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SHIROKUMA COLUMN

2026/01/18
雪が続くと雨漏りが起きるのはなぜ?「すが漏り」の原因と対処法を専門家が徹底解説

冬になると、屋根や軒下から「ポタポタ」と水が落ちてくる。
最初は「雪が溶けているだけだろう」と思っていたのに、気づけば天井にシミ、壁紙の剥がれ、畳のカビ……。
実はそれ、ただの雪解けではなく「すが漏り」という現象による雨漏りかもしれません。
特に雪が続く寒冷地では、屋根の上で昼は雪が溶け、夜は凍るというサイクルが繰り返されます。
その結果、屋根の一部に氷の塊ができ、溶けた雪の水が行き場を失って屋根の内部へと侵入してしまう。
この「見えない雨漏り」が、気づかぬうちに家の寿命を縮めていくのです。
本記事では、雪が続くことでなぜ雨漏りが起こるのか、その原因・対策・予防法を、実際の現場目線でわかりやすく解説します。
「どこに相談したらいいかわからない」「自分でできることはある?」という方にも、今すぐ役立つ内容をまとめました。

雪が続くと起きる「すが漏り」とは何か

「すが漏り」とは、雪国特有の雨漏り現象です。
一見すると屋根の上に雪が積もっているだけのように見えますが、その内部では凍結と融解の繰り返しが起き、屋根の構造に負担をかけています。
とくに日中に屋根の雪が少し溶け、夜に冷え込むことで再び凍る現象が続くと、屋根の軒先に氷の塊「氷ダム」ができてしまうのです。
この氷ダムが排水をせき止めることで、溶けた水が屋根の内部に逆流。
やがて屋根材の隙間から室内に水が入り込み、天井や壁の雨染み、断熱材の腐食などを引き起こします。
一度この現象が起こると、放置するほど被害は拡大します。

すが漏りが起きる主な原因

では、なぜ雪が続くとすが漏りが起きるのでしょうか。
主な原因は大きく3つあります。それぞれを理解しておくことで、再発を防ぐ手がかりになります。

氷ダム現象による水の逆流

すが漏りの最も典型的な原因が氷ダム現象です。
屋根に積もった雪が日中の太陽光や室内の熱で少しずつ溶けると、水となって屋根を伝い流れていきます。
しかし、軒先は外気にさらされて冷たいまま。そこで溶けた水が再び凍り、少しずつ氷の壁が形成されるのです。
この氷ダムができると、後から溶け出した雪解け水が屋根の上に滞留し、行き場を失います。
水は重力に逆らってでも、小さな隙間を探して建物内部に侵入しようとします。
その結果、雨漏りのような症状が発生します。

積雪の重みによる屋根の歪み

雪が続くと、その重さだけでも屋根に大きな負担を与えます。
1㎡あたりの雪の重さは、たった10cmの積雪でも約30kg、1mの積雪で300kg以上にもなります。
これが屋根全体にかかれば、数トン単位の荷重です。
重さで屋根がたわむと、屋根材の接合部や釘、板金のつなぎ目に微細な隙間が生じ、そこから水が侵入します。
特に古い屋根や施工精度が低い場合は、こうした構造的な弱点がすが漏りを助長します。

雨樋の詰まり・破損

見落とされがちなのが、雨樋(あまどい)のトラブルです。
雪や氷の塊が雨樋に詰まると、水の流れがせき止められ、溢れた水が軒裏や外壁に伝って侵入します。
また、氷の重みで雨樋そのものが歪んだり落下したりするケースもあります。
特に気温の変化が激しい地域では、溶けた水が夜間に凍って「氷筍(ひょうじゅん)」と呼ばれるツララのような塊を作り、これが繰り返されるうちに配管や金具を壊すこともあります。

雪が続く時期に見られる「すが漏り」の症状

すが漏りは、一般的な雨漏りと見分けがつきにくいことがあります。
しかし、次のような症状が見られた場合は、雪による雨漏りの可能性が高いです。

  • 天井や壁に円形のシミが出ている
  • 室内の壁際が湿っている
  • 天井裏からポタポタ音がする
  • サッシまわりから水が垂れてくる
  • 屋根の軒先に異常なツララや氷の塊ができている

これらは、屋根の内部で水が滞留しているサインです。
「春になれば乾くだろう」と放置すると、断熱材がカビて家の中にカビ臭が広がることもあります。

すぐにできる応急処置

もし現在進行形で雨漏りが起きている場合は、まず室内の被害を最小限に抑える応急処置を行いましょう。

室内での対策

水が落ちてくる箇所の下にバケツを置き、タオルや雑巾で床を保護します。
ただし、バケツの中の水が溢れないよう定期的に確認してください。
また、天井を押して水を出そうとするのは危険です。天井が弱っている場合、破損や落下のリスクがあります。

屋根への対応は専門業者に任せる

屋根の雪を自分で下ろそうとする方もいますが、これは非常に危険です。
特に氷が混ざった屋根の上は滑りやすく、転落事故が多発しています。
雪下ろしや除雪は、安全装備を備えた専門業者に依頼しましょう。
また、無理な作業は屋根材を傷つけ、かえって雨漏りを悪化させることもあります。

すが漏りを根本的に解決するための修理方法

応急処置はあくまで一時的な対応です。
根本的な解決には、屋根構造全体を見直す必要があります。

専門業者による点検

まずは屋根の状態を確認します。
専門業者は、屋根材・防水シート・棟板金・雨樋などを一通り点検し、水がどこから侵入しているかを調べます。
目視だけでなく、サーモグラフィーや散水テストなどを用いることで、隠れた雨漏り箇所も特定できます。

修理の内容

屋根の状況に応じて、以下のような工事が行われます。

修理内容概要効果
部分補修屋根の一部(瓦や板金)を交換・補修小規模なすが漏りに対応
防水シートの張り替え下地まで水が回っている場合に実施長期的な防水性能を回復
屋根カバー工法既存屋根の上に新しい金属屋根を重ねる再発防止と断熱性能向上
屋根葺き替え屋根全体を撤去し再施工構造的に老朽化している場合に最適

中でもカバー工法は、既存の屋根を剥がさずに新しい屋根を重ねるため、アスベスト対策や断熱性能の改善にも効果的です。

すが漏りを防ぐための予防策

再発防止には、日頃の点検とメンテナンスが欠かせません。
特に冬前・雪解け前の準備が、被害を防ぐ鍵になります。

屋根の雪下ろしを定期的に行う

雪が1mを超える前に、屋根の雪を適度に下ろしておきましょう。
特に北側や日陰の部分は、氷ができやすく危険です。
ただし、自力での作業は転落の危険があるため、雪下ろし業者への依頼をおすすめします。

雨樋の清掃

雨樋や排水口の詰まりは、氷ダムの原因になります。
落ち葉やゴミを取り除き、雪解け時に水がスムーズに流れるように整備しておきましょう。
掃除の際は脚立を安定させ、安全確保を忘れずに。

屋根材・防水シートの点検

防水層の劣化や小さな亀裂は、普段は気づきにくいものです。
しかし、そこから水が侵入するとすが漏りが発生しやすくなります。
5〜10年に一度は専門業者に点検を依頼し、早めの補修で大きな出費を防ぎましょう。

火災保険を活用できる可能性もある

意外に知られていませんが、雪による屋根被害は火災保険で補償される場合があります。
雪害・風災・雹(ひょう)災の補償に含まれていることが多く、修理費の一部を保険で賄える可能性があります。

ただし、保険の適用には「自然災害による損害」と認められることが条件です。
すが漏りが経年劣化によるものと判断されると、対象外になる場合もあります。
そのため、被害状況の写真・専門業者の診断書を揃えることが重要です。

弊社では、保険申請に必要な現地調査や見積書作成のサポートも行っています。
「保険が使えるか分からない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

雪が続く冬、屋根からの水滴や天井のシミは、単なる雪解けではなく「すが漏り」のサインかもしれません。
放置すれば、屋根下地の腐食や断熱材の劣化、最悪の場合は構造体の損傷にもつながります。

重要なのは、

  1. 被害を最小限にする応急処置
  2. 専門業者による安全な点検・修理
  3. 雪下ろし・雨樋掃除などの予防メンテナンス
    です。

もし今まさに「雪が続いて雨漏りがする」「天井が湿っている」といった状況でお困りなら、危険を伴う自己判断は避け、専門業者にご相談ください。
私たちは地域の気候を知り尽くし、すが漏りに強い施工実績を持つプロとして、迅速かつ確実にあなたの家を守ります。

 

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