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SHIROKUMA COLUMN

2025/04/15
外壁のヒビが雨漏りに…劣化サインと対策を徹底解説

外壁に小さなひび割れやコーキングの劣化を見つけると、「まだ大丈夫かな…」とつい後回しにしてしまいがちです。
しかしそのまま放置すると、わずかな隙間から雨水が入り込み、室内にシミやカビを発生させるだけでなく、木部の腐食やシロアリ被害、建物の強度低下など重大なトラブルにつながります。
特に外壁は建物の顔であると同時に、雨風から住まいを守る最前線。
この記事では、外壁劣化による雨漏りの主な原因とその見つけ方、具体的な修理方法、早期発見のコツまでをわかりやすく解説します。
大切な建物を守るため、ぜひ参考にしてください。

外壁からの雨漏り原因を知る

外壁からの雨漏りは、外装材そのものの劣化だけでなく、目地や取り合い部のシーリング(コーキング)が劣化した結果として発生します。
サイディング同士の繋ぎ目や窓枠周りのシーリングが硬化・収縮してひび割れると、そこから雨水が浸入し、内部へ回り込みやすくなります。
また、外壁材にできたヒビや反りが進行すると、表面の防水塗膜では防ぎきれないレベルの隙間が生じ、雨漏りリスクが高まります。
また、換気扇フードまわりのビス緩み、基礎立ち上がりの水切り板金の腐食も見逃せない要因です。

主な原因の比較でリスクを把握

以下の表で各原因とメカニズムを比較し、自宅の外壁で心当たりがある箇所を確認しましょう。

原因具体例なぜ雨漏りにつながるか
シーリングの劣化サイディング目地・窓枠周りのひび割れシーリングが硬化して亀裂が入り、隙間から雨水が直接浸入するため
外壁材のひび割れ縦割れ・横割れ・衝撃によるクラック外壁内部まで水が回り、内壁へ浸透しやすくなるため
外壁材の反り・変形基材の収縮・膨張による浮き壁材同士の隙間が拡大し、防水機能が低下するため
換気扇フード周りビスの緩み、シーリング剥離ビス穴周辺から水が回り込み、壁内に浸透するため
水切り板金の腐食基礎立ち上がり部の錆び、排水不良正しい排水ができず、立ち上がり部から雨水が侵入するため

外壁劣化のサインと早期発見のポイント

外壁の劣化は初期段階では目立ちにくく、気づかないうちに進行しがちです。
以下のサインを見かけたら要注意。まず外壁表面の色あせや塗膜の剥がれは、防水塗膜が機能低下している証拠です。
ひび割れやコーキングの割れ、サイディング板の反り・浮きは直接的な雨水の侵入口になります。
室内では天井や壁にシミが出たり、カビが発生したりするのも雨漏りの兆候です。
梅雨前や秋雨の時期には、窓枠回りや目地、換気扇フード周辺を特に念入りにチェックし、異常を感じたら早めに専門業者に点検を依頼しましょう。

外壁雨漏りの代表的な症状

外壁からの雨漏りが進行すると、室内側に以下のような症状が現れます。
まず壁面に広がる雨染みやポタポタと水滴が落ちる音を聞いたら、かなり深刻です。
また、カビや藻の発生は内部結露も絡んだ複合トラブルを示唆し、基礎立ち上がり部のひび割れから床下への浸水が起きるケースもあります。
換気扇周りに水がじわりと回る場合は、外壁内部の水路が形成されている恐れがあるため、早急に調査を。
これらの症状は建物の健康状態を直接示すサインですので、放置せず迅速に対応することが大切です。

外壁雨漏りを放置すると招く深刻な被害

外壁からの雨漏りを放置すると、建物内部の木下地が腐食し、柱や梁といった構造体の耐久性が低下します。
腐食部はシロアリの格好の餌場となり、被害が拡大すると建物全体の安全性が脅かされることも。
また内部結露とカビ繁殖はアレルギーや呼吸器疾患を引き起こし、住環境を著しく悪化させます。
他にも基礎部分への浸水は地盤の緩みを招き、最悪の場合は地盤沈下や建物の傾きにつながる危険性があります。
結果的に大規模な補修工事が必要となり、修理費用は数十万円から数百万円単位に膨らむことが少なくありません。

外壁雨漏りの修理方法と費用目安

外壁雨漏りの修理は状況に応じて部分補修から大規模工事までさまざまです。
軽度のシーリング打ち替えやひび割れの補修は3万円前後で対応可能ですが、外壁全体のコーキング打ち替えや大規模なパネル差し替えを伴う場合は20万円前後かかることもあります。
また、既存外壁を残し新たに重ね貼りするカバー工法では100万円超、150万円前後の費用となるケースがあります。
費用は現地調査での被害範囲と使用材料、施工方法によって大きく変動しますので、複数の専門業者から見積もりを取り、内容をよく比較検討することが肝心です。

工事項目内容費用目安
シーリング補修打ち替え・増し打ち3万~8万円
ひび割れ補修V字カット+シーリング充填5万~12万円
部分張替えサイディングパネル差し替え15万~30万円
カバー工法既存外壁の上重ね貼り100万~150万円

外壁雨漏り対策の流れ:専門業者への依頼手順

雨漏り疑いを感じたら、まずは専門業者の無料診断を利用しましょう。
現地調査で外壁のひび割れ、シーリングの劣化状態、換気扇周りや水切り板金の状態を詳細にチェックし、原因箇所を特定します。診断結果をもとに最適な修理プランと見積もりを複数業者から取得し、費用・工法・保証内容を比較して依頼先を決定します。
工事当日は近隣への配慮や作業範囲の確認をし、施工後は仕上がりチェックと保証書受領を忘れずに行いましょう。
定期点検契約を結ぶと、施工後のフォローや再発チェックも安心です。

日常の点検とメンテナンスで雨漏りを未然に防ぐ

外壁雨漏りを未然に防ぐには、定期的な目視点検と簡易メンテナンスが効果的です。
春と秋の年2回、窓枠周りやサイディングの目地、換気扇フードまわりをチェックし、汚れやコケをブラシで清掃、雨樋の詰まりも解消しましょう。
早めの塗装メンテナンスで塗膜を保護し、コーキングのひび割れが見られたら増し打ちで対応すると、防水性能を長期間維持できます。
日常のちょっとした手間で、外壁の劣化進行を遅らせ、住まいの寿命をぐっと延ばすことが可能です。

外壁劣化による雨漏りは、初期段階での発見と迅速な対応が被害を最小限に抑えるポイントです。
大切な建物を長期間快適に保つため、気になるサインを見つけたら早めに専門業者に相談し、適切な対策を講じましょう。

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