しろくまコラム SHIROKUMA COLUMN
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コラム
塩ビシート防水のかぶせ工法とは?費用・施工手順・注意点を徹底解説

屋上やバルコニーの防水リフォームを検討している方にとって、「どの工法を選ぶべきか」は非常に重要なポイントです。
特に、既存の防水層がそれほど傷んでおらず、コストや工期を抑えて防水性能を維持したい場合に注目されているのが、「塩ビシート防水のかぶせ工法」です。
この記事では、「そもそも塩ビシート防水とは何か」から「かぶせ工法のメリット・施工方法・注意点」までを、専門知識がなくてもわかるように丁寧に解説します。
目次
塩ビシート防水とは?
塩ビシート防水とは、塩化ビニル樹脂でできたシート状の防水材を用いた防水工法で、主に屋上やバルコニーなどの水平面に使用されます。
耐久性・耐候性に優れており、長期にわたり建物を雨水の侵入から守ることができます。
塩ビシート防水の特長
紫外線や熱に強く、劣化しにくい
直射日光が当たる屋上でも長持ちしやすい。メンテナンスがしやすく、点検も簡単
表面がフラットでひび割れや浮きが見えやすい。シートのつなぎ目は熱風や溶剤で接合
水の侵入リスクが低い。
これらの特長から、新築だけでなく、改修工事でも選ばれる防水材となっています。
塩ビシート防水「かぶせ工法」とは?
「かぶせ工法(カバー工法)」とは、既存の防水層を撤去せずにそのまま上から塩ビシートを施工する方法で、「塗り重ね工法」とも呼ばれます。
なぜかぶせ工法が選ばれるのか?
撤去作業が不要なため、作業音・振動が少なく近隣トラブルになりにくい
防水材の廃材がほとんど出ないため、環境負荷も軽減
既存防水層の状態が良ければ、その防水性能も活かせる
これらの理由から、特にマンションやビル、施設の改修工事で多く採用されています。
向いているケースの例
築10〜20年程度で、防水層の膨れや剥がれが軽微
工期や騒音を抑えたい商業ビル・学校・集合住宅
改修予算が限られているが、耐久性の高い施工を求める場合
コスト・工期・静音性に優れたバランスの良い改修法
かぶせ工法は、コストを抑えながらも信頼性の高い防水改修が可能という点で、非常に人気があります。
ここでは、具体的な3つのメリットを紹介します。
① 既存防水層を撤去しないため、工期が短く、コスト削減が可能
通常の防水工事では、古い防水層を撤去する工程がありますが、かぶせ工法ではこの手間が不要です。
そのため、工期が2〜3割短縮され、労務費や廃材処理費用も削減できます。
施工面積が広い建物ほど、工期の差は顕著に出るため、大規模修繕で採用されやすい傾向にあります。
② 騒音や振動がほとんど出ないため、居住中の工事にも向いている
撤去工事がないことで、騒音・振動の発生が少なく、居住者や近隣への負担も軽減されます。
マンションや学校、病院など、音に敏感な環境でも安心して施工できるのが利点です。
③ 防水層の性能を維持したまま、上から補強できる
既存防水層の状態が比較的良好であれば、その機能を活かしつつ、塩ビシートでさらに保護することができます。
二重構造となることで、防水性も向上しやすいのが特徴です。
塩ビシート防水かぶせ工法の流れを分かりやすく解説!
かぶせ工法は、一見簡単そうに見えますが、下地の状態確認や部材の選定が非常に重要です。
以下に、一般的な施工手順を示します。
基本的な施工手順(工程)
現地調査・下地点検
防水層の膨れ、剥がれ、浮きなどを確認し、部分的な補修が必要かを判断します。清掃・下地処理
ほこりやゴミ、苔、油分などをしっかり除去します。密着性に関わるため、丁寧に行います。専用金具の設置・固定
塩ビシートを固定するための金具(ディスクなど)を一定間隔で配置します。防水シートの敷設・固定
専用金具の上から塩ビシートを広げ、ジョイント部を重ねます。シートの接合(溶着)作業
熱風や溶剤でシート同士・金具とシートを強力に接着し、防水層を形成します。
各工程において気温や湿度などの環境条件も考慮され、専門知識を持つ職人が施工する必要があります。
【注意点】かぶせ工法が向かないケースもある!失敗しないための判断ポイント
かぶせ工法は万能ではありません。既存防水層の状態が悪すぎる場合や、適切な下地処理ができない場合は逆効果になる可能性もあります。
注意すべきポイント
既存防水層に膨れ・剥がれが多すぎる場合
不陸(デコボコ)や浮きがあると、かぶせた塩ビシートにシワやたるみが生じ、見た目や耐久性に悪影響を与えます。防水層の種類によっては密着不良になることも
特にアスファルト系などとの相性は注意が必要で、専門業者の判断が不可欠です。見た目にムラが出る・施工が複雑になる恐れ
部分補修を繰り返してきた屋根では、表面の凹凸により仕上がりが悪くなる場合があります。
こうしたケースでは全面撤去による新規防水工事の方が、結果的に安く済むこともあります。
まとめ
塩ビシート防水のかぶせ工法は、「できるだけ建物に負担をかけず、手早く・低コストで防水機能を回復したい」と考えている方にとって、非常に合理的な工法です。
最後にポイントを整理すると…
防水層が比較的健全な建物の改修に最適
撤去作業が不要で、工期短縮・コスト削減が可能
騒音・振動が少なく、居住中施工にも対応しやすい
ただし、下地の状態次第では適用できないこともある
現地の状態によって最適な工法は変わりますので、信頼できる防水業者に点検・診断を依頼することが成功のカギです。
施工前
仮説手すり設置作業
敷砂利撤去作業
敷砂利撤去完了
ケレン及び高圧洗浄
社内検査及び使用材料搬入