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SHIROKUMA COLUMN

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2026/06/05
千曲市で築40年の瓦屋根から雨漏りが起きたら|原因を知って後悔しない補修を選ぶ方法

千曲市においても、築40年以上の住宅では瓦屋根の雨漏り相談が増えてきます。
瓦は耐久性の高い屋根材ですが、実際には“瓦以外の部分”が先に劣化しているケースが少なくありません。

「雨が続いた後、天井にうっすらとシミができていた」
「屋根裏のほうから、水が落ちるような音がする」

千曲市にお住まいで、戸建てをお持ちの方がこうした変化に気づいているなら、それは単なる老朽化のサインではありません。建物の寿命と資産価値を左右する、重要な判断を迫られている局面です。

今回は、千曲市の地理・気候的な特性を踏まえ、築40年の瓦屋根が雨漏りを起こす理由と、後悔しない補修の選び方をわかりやすく解説します。

築40年で傷みやすい部分とは?

「瓦に割れやズレが見当たらないから屋根は問題ない」——この考えは、大きな落とし穴になりえます。
瓦自体は50年以上もつ耐久性の高い建材ですが、瓦を支えている「見えない下地」の寿命はずっと短いのです。

  1. 防水シート(ルーフィング)の劣化と機能喪失

瓦の下に敷かれている「防水シート」は、雨水の浸入を防ぐ最後の砦です。
このシートの寿命は一般的に20〜30年とされており、築40年ともなれば乾燥・硬化しており防水機能はほぼ期待できません。そのため、瓦自体に問題がなくても雨漏りが発生するのです。

  1. 漆喰(しっくい)の剥落と内部土の流出

棟部分の漆喰も、長年の紫外線や雨風によって劣化します。
千曲川流域に位置する千曲市は湿度が高く、長期にわたる湿潤環境の影響で漆喰の劣化が進みやすい地域です。経年による劣化で漆喰が剥がれ落ると、内部の土が流れ出し、瓦のズレにつながります。

  1. 千曲市特有の強風による瓦ズレと川沿いの湿気ダメージ

千曲市では、台風や突風によって瓦がわずかにズレるケースもあります。その隙間から雨水が入り込み、屋根内部へ浸水することがあります。

さらに千曲川に近い立地では、川からの湿気が年間を通じて屋根材に影響を与え続けるため、内部の腐食が内陸部に比べて速く進む傾向があります。

 

雨漏り放置で起こる問題とは:被害が雪だるま式に拡大する理由

初期段階なら部分補修で済むケースでも、放置によって下地や構造材まで傷むと、大掛かりな工事が必要になる場合があります。
結果として、屋根工事 や内装補修、木材交換 まで必要になり、費用負担も大きくなりやすくなります。

・屋根内部の木材が腐食する

雨水が入り続けると、野地板 や垂木 、梁 など、屋根を支える木材が湿気を含み、腐食しやすくなります。
表面からは見えなくても、内部で強度低下が進んでいることがあります。

・シロアリ被害

湿った木材は、シロアリが好む環境です。
特に雨漏りによって木材が長期間湿っていると、シロアリ被害が発生しやすくなります。

・カビと室内空気の汚染

天井裏や壁内部に湿気がこもると、カビが発生しやすくなります。
天井裏に発生したカビは、室内の空気中にも胞子を放出します。喘息やアレルギーの悪化につながるリスクがあり、川沿いで湿度がもともと高い千曲市では、カビの繁殖が特に速くなる場合があります。

・天井の突然の崩落

水分を含んだ天井材は、シミ やクロス剥がれ 、たわみ などを引き起こし、予告なく天井が落下する危険があります。
築40年以上では劣化の進行が早く、外見からは判断できないことが多いです。

 

どんな補修方法がある?

部分的なコーキングや瓦の差し替えだけでは、根本的な解決にはなりません。築40年の瓦屋根には、以下2つの選択肢から現状に合った方法を選ぶことが重要です。

  1. 葺き直し(ふきなおし)

既存の瓦を取り外して防水シートや野地板を新しくしてから、元の瓦を使って再び葺く方法です。瓦の状態が良好であれば費用を抑えられ、瓦の景観を維持したい住宅で選ばれることがあります。

  1. 葺き替え(ふきかえ)

古い瓦をすべて取り除き、新しい屋根材に全面的に置き換える方法です。軽量屋根へ変更することもできます。昔の日本瓦は重量があり、築40年の構造体に大きな負担をかけていますので、軽い屋根材に替えることで建物の重心が下がり、耐震性が大幅に改善されます。

 

失敗しない業者選びのポイント

築40年を超える住宅では、表面的な補修だけでは改善しないケースもあります。
屋根工事や雨漏り修理は、普段見えない場所の工事だからこそ、業者選びがとても重要になります。信頼できる業者を選ぶためのポイントをご確認ください。

千曲市や周辺エリアでの豊富な施工実績:
川沿い特有の湿気環境や冬の凍害を理解した上で施工できる、地域密着の業者かどうか確認しましょう。

有資格の専門家による現地診断:
「かわらぶき技能士」や「建築士」の資格を持つ技術者が直接診断を行うかどうかが、技術水準の客観的な目安になります。

写真と文書による丁寧な調査報告・見積書:
「どこが」「どのような理由で」「どの程度劣化しているか」を写真と具体的な言葉で説明してくれる業者が、誠実さの証です。

 

まとめ:あなたの家は、まだ守れます

千曲市では、積雪だけでなく、近年の強雨や台風への備えも重要です。
築40年を超える住宅では、「瓦が割れていないから安心」と考えず、屋根内部まで含めた確認が大切です。
私たちは、必要以上のご提案や無理な営業は行いません。まずは屋根裏の状態を一緒に確認することから始めましょう。

その一歩が、愛着ある我が家の寿命をさらに10年、20年延ばすことに必ずつながります。

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