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SHIROKUMA COLUMN

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SHIROKUMA COLUMN

2025/04/17
長野 山ノ内町の魅力を徹底解説!志賀高原と温泉が育む“山岳リゾート暮らし”

「温泉もスキーも野生のサルも、一度に味わえる場所はないの?」
長野駅から電車とバスで約1時間、車なら信州中野 I.C. から 30 分。
たったこれだけの移動で、湯けむりが立ちのぼる渓谷、標高 2 000 m 級の高原リゾート、そして温泉に浸かるニホンザルの姿がそろう町があります。
それが長野県山ノ内町です。日帰り旅行を考える人は「時間が足りないかも」、移住を検討する人は「仕事と生活は両立できる?」と迷いがちですが、実際に足を踏み入れると“観光地と生活圏の境目がゆるやか”という独特の心地よさに驚くはずです。
この記事では、季節ごとの楽しみ方から交通・暮らしのリアルまでをやさしく解説し、あなたの疑問をまるごと解消します。

山ノ内町の基本プロフィール!ここが“北信の交差点”と呼ばれる理由

北は木島平村・栄村、西は中野市、南は高山村と隣り合い、背後に上信越高原国立公園を抱える山ノ内町。
志賀高原・北志賀高原から湯田中渋温泉郷まで標高差が 1 000 m 以上あるため、同じ日でも山頂はスキー、ふもとは春のような陽気という“二層気候”が生まれます。
この寒暖差を利用してリンゴ・ブドウ・桃が甘く育ち、エノキタケやそばも全国トップクラスの品質を誇ります。
観光と農業、この二本柱が町の経済を支える背景には、「観光客が温泉街で果物を手に取る→農家が観光農園を開く→町全体の魅力度が上がる」という好循環があります。

アクセスの良さと移動のコツ

長野電鉄特急で「湯田中」へ 42 分、バスで志賀高原へさらに 25 分。
高速道路利用なら上信越道「信州中野 I.C.」から志賀草津高原ルートへ直結。
冬はタイヤチェーンが必須ですが、町営駐車場で無料貸し出しサービスがあるためレンタカー利用でも安心です。
湯田中駅前には日帰り専用ロッカーと手湯(足湯の手版)が設置されており、早朝着のスキーヤーが重宝しています。

起点主要ルート所要時間使い分けの目安
JR長野駅長野電鉄+バス約 1 時間混雑を避けたい・雪道運転が不安
東京練馬 I.C.関越道→上信越道約 3 時間 20 分滑ったあと温泉泊&果物買い出し
新潟市内上越道→上信越道約 2 時間 40 分秋の紅葉ドライブに最適

志賀高原・北志賀高原の“四季別アクティビティ”

春~初夏:ブナ新緑ハイクと水芭蕉湿原さんぽ

4月下旬、雪解け水を湛えた一沼・琵琶池の湖面は鏡のようにブナの萌黄を映し、木道には水芭蕉の白い苞が点々と続きます。標高 1 500 m 以上の寒冷地で見られるこの景色は、平地より一か月遅い春を体験できる“季節のタイムマシン”のよう。
片道 40 分の平坦コースなので、登山未経験でもハイクデビューが安心です。
道中には散策ガイドが常駐するビジターセンターがあり、熊鈴の貸し出しやルート情報を得られるため、自然との距離感をつかみやすいのも魅力です。

夏:雲海テラスと涼風トレッキング

竜王マウンテンリゾートの SORA terrace は、前夜からの放射冷却で発生した雲海が朝日に染まる瞬間を拝める特等席。
気温は平地より 10 ℃以上低く、真夏でも 20 ℃前後。昼はカラマツ林の森林浴コースへ足を延ばし、涼風に吹かれながら高原特有の木漏れ日の揺らぎを楽しめます。
カフェで提供される信州産ブルーベリースムージーは、歩き疲れた身体にじんわり染みわたる天然のエネルギーチャージ。
帰路は湯田中温泉で汗を流し、夕涼みがてら石畳の温泉街を浴衣でそぞろ歩きすれば、一日で“避暑・絶景・温泉”が完結します。

秋:紅葉と“そば新そば”の競演

10 月中旬から 11 月上旬にかけ、志賀高原のダケカンバとカエデが黄金色と真紅のモザイクを描きます。
標高差が大きいため、渓谷→中腹→山頂の順で色づきが進み、紅葉前線を追いかけるように3週間以上もグラデーションが楽しめるのが特徴。
ちょうど新そばの季節と重なるため、山ノ内町内のそば店では地粉 100%“極細十割そば”が提供され、香りの高さに驚く旅行者が続出します。
紅葉狩りとそば巡りを同時に堪能できるこの時期は、宿の予約が早々に埋まるので計画はお早めに。

冬:極上パウダースノーと温泉ザル

志賀高原は国内屈指の低湿度パウダースノーで知られ、12 月初旬には全 18 エリアの多くがオープン。
スキーやスノーボードを楽しんだあとは、標高 850 m の地獄谷野猿公苑へ。
気温が氷点下に下がると、ニホンザルの毛に雪が載り、湯気の立つ温泉に肩まで浸かる姿が写真映えします。
観察用デッキは源泉の熱で足元が凍らず、カメラが曇りにくいのもフォトグラファーに喜ばれるポイント。
夜は渋温泉の“九湯めぐり”でポカポカに温まり、石畳のレトロな街並みで雪見酒を嗜む。
これが山ノ内町流の冬の過ごし方です。

湯田中渋温泉郷と北志賀温泉郷の“泉質&雰囲気”比較

温泉街泉質(主成分)歴史・街並み推しポイント
湯田中温泉塩化物泉江戸期から続く湯治場、駅前に共同浴場電車で行ける手軽さ、外湯は源泉かけ流し
渋温泉硫黄泉・炭酸水素塩泉石畳と木造三階建て旅館群が情緒満点“九湯めぐり”満願で授かる木札御守
穂波温泉単純硫黄泉果樹畑に囲まれた静かな宿が点在りんご露天風呂で甘い香りに包まれる
よませ温泉弱アルカリ泉スキー場直結の高台リゾートナイター後すぐ浸かれる展望露天
北志賀温泉炭酸水素塩泉竜王スキーパーク隣接、ホテル型SORA terrace の雲と同じ目線で入浴

農と観光が手を取り合う“山ノ内ブランド”

町全体の果樹栽培面積は 400 ha 以上、収穫量の多い年でリンゴ9000 t、ブドウ2500 t。
これらは観光農園での直販やスキー場のスイーツメニューに活用され、ブランド力を底上げしています。
近年はリンゴの未利用部分を発酵させたクラフトシードルが海外コンテストで受賞し、“温泉あがりに地産クラフト”という新しい楽しみ方が定着。
農家の六次産業化を観光客が直接味わえる好例です。

暮らしのインフラとコミュニティ

町内には夜間瀬・佐野・戸狩など 15 以上の集落があり、それぞれに公民館や集会所が設けられています。
たとえば湯田中駅から徒歩 8 分の「湯田中共益会館」は地域の防災拠点を兼ね、足湯イベントやリンゴ収穫祭の会場にもなる“みんなの居間”。
標高差が大きく雪深い地域ですが、集落間を結ぶ除雪スケジュールが町サイトで毎朝公開されるため、移住希望者でも生活インフラを把握しやすい環境が整っています。

“一度来たら、一年中また来たくなる”山ノ内町の底力

山ノ内町は「温泉」「パウダースノー」「高原リゾート」「雲海テラス」「温泉ザル」「極甘リンゴ」という、全国でも珍しいキーワードを一か所で体験できる稀有な場所です。
しかも長野駅から1時間前後の好立地と、住民主体のコミュニティが生み出す安心感が、観光客にも移住者にも“ちょうどいい距離感”を提供します。
次の休みには湯田中渋の石畳を歩き、志賀高原の空気を吸い、竜王で雲を見下ろしてみてください。
山ノ内町の魅力は、行くたびに新しい表情であなたを迎えてくれるはずです。

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