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SHIROKUMA COLUMN

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2026/11/04
モニエル瓦に塗装は必要?長野市で放置するリスクと失敗しないメンテナンスの真実

ご自宅の屋根が「モニエル瓦(着色コンクリート瓦)」の場合、定期的な塗装メンテナンスが絶対に欠かせません。

「瓦だから一生モノではないの?」と思われがちですが、モニエル瓦は一般的な和瓦(セメントを焼き固めた日本瓦)とは全く性質が異なります。

特に長野市周辺にお住まいで、前回のメンテナンスから10年以上が経過している場合は、すでに危険信号が出ている可能性が高いです。

今回は、なぜモニエル瓦に塗装が必要なのか、その理由と放置するリスク、そしてこの瓦特有の塗装時の注意点について分かりやすく解説します。

 

なぜモニエル瓦に塗装が必要なのか?

モニエル瓦の主成分は「コンクリート」です。瓦の表面には「スラリー層」と呼ばれる着色剤の層があり、その上からクリアーコーティングを施すことで防水性を保っています。

しかし、この防水効果は永久ではありません。紫外線や雨風にさらされることで、徐々に以下のような劣化が進行します。

 

瓦自体が水分を吸収してしまう

表面の防水コーティングが切れると、コンクリート製の瓦が直接雨水を吸い込むようになります。水分を含んだコンクリートは脆くなり、瓦の強度が著しく低下します。

コケやカビの繁殖

水はけが悪くなった瓦の表面は、コケやカビにとって絶好の繁殖場所になります。美観を損ねるだけでなく、コケが水分を留め続けるため、瓦の風化がさらに加速します。

最悪の場合、ひび割れや雨漏りへ

水分を含んだ瓦が乾燥を繰り返すことで、歪みが生じてひび割れ(クラック)が発生します。隙間から雨水が建物内部へ侵入すると、屋根の木造部分を腐らせ、大掛かりな改修工事が必要になるケースもあります。

 

モニエル瓦の塗装で「絶対にやってはいけない」注意点

注意 ポイント

実は、モニエル瓦は「職人の技術と知識の差が最も出やすい瓦」と言われています。知識のない業者が適当に塗ってしまうと、数年でペリペリと塗装が剥がれてしまうトラブルが後を絶ちません。

正しく施工するために、以下の2つのポイントを必ず押さえておきましょう。

 

① 「スラリー層」の徹底的な高圧洗浄

モニエル瓦の表面にある古い「スラリー層(着色剤の粉)」は、非常に脆くなっています。この劣化した層を完全に削り落とさないまま上から塗装すると、古い層ごと新しいペンキが剥がれてしまいます。

通常の屋根よりも時間をかけ、高圧洗浄でドロドロになった古い粉を洗い流す(あるいはケレン作業で削る)必要があります。

② モニエル瓦専用の下塗り材(シーラー)の使用

コンクリート特有の吸い込みを止め、新しい塗料をがっちり密着させるためには、「モニエル瓦専用」または「コンクリート瓦専用」の下塗り材を使用しなければなりません。

一般的なスレート屋根用の下塗り材では密着しません。

 

見落としがちな「雨漏り」を未然に防ぐために

モニエル瓦の寿命を伸ばし、大切な資産である住まいを守るためには、外観のセルフチェックが有効です。

 

  • 瓦の色が全体的にあせて白っぽくなっている
  • 触ると手にベッタリと瓦の色(粉)がつく(チョーキング現象)
  • 瓦の隙間や表面に緑色のコケがびっしり生えている

 

これらに一つでも当てはまる場合は、表面の防水機能が完全に切れているサインです。

屋根は普段目に見えない場所だからこそ、不具合に気づいたときには手遅れになっていることが少なくありません。

「まだ大丈夫だろう」と先延ばしにせず、適切なタイミングで建物の状態を正しく把握することが、将来的な余計な出費を抑える一番の近道です。

 

当方では、モニエル瓦の特性を熟知した専門家が、現在の防水状態や瓦の傷み具合を細かく診断しております。

少しでも屋根の状態が気になる方は、一度お気軽にご相談ください。建物の寿命を美しく守るための最適なプランをご提案いたします。

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