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コラム

SHIROKUMA COLUMN

2017/04/18
塗装の温度管理で仕上がりが変わる!気温・湿度・養生対策のポイントを徹底解説

塗装工事は、気温や湿度など環境条件によって大きく左右されます。
見た目の美しさだけでなく、塗膜の密着性や耐久性にも影響するため、「温度管理」は塗装の成否を決める重要なポイントです。
この記事では、塗装に適した温度・湿度の条件や、季節ごとの対策、現場で実践されている養生方法について具体的に解説します。

気温による塗装への影響とは?理想は10℃以上30℃未満で安定施工

【気温が高すぎても低すぎてもNG】塗膜の乾燥スピードと硬化に直結

塗装における理想的な気温は「10℃以上30℃未満」です。これは、塗料の乾燥と硬化が適切に進む温度帯で、ムラのない美しい仕上がりを実現しやすいからです。
気温が極端に高い・低い場合は以下のようなリスクが生じます。

  • 気温が5℃以下:塗料の硬化が著しく遅れ、乾燥時間が長くなる。次の工程に入れず工期が延びる可能性も。
  • 気温が30℃以上:塗料が急激に乾燥し、泡やひび割れの原因になる。塗りムラも起こりやすい。

とくに冬場の早朝は、たとえ気温が上がっていても壁や屋根の素材自体が冷えているため、表面温度の確認が必要です。

【夏の屋根塗装に注意】素材の温度は60℃以上になることも

真夏の屋根は太陽の直射によって高温になり、表面温度が60〜70℃を超えることもあります。
その状態で塗料を塗ると、以下のような不具合が発生します。

  • 塗料が急激に乾いてしまい、塗り広げる前に固まる
  • 塗膜に泡が発生しやすくなり、密着性が落ちる

対策としては、塗装を避けるか、やむを得ず行う場合は、塗料の希釈率を調整しながら施工する方法がとられます。

湿度による塗装の影響とは?理想は45〜80%で安定した乾燥を実現

【湿度が高すぎると乾燥不良に】85%を超えたら作業は中止が原則

湿度が高いと、塗料の乾燥や硬化が妨げられるだけでなく、塗膜の仕上がりにも大きな影響を及ぼします。

  • 湿度85%以上:塗料に含まれる水分が逃げにくく、塗膜内部に残りやすい。結果として膨れや剥がれの原因に。
  • 結露や換気不良:表面に水分が残っていると、塗料が正しく密着せず、早期劣化につながる。

結論として、湿度が85%を超える環境では原則として塗装作業に着手しないのが基本です。

【湿度が低すぎる場合も注意】乾燥が早すぎてトラブルに

湿度が40%を下回るような極端な乾燥環境では、塗料の表面だけが急速に乾き、中の成分が残ったままになる「スキン乾燥」が発生しやすくなります。
この状態は以下のような問題を引き起こします。

  • 表面だけ乾いているように見えて、内部が未硬化
  • 塗膜の持ちが悪くなり、1〜2年で劣化が目立つようになる

特に内装塗装でエアコンを長時間使用している場合などは、換気と加湿に注意が必要です。

温度・湿度をコントロールするための現場対策とは?養生と設備の工夫で品質を守る

【採暖や冷却ファンの設置】作業環境を整えるのが品質の基本

気温や湿度の変動が大きい現場では、環境を整えるための対策が重要です。以下のような設備が用いられます。

  • 採暖機:冬場の外気温が低い場合に、作業エリア全体を暖めて塗装に適した環境に近づける
  • 冷却ファン:真夏の高温時に設置して、作業者の体温上昇を防ぎつつ、塗装面の温度を一定に保つ
  • 日除けシート:直射日光を遮ることで、素材の高温化を抑制する

これらの機材は、職人の安全確保と塗装品質の両面において、非常に有効な手段です。

【換気と通気の確保】結露防止と安定乾燥のために欠かせない工夫

屋内や密閉された場所での塗装では、通気性の確保も重要です。

  • 換気扇の活用:湿気がこもるのを防ぎ、適度な空気循環を保つ
  • 窓や開口部を一部開ける:外気を取り込みながら温度・湿度を安定させる

結露や湿気は、乾燥不良の最大の原因。特に天井や角の部分では、目に見えない水分が残りやすいため、全体に風が行き渡る工夫が必要です。

【職人の水分補給と作業スケジュールの調整】品質を保つためには人間管理も重要

環境管理だけでなく、作業にあたる職人の体調管理も、実は塗装品質に関わってきます。

  • 水分補給の徹底:熱中症や脱水症状を防ぎ、集中力を保つ
  • 作業時間の調整:気温が安定する午前中や夕方に作業を集中させる

作業効率と仕上がりの精度を両立させるには、無理のないスケジューリングが不可欠です。

まとめ:塗装の温度管理は「環境」「設備」「人」の三位一体がカギ

塗装において重要なのは、ただ気温や湿度を守ることではなく、それらの変化を見極めて柔軟に対応する力です。

  • 理想の気温:10℃以上30℃未満
  • 理想の湿度:45%〜80%
  • 高温時:希釈率の調整や日陰対策、冷却ファンの導入
  • 低温時:採暖器具の活用や結露除去
  • 湿度管理:換気と通気の工夫、養生対策

これらすべてを適切に管理することで、塗装の美しさと長期的な耐久性を保つことができます。

信頼できる施工業者は、こうした管理ノウハウを持ち、現場状況に応じた最適な対策を講じてくれます。
見積もりや現地調査の段階で、温度管理の計画について質問してみると、施工品質の高さを見極める判断材料になるでしょう。

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