しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
外壁の艶ありはダサい?後悔しない艶の選び方と上品に仕上げるコツ
朝日を浴びてキラキラと輝く新築の外壁。
そのときは「ピカピカでかっこいい!」と思っても、
数年経って「なんだか派手すぎるかも…」「思っていた印象と違う」と感じる方は少なくありません。
特に「艶あり」の外壁塗装は、一歩間違えると“安っぽく見える”“ダサい印象になる”という声も多く聞かれます。
なぜ艶ありがそう見えるのか、そしてどうすれば上品に見せられるのか。
実は、艶の強さと色、素材、そして地域の光環境とのバランスが大きく関係しているのです。
この記事では、外壁の艶あり塗装が「ダサい」と言われる理由を分かりやすく解説しながら、“後悔しない艶の選び方”と“見栄えよく仕上げるコツ”をお伝えします。
目次
外壁の艶ありが「ダサい」と感じられる理由
艶あり塗装がダサく見えるのは、単に好みの問題ではなく「光の反射」「素材の印象」「経年変化」など、
いくつかの物理的・視覚的な要素が関係しています。
光沢が強すぎると安っぽく見える
艶あり塗装の最大の特徴は、表面が鏡のように光を反射する強い光沢です。
新築時は高級感があるように見えますが、サイディングの柄や建物の形状によっては“ピカピカしすぎて安っぽく”見えてしまうこともあります。
特に、人工的な光沢は自然光の下では強く反射してしまい、見る角度によってギラギラとした印象を与えます。
住宅街や自然が多い地域では周囲との調和を欠き、「派手すぎる」「落ち着かない」と感じられることがあるのです。
また、外壁に光沢が強く出ると、まるでプラスチックのような質感に見えてしまい、せっかくの木目調サイディングや石調デザインの重厚感が損なわれる場合もあります。
太陽光の反射で眩しく感じる
日当たりの良い立地では、艶ありの外壁が太陽光を反射して非常に眩しく見えることがあります。
白や明るいグレーなど反射率の高い色は特に注意が必要で、見る人によっては「目がチカチカする」と感じるほどです。
特に近隣住宅の窓や車のガラスに反射光が映り込むケースもあり、思わぬ“ご近所トラブル”につながることもあります。
外壁のデザインだけでなく、周囲の環境への配慮も大切です。
傷や汚れが目立ちやすい
艶のある塗装は表面が滑らかで光を反射しやすいため、わずかな傷や汚れ、ひび割れが光の加減で際立って見えてしまいます。
新築時はピカピカの状態でも、数年経つと車のボディのように細かな擦り傷やホコリの付着が増え、ツヤのムラやくすみが出てきます。
これにより、「部分的にテカっている」「古びた印象になった」と感じやすくなるのです。
経年劣化で艶がムラになりやすい
艶あり塗料は紫外線や風雨の影響で、少しずつ表面の光沢が失われていきます。
この劣化は均一に進むわけではなく、日がよく当たる面だけツヤが落ち、北面はまだピカピカしている。
といったムラが出やすいのが特徴です。
結果、家全体としての統一感が崩れ、「古臭い」「アンバランス」といった印象を与えてしまいます。
また、艶が落ちると防汚性能も低下し、ホコリや雨垂れ汚れが付きやすくなるため、
艶あり本来の“メンテナンス性の良さ”も失われてしまいます。
「艶あり」をおしゃれに見せるための工夫
艶あり塗装=ダサい、ではありません。
ポイントを押さえれば、むしろ高級感や清潔感を演出することも可能です。
重要なのは“艶の度合い”と“色・素材の相性”です。
艶の度合いを調整して上品な仕上がりに
外壁塗装には「ツヤあり」だけでなく、
ツヤの度合いを調整した「7分艶」「5分艶」「3分艶」「ツヤ消し」といった種類があります。
| 艶の種類 | 光沢の強さ | 見た目の印象 |
|---|---|---|
| ツヤあり | ★★★★★ | ピカピカと強い光沢、やや派手 |
| 7分艶 | ★★★★☆ | 程よいツヤで高級感を演出 |
| 5分艶 | ★★★☆☆ | 自然な印象で人気のバランス型 |
| 3分艶 | ★★☆☆☆ | 落ち着いた上品さ、和風建築に合う |
| ツヤ消し | ★☆☆☆☆ | マットでシック、重厚感のある印象 |
中でも「5分艶」や「7分艶」は人気が高く、
光沢を適度に抑えることで派手すぎず、程よく上品な印象に仕上がります。ツヤを落としすぎると汚れが付きやすくなるデメリットもあるため、デザイン性と機能性のバランスを考えて選ぶことがポイントです。
外壁の素材との相性を見極める
同じ艶ありでも、外壁材によって印象がまったく異なります。
例えば、金属サイディングやモルタルは艶があるとスタイリッシュで現代的に見えますが、木目調や石調サイディングでは人工的な光沢が素材の質感を打ち消してしまい、「ツルツルしていて安っぽい」と感じられがちです。
つまり、素材の“質感を生かす艶加減”を選ぶことが、センスよく見せる秘訣です。
迷ったときは、業者に実際の艶見本を見せてもらい、自然光の下で確認するのがベストです。
色選びで艶の印象をコントロールする
同じ艶でも、選ぶ色によって反射の印象が大きく変わります。
例えば、原色や白系は光を強く反射しやすく、艶が際立って派手に見える傾向があります。
一方で、グレーやベージュ、ブラウンなどの中間色は、艶があっても光の反射が柔らかく見え、落ち着いた印象になります。
また、ツヤあり塗料でも「彩度を落とした色」を選べば、艶感と品の良さを両立させることが可能です。
艶消し塗料という選択肢
もし「やはりピカピカは苦手」「自然で落ち着いた外観にしたい」と感じる場合は、艶消し塗料を選ぶのも一つの手です。
艶消し塗料は表面に微細な凹凸をつけて光の反射を拡散するため、マットで上品な質感になります。
特に、和風住宅や落ち着いた街並みに馴染むデザインには最適です。
ただし、艶消しは表面がザラつくため、汚れが付きやすいという弱点があります。
そのため、定期的なメンテナンスや、親水性・低汚染タイプの塗料を選ぶことで耐久性を補うのが理想的です。
業者と相談して最適な艶を選ぶ
艶の印象はカタログだけでは分かりにくく、実際の仕上がりが想像と異なるケースもあります。
信頼できる塗装業者であれば、
・実際の塗りサンプルを屋外で確認できる
・素材・環境に合わせた艶調整を提案してくれる
・将来のメンテナンスも見据えた塗料を選定してくれる
こうしたサポートを受けながら決めることで、“後悔しない外壁”を実現できます。
弊社でも、長野など日射や雪反射が強い地域の特性を踏まえ、艶と色彩のバランスを重視した塗装プランをご提案しています。
「派手すぎず上品」「汚れにくく長持ち」を両立する艶設計が可能です。
まとめ:艶ありは「ダサい」ではなく「使い方次第」
艶ありの外壁がダサく見えるのは、光沢が強すぎる・色が派手すぎる・素材と合っていない、この3つのバランスが崩れているからです。
しかし、ツヤの度合いを調整し、色味や素材との調和を考えれば、艶ありはむしろ高級感を演出できる選択肢です。
「家がピカピカしすぎて気になる」
「落ち着いた印象に変えたい」
そんな方は、ツヤのバランスを見直すだけで、家全体の印象が驚くほど変わります。
外壁は家の“顔”です。
その艶一つで、上品にも派手にもなる。
後悔しないために、専門家と一緒に「ちょうどいい艶」を見つけていきましょう。



















