ごとに点検が必要です。
雨樋点検・交換時のチェックポイント
●雨が降ったあと、雨樋から水が溢れていないか
●樋がたわんでいたり、傾いていないか
●支持金具のサビや緩みがないか
●雨水の流れが集水器に向かっているか
古い住宅では900mmピッチのままになっていることも多く、雪が多い地域では再設計・補強が必要な場合があります。
まとめ:支持金具と傾斜の見直しで雨樋トラブルは防げる!
雨樋の故障は、見た目以上に建物へ影響を及ぼす重要なトラブルです。
とくに寒冷地や豪雪地域では、雪害を見越した金具のピッチ調整と正しい傾斜設定が建物を守るカギになります。
「うちの雨樋、昔から点検してないな…」という方は、ぜひこの機会にプロの点検を受けてみてください。
雨どいの安全は、見えないけれど大切な「暮らしの土台」です。