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SHIROKUMA COLUMN

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2025/10/24
ベランダの床にできる茶色い汚れの原因と効果的な落とし方

ふとベランダを見たとき、床がどこか茶色くくすんでいる。
水を流しても落ちず、こすっても残るその汚れ。
気づけば見た目が悪くなり、「掃除しても取れない」「放っておいていいの?」と悩む方は多いものです。

実はその茶色い汚れ、ただの汚れではなく、カビやコケ、防水層の劣化が進行しているサインかもしれません。
この記事では、ベランダの茶色い汚れの原因と、自分でできる掃除方法、そしてプロに依頼すべきタイミングを分かりやすく解説します。
あなたの大切な住まいを長持ちさせるためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

ベランダの茶色い汚れは何が原因なのか?

茶色い汚れの原因はひとつではありません。
長野のような風の強い地域や排気ガスの多い都市部では、空気中の汚れがベランダに蓄積しやすく、日光や雨によって変色していきます。
ここでは、主な4つの原因を詳しく見ていきましょう。

土ぼこり・排気ガスによる汚れ

もっとも一般的なのが、風に運ばれてくる「土ぼこり」や「排気ガスの油分」です。
特に道路沿いや幹線道路付近の住宅では、排気ガスに含まれる微細なススや油が空気中に舞い、ベランダの床に付着します。
それが雨や湿気で固まり、乾燥を繰り返すことで茶色いシミのように変化していきます。

このタイプの汚れは、初期の段階であれば水洗いや中性洗剤で落とせることが多いですが、放置すると床材に染み込み、変色が残ってしまうこともあります。

鳥のフンによる変色

ベランダの手すりや屋根の縁に鳥が留まりやすい住宅では、鳥のフンが原因で茶色いシミが発生するケースも多く見られます。
フンには酸性成分が含まれており、これが時間の経過とともに床材を傷め、色素沈着を起こします。

放置すると衛生的にも良くなく、アンモニア臭が残ることもあります。
特に防水層にフンが固着してしまうと、塗膜が溶けてしまうことがあるため、見つけたら早めに除去することが重要です。

カビ・藻・コケの発生

北向きや風通しが悪いベランダでは、湿気がこもりやすく、カビや藻、コケが繁殖しやすい環境になります。
これらの微生物は最初はうっすら緑色や黒っぽい色をしていますが、乾燥や酸化が進むと茶色く変色していきます。

特に梅雨や雪解けの季節に放置していると、カビが防水層の内部にまで根を伸ばし、表面の塗装を浮かせてしまうことがあります。
ベランダの隅や排水口まわりの茶色い斑点は、まさにその初期症状です。

防水層の劣化・変色

見た目は「汚れ」に見えても、実は防水層そのものが劣化して変色していることもあります。
紫外線や雨風を長年受け続けることで、塗膜が酸化・硬化し、茶色や黄土色に変わるのです。

この場合、いくら掃除しても色は落ちません。
むしろゴシゴシとこすってしまうと、防水層の表面が剥がれ、雨漏りにつながる危険性があります。
見極めのポイントは「汚れが広範囲で、触ってもザラザラしているかどうか」です。

ベランダの茶色い汚れを落とす手順

「汚れの種類が分かったけれど、どう掃除すればいいの?」
ここでは、家庭でできる安全で効果的な掃除の手順を紹介します。
初めての方でも簡単に実践できる方法です。

1. まずは水で全体を洗い流す

最初にホースやバケツを使って、ベランダ全体を水で流します。
砂ぼこりや軽い汚れを取り除くだけでも、全体の約30%はきれいになります。
このとき、排水口が詰まっていないか確認し、葉っぱやゴミがあれば取り除いておきましょう。

2. 中性洗剤を使ってやさしくこする

水だけで落ちない場合は、住宅用の中性洗剤を使いましょう。
食器用洗剤を水で薄め、スポンジや柔らかいブラシで優しくこすります。
ブラシは硬すぎると防水層を傷つけるので、毛先の柔らかいものを選びましょう。

汚れが浮いてきたら、水をかけながら丁寧に流します。洗剤が残るとベタつくため、しっかりすすぐのがポイントです。

3. 重曹水でしつこい汚れを落とす

中性洗剤でも落ちない頑固な茶色い汚れには、重曹水がおすすめです。
ぬるま湯に大さじ2〜3杯の重曹を溶かし、スプレーボトルに入れて気になる部分に吹きかけます。
数分置いてから、スポンジで円を描くようにこすりましょう。

重曹の弱アルカリ性が、油汚れや土汚れの酸性成分を中和してくれます。
ナチュラルクリーニングの定番として、環境にも優しい方法です。

4. 重曹+レモン汁でさらに効果アップ

どうしても落ちない汚れには、重曹とレモン汁を組み合わせる方法もあります。
レモンの酸と重曹の反応によって発泡し、こびりついた汚れを浮かせることができます。
化学反応の泡が油分を分解してくれるので、排気ガス汚れにも効果的です。

ただし、強くこすりすぎると塗膜を傷める可能性があるため、やりすぎには注意しましょう。

5. プロに依頼するタイミング

上記の方法を試しても落ちない場合、汚れではなく床材や防水層への染み込みが起きている可能性があります。
この段階では家庭用の洗剤では改善できません。
無理にこすっても防水層を削るだけなので、専門業者に相談するのが安全です。

プロの業者は高圧洗浄機や専用洗剤、防水塗料を使用し、汚れの原因に合わせた施工を行います。
特に、経年劣化が進んでいる場合は「防水層の再塗装」や「トップコートの再施工」で見違えるようにきれいになります。

汚れを放置するとどうなるのか?

茶色い汚れをそのままにしておくと、見た目だけでなく機能面にも悪影響が出ます。

  1. 雨水が滞留してカビやコケが繁殖する
  2. 防水層が剥がれ、雨漏りが発生する
  3. 鉄筋やコンクリートが内部から劣化する

こうなると、単なる掃除では済まず、防水工事が必要になります。
結果として費用も数十万円単位に膨らむため、早めのクリーニングと定期点検がもっとも経済的です。

ベランダ掃除を効果的に行うコツ

  • 晴れた日の午前中に行う(乾燥しやすく、滑りにくい)
  • ゴム手袋を着用し、滑り止め靴で安全を確保する
  • 水を多く使うときは、下の階や隣家に流れないよう注意する
  • 掃除後はしっかり乾かし、通気を確保する

ちょっとした配慮で、安全に効果的な掃除ができます。
定期的に掃除することで、汚れの蓄積を防ぎ、防水層の寿命を延ばすことにもつながります。

まとめ

ベランダの茶色い汚れは、単なる汚れではなく「家からのSOS」であることも多いです。
排気ガスやカビなどの軽い汚れなら自分で落とせますが、染み付きや変色がある場合は防水層の老化が進んでいるサイン。
弊社では、長野市エリアを中心に、ベランダ清掃から防水塗装まで一貫対応しています。
「掃除しても落ちない」「ひび割れがある」「最近ベランダが滑る」と感じたら、すぐにご相談ください。
現地調査は無料で行い、汚れの原因を明確にしたうえで、最適な施工方法をご提案いたします。
雨や雪が多い長野で、あなたの家を長く美しく保つために。
プロによる定期的なメンテナンスが、何よりの安心につながります。

 

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