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SHIROKUMA COLUMN

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2025/10/27
長野市でベランダ床の塗装がしたい!費用相場と業者の選び方について

雨の日、ベランダにできた黒ずみやひび割れを見て「そろそろ塗り替え時かな」と感じたことはありませんか?
長野市のように寒暖差が激しく、紫外線や雪、雨風の影響を受けやすい地域では、ベランダ床の塗装は放置できない重要なメンテナンスの一つです。
しかし、「いくらかかるの?」「どこに頼めばいいの?」「助成金は使えるの?」など、初めての方にとっては疑問が尽きないもの。
この記事では、ベランダ床塗装の費用相場、業者選びのポイント、施工の流れ、そして注意すべき点を分かりやすく解説します。
あなたの家を、雨漏り知らずで美しく保つために、ぜひ最後までお読みください。

ベランダ床塗装はなぜ必要なのか

ベランダの床は、外壁と同じように常に外気にさらされる部分です。
紫外線、雨、雪、風、そして長野特有の冬の凍結による膨張・収縮が繰り返されることで、表面の塗膜は少しずつ劣化していきます。

塗装の劣化を放置すると、次のようなリスクが生じます。

  • 防水層がひび割れ、雨水が浸入する
  • 雨漏りによって天井や壁紙が剥がれる
  • ベランダ下の構造木材が腐食し、建物の寿命を縮める

つまり、ベランダの床塗装は「見た目のため」だけでなく「建物を守るため」に欠かせない作業なのです。

長野市で依頼できる会社の種類と特徴

ベランダの床塗装を依頼できる会社には、大きく分けて3つのタイプがあります。
それぞれの特徴を理解して、目的に合った業者を選びましょう。

業者の種類特徴向いているケース
外壁塗装会社外壁塗装と一緒にベランダ塗装を行うことでコストを抑えられる外壁も同時に塗り替えたい方
リフォーム会社住宅全体の改修と合わせてベランダも施工可能内装・外装をまとめて相談したい方
防水専門会社ベランダや屋上など防水工事に特化。雨漏りリスクを重点的に対処雨漏りの不安がある方、劣化が進行している方

たとえば、長野市内では「外壁塗装業者がベランダ防水をセットで提案するケース」が多く、同時施工で足場代を節約できるメリットがあります。
一方、防水専門会社に依頼する場合は、下地診断や防水層の再施工など、より専門的で長持ちする仕上がりを期待できます。

ベランダ床塗装の費用相場と工期

費用は施工内容や劣化の程度、使用する塗料によって変わりますが、おおよその目安は以下の通りです。

施工内容費用の目安工期
部分補修・簡易塗装約5万円〜10万円1〜3日
下地補修+塗装(一般的な再塗装)約10万円〜20万円3〜5日
防水層の再施工(トップコート含む)約20万円〜30万円5〜7日
劣化が激しい場合(下地交換含む)約30万円以上7〜10日以上

塗装だけなら数万円で済むこともありますが、劣化が進行している場合は「防水層の再施工」が必要になり、費用が一気に上がります。
放置期間が長いほど補修範囲が広がり、結果的にコストが高くなる傾向があります。

助成金制度について:長野市では対象外に注意

「助成金が使えるのでは?」と思う方も多いですが、長野市では2025年現在、修繕や補修のみを目的としたベランダ塗装工事には助成金制度が適用されません。
省エネリフォームや断熱改修などの工事であれば対象になる場合がありますが、単なる防水や塗装工事は対象外です。
したがって、助成金を前提とした予算計画を立てるのではなく、「早期メンテナンスによる長期的な節約」を意識することが大切です。
放置すれば、雨漏り修理や構造腐食の復旧工事に数十万円単位の費用がかかる可能性があります。

ベランダ塗装の主な工程と流れ

ベランダの塗装は、見た目以上に繊細な工程を経て仕上げられます。
一つひとつの工程を丁寧に行うことで、塗料の性能が最大限に発揮され、防水性・耐久性が向上します。

1. 清掃・アセトン拭き

まず、表面のゴミ・砂・カビ・油分を徹底的に除去します。
アセトン拭きを行うことで塗料の密着性が高まり、塗装後の剥がれを防ぎます。
この工程を省略すると、せっかくの塗装も短期間で劣化する原因となります。

2. ケレン処理(下地研磨)

塗装前にサビや古い塗膜を削り落とし、表面を滑らかに整える作業です。
細かい凹凸を均一にすることで、塗料がしっかりと食いつき、ムラのない美しい仕上がりになります。
金属製のベランダやモルタル下地では特に重要な工程です。

3. 下塗り

下塗り材(プライマー)を塗布し、塗料の密着性を高めます。
これは“接着剤”のような役割を持ち、上塗りとの一体化を促します。
この層があるかないかで、塗膜の耐久性は2倍以上変わることもあります。

4. 上塗り(仕上げ)

ローラーや刷毛を使い、塗り残しのないように丁寧に仕上げていきます。
上塗りは2〜3回行うことが一般的で、層を重ねることで防水性能が格段に向上します。
塗料によっては、UVカット効果や滑り止め効果のあるタイプもあり、使用環境に応じた選択が可能です。

ベランダ塗装で使われる主な塗料の種類と特徴

塗料の種類耐久年数特徴向いている環境
ウレタン塗料約5〜7年柔軟性が高くひび割れに追従する一般的な住宅全般
シリコン塗料約8〜10年耐候性・防汚性に優れる日当たりが強いベランダ
フッ素塗料約12〜15年高耐久・低汚染性。価格は高め長期的にメンテナンスを減らしたい方
遮熱塗料(ガイナなど)約10〜12年防音・断熱・遮熱効果も兼ねる夏の暑さが厳しい環境

「どれを選べばいいか分からない」という方は、専門業者に相談すると良いでしょう。
立地条件(南向き・風の通り・日照時間など)や使用頻度によって最適な塗料は変わります。

定期メンテナンスの重要性

ベランダの床は、年中外気にさらされるため、5年に1度を目安に状態確認を行うのがおすすめです。
特に次のような症状が出ている場合は、早急な塗り替えを検討してください。

  • 表面が白く粉を吹いている(チョーキング)
  • 塗膜が剥がれている、膨れている
  • ひび割れや水たまりがある
  • 雨のあとに下階の天井にシミができる

これらはすべて「防水機能が低下しているサイン」です。
見た目では分からなくても、内部ではすでに水が染み込んでいることも多いため、早めの対応が大切です。

まとめ:ベランダ塗装は“予防メンテナンス”が最もお得

ベランダの床塗装は、放っておくと必ず劣化し、やがて建物全体の問題へと発展します。
しかし、5〜10万円程度の定期メンテナンスを行うことで、雨漏りや構造劣化を防ぎ、結果的に数十万円の修繕費を節約できます。

長野市は寒暖差が大きく、建物にとって過酷な環境です。
だからこそ、定期的な点検と塗り替えで“家を守る力”を維持することが重要です。

弊社では、現地調査からお見積もり、防水・塗装の一貫施工まで、すべて自社職人が対応しています。
「ベランダのひび割れが気になる」「塗り替え時期を知りたい」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。
一軒一軒の住まいを丁寧に守る――それが、私たちの仕事です。

 

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