しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
外壁ツートンが「ダサい」と言われる理由とおしゃれに見せるコツ|失敗を防ぐ配色とデザインの法則
家の外観をツートンカラーにしたい──でも「ツートンってダサいって聞いたけど本当?」と不安に感じていませんか?
確かに、ツートンの外壁は色選びや塗り分け方を間違えると、一気にバランスが崩れて“ダサい家”になってしまうことがあります。
しかし逆に言えば、ポイントを押さえれば同じツートンでも高級感のある洗練された印象に変わるのです。
本記事では、「なぜツートン外壁がダサく見えてしまうのか?」という原因から、「おしゃれに見せるための配色・デザイン・比率のコツ」までを、誰にでも分かる言葉で丁寧に解説します。
「うちの家が古臭く見える」「塗り替えで失敗したくない」と感じている方は、最後まで読めばきっと“理想の外観”を明確にイメージできるでしょう。
目次
なぜツートン外壁が「ダサい」と感じられてしまうのか
ツートンカラーの外壁が“ダサい”と思われるのには、必ず理由があります。
多くのケースでは「色の相性」「バランス」「環境との不調和」が原因です。
ここでは、よくある失敗例をもとに、ツートンが残念に見えてしまう原因を整理してみましょう。
色の組み合わせが悪い
ツートンの最も大きな失敗要因が「色の相性の悪さ」です。
奇抜な色やコントラストが強すぎる配色を選ぶと、外観がチグハグに見え、落ち着きのない印象になります。
特に「好きな色を2色選んだだけ」のような組み合わせは危険。インテリアならまだしも、外壁は“家全体の顔”です。周囲の風景や建物と調和していないと、どれだけ高級な塗料を使っても浮いてしまいます。
たとえば、ビビッドな赤と黒、青と黄などの組み合わせは、個性的ではあっても住宅には向きません。外観に「安っぽさ」や「アニメ的」な印象が出てしまうためです。
周囲の環境と調和していない
「自分の家だけ目立たせたい」と思って濃い色を採用すると、周囲から浮いて見えてしまうことがあります。
住宅街で一軒だけ黒と金のような配色では、モダンというより“悪目立ち”してしまうのです。
おしゃれな家というのは、街並みや隣家とのバランスの中で引き立つもの。外観だけが自己主張していると、全体として違和感が生じてしまいます。
デザインのバランスが悪い
ツートン外壁は色だけでなく、「どこで色を切り替えるか」「面積比をどうするか」でも印象が大きく変わります。
色の境界が不自然だったり、上下の比率が極端だったりすると、家が“つぎはぎ”のように見えることもあります。
特に3階建てやL字型の建物では、塗り分け位置を誤ると立体感が失われ、見た目が不安定になります。
バランスの悪いデザインは、同じ色を使っていても「センスがない」と感じられる原因になります。
トレンドを意識しすぎている
流行の色を取り入れたつもりでも、数年経つと古臭く感じるケースもあります。
たとえば、数年前に流行した黒×赤のモダン配色や、原色を使ったポップデザインなどは、今見ると「ちょっと時代遅れ」に感じるでしょう。
住宅の外壁は10年以上同じ色で過ごすもの。
「今の流行」ではなく、長く見ても飽きない色・風合いを選ぶことが大切です。
素材の質感と色の不調和
同じ色でも、マット(艶なし)と光沢(艶あり)では印象が大きく異なります。
また、サイディングの柄や素材感と塗料の色が合っていないと、チープな印象になることもあります。
木目調の壁に金属質のシルバーを合わせるなど、質感の方向性がバラバラだと違和感が出やすいのです。
ツートンをおしゃれに見せるためには、色だけでなく素材と質感の“調和”もデザインの一部と考える必要があります。
おしゃれなツートン外壁に仕上げるためのポイント
では、どうすればダサくならずに、おしゃれで上品なツートン外壁にできるのでしょうか?
ここからは、失敗を防ぎ、誰が見ても「素敵な家だね」と言われるデザインのコツを紹介します。
同系色でまとめる
同じ色の系統(例:ベージュ×ブラウン、グレー×ホワイトなど)で濃淡をつけると、落ち着いた印象になります。
全体に統一感が生まれ、上品でバランスの取れた外観になるため、失敗が少ない方法です。
特に初めてツートンに挑戦する方は、「同系色の濃淡」から始めるのが鉄則です。
アースカラーを使う
自然にある色(ブラウン、ベージュ、グレー、カーキなど)は、どんな建物にもなじみやすく、流行に左右されません。
アースカラーは目に優しく、経年劣化しても色褪せが目立ちにくいのが特徴です。
たとえば、1階をブラウン、2階をグレーにすると、落ち着いた中にも現代的な雰囲気が漂います。
こうした自然色をベースにすると、高級感が出るだけでなく、周囲との調和も取りやすいのです。
明暗のコントラストをつける
「明るい×暗い」の組み合わせは、ツートンの醍醐味です。
たとえば、ホワイト×チャコールグレーや、ベージュ×こげ茶など、明暗差をはっきりつけることで建物に立体感が生まれます。
ただし、極端なコントラスト(白×黒など)は強すぎる印象になることもあるため、境界部分を意識してやわらげるのがコツです。
配色比率に注意する
色の配分は「メインカラー7~8割、アクセントカラー2~3割」が目安です。
2色の比率が半々になると、どちらの色も主張し合い、まとまりがなくなります。
この黄金比を意識するだけで、視覚的に安定した印象になります。
たとえば、1階を7割ブラウン、上部を3割グレーにすると、自然な重心で落ち着いた印象に仕上がります。
塗り分け位置を工夫する
ツートンカラーを引き立たせるには、色をどこで切り替えるかが重要です。
- 上下で塗り分ける:1階と2階で色を変える定番パターン。安定感が出やすい。
- 凹凸で塗り分ける:玄関まわりやベランダの部分を変えることで、立体的なデザインに。
- 左右で塗り分ける:個性的でモダンな印象。縦長の住宅にも効果的。
色の境界線が自然に見えるよう、建物の構造ラインに沿って塗り分けるのがポイントです。
外壁材の質感を活かす
ツートンは“塗装”だけでなく、“素材の組み合わせ”でも表現できます。
たとえば、1階部分を木目調サイディング、2階部分を金属サイディングにするなど、質感の違いで変化をつけると上品に見えます。
素材の持つ陰影が光に映えて、単調な外観に深みを与えます。
実例で見る|ブラウン×グレーのツートンは万能デザイン
ツートンの中でも人気が高いのが「ブラウン×グレー」の組み合わせです。
この2色は自然と都会の両方に調和し、ナチュラルにもモダンにもアレンジできる万能カラーです。
| 組み合わせ | 印象 | 特徴 |
|---|---|---|
| ダークグレー × ブラウン | 重厚感・モダン | 高級感と落ち着きを両立。大人の雰囲気。 |
| ブラウン × ライトグレー | 柔らかく明るい印象 | 優しい雰囲気で女性にも人気。 |
| ダークグレー × 木目調 | 温かみと洗練 | 自然素材の風合いを活かした上質デザイン。 |
特に「ダークグレー×木目調」は、近年の新築住宅で急増している配色です。
無機質なグレーに木の温もりが加わることで、**“冷たくないモダン”**という絶妙なバランスが生まれます。
選ぶ前に知っておきたい注意点
ツートン外壁の成功には、色選びと同じくらい「確認作業」が大切です。
次のポイントを押さえておきましょう。
実際のサンプルで確認する
小さな色見本では実際の印象と大きく異なります。
外壁は太陽光や影、天候で色の見え方が変わるため、A4サイズ以上のサンプルを屋外で確認するのがおすすめです。
汚れ・色あせのリスクを理解する
薄い色(白・クリーム)は汚れが目立ちやすく、濃い色(黒・紺)は色あせが目立ちやすい傾向があります。
立地条件(道路沿い・日当たり)も考慮して、汚れに強い塗料や低汚染性塗料を選びましょう。
周囲との調和を意識する
おしゃれに仕上げるためには「自分の家だけが目立たないこと」も重要です。
隣家の外壁カラーや街全体の雰囲気を見ながら、**周囲との調和を取ることで“浮かない個性”**を演出できます。
まとめ:ツートン外壁は“センス”ではなく“計画”で決まる
ツートン外壁がダサく見えるのは、センスがないからではありません。
原因は、「計画性のない配色」や「比率・素材の不整合」にあります。
逆に言えば、構造・色・素材・光のバランスを意識すれば、誰でもおしゃれなツートンを実現できるのです。
弊社では、外壁の構造・方角・日当たりを考慮したプロのカラーシミュレーション提案を行っています。
ブラウン×グレーのような落ち着いたツートンから、ナチュラルモダン・北欧風など幅広いデザインに対応可能です。
「失敗しない外壁デザインを実現したい」
「プロ目線で最適な配色を提案してほしい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
現場経験豊富な職人とカラーアドバイザーが、あなたの理想を“街に映えるデザイン”として形にします。



















