しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
外壁塗装はまだするな!後悔しないための本当に正しいタイミングと見極め方
「外壁が少し色あせてきた」「訪問営業に“今すぐ塗らないと危ないですよ”と言われた」
そんなとき、焦って外壁塗装を契約してしまおうとしていませんか?
しかし、ちょっと待ってください。
実は、「まだ外壁塗装をするな」というタイミングが確かに存在します。
それは、外壁の状態が軽度だったり、時期や業者選びが不十分だったりするケースです。
適切な判断をせずに工事をしてしまうと、費用を無駄にしたり、数年後にやり直しが必要になったりするリスクがあるのです。
この記事では、「なぜ今すぐ外壁塗装をすべきでないのか」「塗装していい時期・悪い時期の見極め方」「信頼できる業者の選び方」まで、後悔しないための判断ポイントを詳しく解説します。
家を長持ちさせたい方、費用を賢く使いたい方にこそ、ぜひ最後まで読んでいただきたい内容です。
目次
「まだ外壁塗装をするな」と言われる主な理由
外壁塗装を焦って行うべきではないケースには、明確な理由があります。
以下の5つの観点から、順番に見ていきましょう。
1. 外壁の劣化がまだ軽微だから
外壁塗装は、外壁の劣化が進む前に行うことで建物を守る役割を果たします。
しかし、築年数が浅く、劣化がまだ表面的な場合には、すぐに塗り替える必要はありません。
たとえば、色あせや小さなチョーキング(外壁を触ると白い粉がつく現象)が見られても、すぐに雨漏りや腐食につながるわけではありません。
むしろ、まだ防水機能が残っているうちに「どの程度の状態か」を専門家に診断してもらうのが正しい判断です。
塗装の耐用年数は、使われている塗料や立地環境によって異なります。
例えば以下のような目安があります。
| 塗料の種類 | 耐用年数の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| アクリル塗料 | 約5〜7年 | 価格は安いが耐久性が低い |
| ウレタン塗料 | 約7〜10年 | コストと性能のバランスが良い |
| シリコン塗料 | 約10〜15年 | 現在の主流、汚れに強い |
| フッ素塗料 | 約15〜20年 | 高耐久で長持ち、価格は高め |
築5〜7年程度で塗装を勧める業者もいますが、本来の耐久年数を迎える前に塗装しても、意味のない再塗装になることがあるのです。
2. 季節や天候など、時期が不適切な場合
塗装工事は、外気温や湿度、天気によって仕上がりが左右されます。
そのため、「今の季節にやってもいいのか?」を判断せずに契約するのは危険です。
特に注意すべきは以下の時期です。
| 時期 | 注意点 |
|---|---|
| 梅雨(6〜7月) | 雨が多く乾燥しにくいため、塗膜不良を起こすリスクあり |
| 台風シーズン(9月) | 強風や豪雨で工期が遅れたり、足場が危険になることも |
| 真冬(12〜2月) | 気温が5℃以下だと塗料が硬化しにくく、ムラが出やすい |
このような時期に施工を強行する業者は、工期優先で品質を犠牲にしている可能性があります。
外壁塗装は一年中可能ですが、品質を重視するなら「春(4〜5月)」または「秋(10〜11月)」が理想的です。
3. 信頼できる業者を比較していない
訪問営業で「今すぐ契約すれば安くなります」と言われ、その場で契約してしまう方が少なくありません。
しかし、外壁塗装は業者によって見積もりの内容も、使用する塗料の品質も、職人の腕も大きく違う工事です。
複数の業者から見積もりを取り、工事内容・保証期間・塗料のグレードを比較することが重要です。
焦って契約してしまうと、
「見積もりが安いと思ったら、塗料が耐久5年の安価品だった」
「工事が雑で2年後に剥がれてきた」
というトラブルが起こりやすくなります。
比較検討の際には、以下の点を確認しましょう。
- 見積もり内訳が明確であるか(㎡単価や塗料名が記載されているか)
- 施工前の点検・劣化診断を写真付きで説明してくれるか
- 保証期間が明記されているか
これらを丁寧に説明できない業者は避けた方が無難です。
4. 悪徳業者に騙されないための「まだ待つ」
外壁塗装業界は、残念ながら悪徳業者による被害が多い業界でもあります。
「今すぐやらないと家が傷みます」「足場代をサービスします」などの言葉で不安を煽り、必要のない工事を契約させる手口が典型的です。
悪徳業者の特徴としては以下のようなものがあります。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 不安をあおる営業トーク | 「放置すると雨漏りします」「壁の中が腐ってます」など |
| 見積もりが異常に安い | 安い塗料を使い、数年で再塗装を迫る |
| 契約を急がせる | 「今日中に契約すれば割引」と即決を求める |
こうした業者に引っかからないためにも、まずは冷静に第三者の意見を聞くことが大切です。
「一度持ち帰って検討します」と伝える勇気が、失敗を防ぐ第一歩になります。
5. 外壁材によっては塗装が不要なケースも
外壁の素材によっては、そもそも頻繁に塗装する必要がないものもあります。
たとえば、タイル外壁や金属サイディングなどは、表面の耐久性が非常に高く、10年以上メンテナンスが不要な場合もあります。
無理に塗装すると、かえって元の性能を損なうこともあるため、
「うちはどんな外壁材なのか」「本当に塗装が必要なのか」を見極めることが大切です。
信頼できる業者であれば、塗装を勧める前に外壁材の種類と劣化状況を丁寧に説明してくれます。
適切な塗装時期を見極める方法
「今すぐではない」と分かったとしても、ではいつやればいいのか?が気になるところでしょう。
以下のポイントを押さえておくと、最適なタイミングを判断しやすくなります。
専門業者に点検を依頼する
一般的に、外壁塗装の目安は「築10年前後」と言われます。
しかし、実際には地域の気候や外壁材、前回使用した塗料の種類によって異なります。
したがって、一律で「10年経ったら塗り替え」ではなく、まずは点検を受けることが重要です。
赤外線カメラや含水率計などを使った診断を行う業者であれば、より正確に劣化状況を把握できます。
診断結果によっては「あと2〜3年は大丈夫です」という判断になることもあります。
このように、専門家の意見をもとに計画的に塗装時期を決めるのが理想です。
外壁の劣化サインを自分でも確認しておく
プロの診断を受ける前に、自分の目でも簡単にチェックできます。
以下のようなサインが見られたら、点検を検討しましょう。
| 劣化症状 | 状況の目安 |
|---|---|
| チョーキング | 壁を触ると白い粉がつく。塗膜の劣化初期。 |
| ひび割れ(クラック) | 放置すると水が浸入し、内部腐食の原因に。 |
| コーキングの割れ | 外壁の継ぎ目が硬化・剥離して防水性が低下。 |
| 色あせ | 紫外線で塗膜が薄くなり、劣化が始まっている。 |
これらが複数当てはまる場合は、近いうちに塗装が必要なサインです。
気候条件の良い季節を選ぶ
春(4〜5月)や秋(10〜11月)は、天候が安定しており湿度も低いため、塗料がきれいに仕上がります。
夏や冬も施工自体は可能ですが、乾燥時間が長くなったり、作業時間が短くなったりすることがあります。
したがって、春か秋に計画を立てるのが理想ですが、信頼できる業者であれば季節を問わず高品質な施工を行えます。
まとめ:焦らず、信頼できるプロに相談を
「外壁塗装はまだするな」と言われるのは、“無駄な工事を避けるため”のサインです。
軽微な劣化や不適切な時期に塗装を行うよりも、状態を正しく見極めて最適なタイミングで行う方が、結果的に家を長く守ることにつながります。
焦る必要はありません。まずは現状を診断し、複数の業者を比較して、信頼できるプロに任せることが最も賢明です。
弊社では、外壁の無料診断・耐用年数シミュレーションを行い、お客様の家に本当に必要なタイミングと施工内容をご提案しています。
「今すぐやるべきか」「もう少し様子を見るべきか」迷っている方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
“正しい判断”が、あなたの家を10年先まで守ります。



















