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SHIROKUMA COLUMN

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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2025/03/16
中野市の魅力をまるごと体験するガイド“ほどよい田舎”がくれる四季と人情

アクセスとロケーション!長野市から電車で約40分、信州北東の“扉”

長野駅で新幹線を降り、長野電鉄の赤い車両に揺られておよそ30~40分。
終点のひとつ手前「信州中野」駅に降り立つと、のびやかな田園と千曲川の流れ、高社山(たかやしろやま)の凜とした稜線が迎えてくれる。
高速道路なら上信越道・信州中野ICまで都心から約3時間半。公共交通・マイカーどちらも使い勝手がよく、「長野は行き慣れたけれど松本や軽井沢ほど混んでいない場所へ行きたい」という大人の小旅行にちょうど良い距離感だ。

移動手段出発地所要時間ワンポイント
長野電鉄特急長野駅約37分休日はバラまつり臨時停車あり
長野電鉄普通長野駅約45~48分車窓から千曲川を望むローカル旅
自家用車東京練馬IC約3時間30分上信越道・信州中野IC下車すぐ

内陸性気候が育んだ“果実ときのこの王国”

標高300〜500 mの盆地特有の寒暖差は、甘みの強いリンゴ・ブドウを実らせるうえ、湿度を抑えて病害を減らすため施設園芸にも最適だ。
とりわけエノキタケは全国1位の出荷量を誇り、市場では“信州中野えのき”が品質の目印として扱われる。
新鮮なまま軸ごと焼けばナッツのような香りが立ち、農家直売所では“畑のバター”と呼ばれるしっとり甘い完熟「シナノスイート」も並ぶ。
旅の土産に“きのこスナック”と秋穫れリンゴを抱えて帰る姿は、中野市の日常風景そのものだ。

四季ごとに表情が変わる自然の舞台

一本木公園・850種3,000株のバラが香る“信州のローズガーデン”

5月下旬から6月中旬にかけて、公園全体がバラの甘い香りに包まれる。
期間中は特急列車が隣接駅へ臨時停車し、地元高校生がガイドを務める“バラソムリエツアー”も人気だ。
色とりどりのイングリッシュローズのトンネルを抜けると、リンゴ畑の向こうに残雪の北信五岳がのぞく。
そんな異国と信州が同居する景観はここだけ。毎年リピーターが絶えない理由がわかる。

高社山・独立峰ならではの360°パノラマと古の信仰

標高1,351 m。ゆるやかな裾野を持つ姿は「高井富士」とも呼ばれ、登山道には修験の名残を示す石仏が点在する。
初心者向けコースでも片道2時間半ほどで山頂に立てるうえ、北アルプスから戸隠連峰、眼下の千曲川まで一望できる爽快感は格別。「山歩きデビューは高社山で」という木島平・中野市民の声も多い。
紅葉期の稜線は、稲刈り後の棚田の黄金色と相まって“信州写真コンテスト”の定番構図になっている。

斑尾高原・冬はスキー、夏は雲海トレッキング

市街地から車で40分。雪質に定評ある斑尾高原スキー場は近年、オフシーズンのマウンテンバイク専用コースとブナ林トレイルで海外ゲストの予約が急増中。
八方尾根の混雑を避けたいアウトドア派には穴場だ。

福島の棚田・四季の“田んぼアート”

大小200枚超の棚田が折り重なる景観は、春の水張り、夏の緑、秋の黄金、冬の雪化粧と一年で4度感動をくれる。
三脚を立てた写真愛好家が並ぶ朝焼け時は、雲海と棚田がつくる“逆さ富士”さながらの光景も。

歴史と文化を味わうミュージアムめぐり

高野辰之記念館・童謡『故郷』の原風景をたどる

“兎追いし山”や“魚釣りし川”の情景は、中野市一帯の里山がモデル。館内の手稿や初版本を見たあと、隣接する見晴らし台から実際の山並みや川を見渡せば、歌詞と風景が重なり、静かな感動が胸に広がる。

中山晋平記念館・大正ロマンの音色が響く木造校舎

大正期の木造校舎をそのまま保存したホールでは、足踏みオルガンが現役です。『シャボン玉』など馴染みの童謡を前に一節奏すれば、不思議と旅仲間とハーモニーが生まれ、懐かしくも心温まるひとときを過ごせることだろう。

日本土人形資料館・中野陣屋県庁記念館

江戸末期から伝わる土人形や、明治初期の旧県庁舎を移築した建物の梁・漆喰壁は、土地の職人技と人々の営みを伝える証人です。こぢんまりとした展示ながら、時を経た素材からは圧倒的な“生の記憶”が感じられる。

地域を支える“76区”のコミュニティと暮らし心地

市内には76の区(自治会)があり、防犯パトロールから雪かき、伝統行事まで住民主体で運営する。
とりわけ秋の「竹原の秋祭り」は、子どもが屋台を曳き、シニアが笛太鼓を奏で、移住者が屋台飾りを手伝う。
世代と立場を超えた助け合いが可視化される瞬間だ。
区ごとの顔ぶれは農家・商店・工場勤務と多彩で、都市部からの移住者が“地域に溶け込みやすい”と語る理由もここにある。

10年後の農地を守る“地域計画”の現在地

高齢化と担い手不足を見据え、市は12地区単位で農地の詳しい利用計画を策定中だ。
農家同士が「10年後もこの棚田の景観を残そう」と座談会で話し合い、実際の耕作者名を地図に書き込む取り組みは全国的にも珍しい。
計画案は毎年5月から翌3月にかけて公開協議し、誰でも意見を提出できる。
農地の大部分が観光資源になる中野市において、この対話型プロセスは“風景を守る市民権”と言えるだろう。

計画単位主な話合い時期会場特色
中野・平野・科野・豊田5〜3月の座談会市役所・JA各センター農地と観光資源の両立を重視
高丘・延徳・長丘・平岡7〜2月の座談会地区公民館里山の棚田景観維持がテーマ

中野市の区の現状

中野市の区は、76区で組織されており、地域ごとに12の地区に属し、区相互の連携を深めるなどの活動が行われています。

中野地区

中町区、西町区、東町区、松川区、普代区、東松川区、一本木区、栗和田区、西条区、
上小田中区、下小田中区、東吉田区

日野地区

間山区、新野区、更科区、高遠区、東山区

延徳地区

桜沢区、大熊区、北大熊区、小沼区、篠井区、新保区

平野地区

西江部区、東江部区、泉区、岩船区、片塩区、七瀬区、吉田区、長嶺区

高丘地区

安源寺区、草間区、日和区、立ヶ花区、牛出区、栗林区、大俣区

長丘地区

田麦区、厚貝区、壁田区、古牧区

平岡地区

竹原区、金井区、西笠原区、東笠原区、新井区、若宮区、北間長瀬区、南間長瀬区、長元坊区

科野地区

赤岩区、深沢区、越区

倭地区

岩井区、岩井東区、田上区、柳沢区、中小屋区、牧ノ入区

豊津地区

替佐区、笠倉区、硲区、奥手山区、美沢区

上今井地区

上今井区

永田地区

穴田区、毛野川区、南永江区、北永江区、梨久保区、涌井区、親川区、三俣区、赤坂区、豊田深沢区

区の活動とは

各区は、住民相互の信頼と理解のもと、地域のふれあいや助け合いにより、安全で安心して暮らせるまちづくりに取り組んでいます。

主な活動内容

防犯パトロール、防犯灯の設置・管理、交通安全指導、ごみ集積所の管理、資源回収、回覧板の回付、行政との連絡調整、公会堂等の管理・運営、青少年の健全育成、敬老会、地域の伝統行事やお祭り、レクリエーション活動、文化イベント など

年間イベントと味覚カレンダーで旅をデザイン

3月「中野ひな市」で土びなを選び、5月「バラまつり」で春バラのトンネルを歩き、7月は朝採れエノキと地酒で晩酌、10月「竹原の秋祭り」で五穀豊穣を祝い、冬は“きのこ鍋”で温まる。
このリズムに身を任せると、中野市の四季はあっという間に巡る。

“住んでよし、訪れてよし”の中野市がくれるもの

三十七分の電車旅で手に入る大自然、世界一のきのこ生産が生む豊かな食卓、そして世代を超えて支え合うコミュニティ。
旅人には“飾らない信州時間”を、移住希望者には“いつかは自分も祭りを担ぐ未来”を想像させてくれる
それが〈中野市の魅力〉という答えだ。

都会から一歩離れて深呼吸したいとき、ふと思い出してほしい。
あの駅前から見上げた高社山の青、バラの香り、夕暮れの棚田
あなたの“故郷未満・日常以上”の場所が、中野市で待っている。

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