暮らしを楽しむ情報たくさんのしろくまコラム。

tel.0120-460-461

無料外壁・屋根診断

タップをして電話をかける

メニューを開く

SHIROKUMA COLUMN

CATEGORY

コラム

SHIROKUMA COLUMN

2026/09/16
千曲市で多発するカラーベストの割れ・ひび割れ:その本当の原因と「放置」に潜むリスク

「屋根のカラーベスト(スレート)にひびが入っている」「破片が庭に落ちてきた」 千曲市にお住まいで、このような屋根のトラブルに直面していませんか?

カラーベストは日本の住宅で広く使われている屋根材ですが、築年数が経つにつれて「割れ」や「欠け」が発生しやすくなります。しかし、その原因を正しく理解し、適切なタイミングで処置を行っている方は多くありません。

「ただのひび割れだから」「雨漏りしていないから」と見過ごしていると、建物の寿命を縮める致命的なダメージにつながる恐れがあります。

今回は、千曲市の住宅でカラーベストが割れる本当の原因と、見落とされがちなリスク、そして住まいを守るための正しい解決策を詳しく解説します。

 

カラーベストが割れる・ひびが入る3つの根本原因

カラーベスト(平形化粧スレート)の割れは、突然起こるものではありません。日々の生活の中で少しずつ進行した「経年劣化」や「建物の動き」が主な原因です。

 

原因①:防水性の低下による「吸水と乾燥」の繰り返し

カラーベストの主成分は「セメント」です。セメント自体には防水性がほとんどないため、製造時に表面に施された「塗装(塗膜)」によって雨水を弾いています。 しかし、紫外線によって塗装が劣化すると、カラーベストは雨を吸い込むようになります。

雨が降れば水分を含んで膨張し、晴れれば乾燥して収縮する。この「膨張と収縮」を何年も繰り返すうちに素材自体が脆くなり、耐えきれなくなってパキッと割れてしまうのです。

原因②:施工時の「踏み割れ」や釘の打ち込みすぎ

屋根を葺(ふ)く際、職人がカラーベストを踏んだり、固定する釘を強く打ち込みすぎたりすることで、目に見えない微細な「ヘアクラック(髪の毛ほどの細いひび)」が入ることがあります。

新築時は問題がなくても、年月が経つにつれてその微細な傷に負荷が集中し、大きな割れへと発展ケースは珍しくありません。

原因③:経年変化による反り(変形)

防水性が切れて水分を吸ったカラーベストは、乾燥する際に均一に乾かず、先端部分が反り上がってくる性質があります。反り上がった隙間に強風が吹き込んだり、風で飛ばされてきた飛来物が当たったりすることで、簡単に先端が欠けたり割れたりします。

 

2000年前後の住宅は特に注意!「ノンアスベスト波」の建材リスク

もしあなたのお住まいが「2000年前後(1990年代後半〜2000年代半ば)」に建てられた、あるいは屋根を葺き替えた建物である場合、割れの原因は経年劣化だけではない可能性があります。

この時期は、健康被害への懸念から建築資材のアスベスト(石綿)規制が急速に強化された時代でした。各メーカーは急ピッチで「ノンアスベスト(石綿を含まない)カラーベスト」を開発・販売しましたが、当時の初期製品は強度を保つ技術が未熟で、非常に割れやすいという欠点を持っていました。

 

代表的な製品例:

パナホーム(現パナソニック ホームズ)などで一部採用されていた製品や、当時の大手メーカーの初期ノンアスベストスレート。

特徴:

築10年前後から、触れていなくても自然にバリバリとひび割れたり、層状に剥がれたり(層状剥離)する。

 

これらの「脆弱スレート」と呼ばれる屋根材の場合、どれだけ丁寧に上から塗装をしても、下地(カラーベスト自体)ごとボロボロと割れて剥がれてしまうため、塗装メンテナンス自体が意味をなさない(塗装ができない)ケースが多々あります。

ご自身の屋根がこの製品に該当するかどうかは、専門知識を持つ業者による正確な見極めが必要です。

 

「まだ雨漏りしていないから大丈夫」という誤解と二次災害

「屋根にひびがあっても、部屋に雨が漏ってきていないから急がなくていいだろう」 そう考えて放置するのは非常に危険です。カラーベストの割れを放置すると、以下のような二次災害を引き起こします。

 

リスク①:ルーフィング(防水シート)の急速な劣化

屋根から雨漏りを防いでいる最後の砦は、カラーベストの下に敷かれている「ルーフィング(防水シート)」です。カラーベストが割れて隙間ができると、そのルーフィングに直接雨水や紫外線が当たるようになります。

ルーフィングは光や大量の水に晒され続けると、あっという間に破れ、そこから一気に建物内部へ雨水が侵入して雨漏りを引き起こします。部屋に雨が漏ってきた段階では、すでに屋根の木造下地が腐食している可能性が高いのです。

リスク②:カラーベストの滑落による事故

割れた破片が屋根に引っかかっているだけの状態の場合、台風などの強風によって地上へ落下してきます。 もしそれが隣家の車に当たったり、通行人に当たったりすれば、単なる住まいの修理では済まない大きなトラブルに発展しかねません。

庭に破片が落ちていたなら、すでに屋根の上には今にも落ちそうな破片が残っているシグナルです。

 

千曲市でのカラーベスト割れに対する「正しい対処法」

カラーベストの割れを見つけたら、劣化の進行度合いや屋根材の種類に合わせて、以下のような段階的なアプローチを行います。

 

軽微なひび割れ:補修+屋根塗装

数カ所の軽微なひび割れであれば、隙間をコーキング材(防水隙間埋め材)で強固に接着・補修した上で、屋根全体を塗装して防水性を復活させます。これにより、これ以上の「吸水による劣化」を食い止めることができます。

多数の割れ・ノンアスベスト建材の場合:カバー工法または葺き替え

すでに全体がボロボロと割れている場合や、前述した「塗装ができない脆弱スレート」の場合は、塗装ではなく以下のリフォームが必要です。

カバー工法(重ね葺き):

既存のカラーベストの上に、軽くて耐久性の高いガルバリウム鋼板などの金属屋根を被せる方法。廃材が出ず、費用を抑えながら新車同様の耐久性を得られます。

葺き替え:

古いカラーベストをすべて撤去し、下地から新しく作り直す方法。下地の傷みまで完全に直せますが、処分費用がかかります。

 

地元の専門家へ相談することの重要性

屋根は日常生活の中で最も見えにくく、不具合に気づきにくい場所です。だからこそ、訪問業者から「屋根が割れていますよ、今すぐ直さないと大変です」と突然煽られ、高額な契約を迫られるトラブルが後を絶ちません。

カラーベストの割れを見つけた、あるいは指摘されたときは、決して焦らず、まずは地域に根ざした建物専門の施工業者に調査を依頼してください。

本当に今すぐ直すべき割れなのか、それとも次回の全体メンテナンスまで様子を見てよいものなのか。また、そもそも塗装ができる建材なのかどうか。

私たちは、目先の不安を煽るようなことはせず、建物の状態を客観的に診断し、将来のコストまで見据えた最適な修繕プランをご提案いたします。

大切なお住まいの健康を守るため、まずは屋根の「正しい診断」から始めてみませんか?お気軽にご相談ください。

banner

ページの先頭へ戻る

0120-460-461

無料外壁 屋根診断