軽井沢町長倉｜しろくまペイントの施工事例をご紹介します。

軽井沢町で、屋根塗装と基礎の補強工事を行いました

ホームページよりお問い合わせをいただきました。別荘として使っている家の屋根の劣化が気になるという点と、基礎にひび割れがあることを心配されていました。

調査に伺うと、屋根は錆の発生と塗膜の剥離がみられました。基礎のひび割れは、床下まで貫通しているのが確認できました。

基礎のひび割れ（クラック）には、ヘアークラックという細いひび割れと、構造クラックという幅の太いひび割れが存在します。今回の場合は構造クラックでしたので、基礎コンクリートを補強する工事を行いました。

　
　　　　　左：基礎のひび割れ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　右：屋根　施工前の状態

屋根塗装

屋根の勾配が急だったので、屋根足場を設置して作業を行いました。

　
　　　　　　左：足場設置　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　右：ケレン

屋根の表面には錆や塗膜の剥離がありましたので、電動工具にてケレンを行い、錆びや劣化した塗膜を落とし、表面を平滑にしていきます。ケレン作業が不十分なまま塗料を塗っても、十分な性能や仕上がりを保つことができないので、とても重要な工程です。

　
　　　　　左：中塗り　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　右：上塗り

錆が広範囲に発生していたので２液型の錆止めを使用しました。2液型の錆止めは、より強い塗膜を形成するため、金属にもしっかりと密着し、高い耐久性を期待できます。

基礎のひび割れ

住宅の基礎は家を支えるという大切な役目があります。築年数が経過してくると、建物の揺れだけでなく、部分的な地盤沈下が起こる事で基礎にひびが入るケースがあります。

その基礎に大きなひび（構造クラック）がある場合、そこからコンクリート内部に雨水が入り込むことで、基礎内部に使われている鉄筋が錆びてしまい、将来的に建物の耐久性や耐震性に大きな悪影響を及ぼしてしまいます。

　
　　　　　　左：ひび割れ補修　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　右：モルタル補修

ひび割れ補修を行った後、基礎の補強を行います。

　
　　　　　　　　左：アラミド繊維シート貼り付け　　　　　　　　　　　右：塗装後
 

アラミド繊維シートとエポキシ系樹脂を基礎に張り付けて強度を高める方法で、ひび割れが生じた基礎を強固にしていきます。このアラミド繊維シート強度は鋼材の5倍！地震による揺れにも耐えられる強固な基礎を作ることができます。

表面を塗装で整えて完成です。この塗料は、コンクリートの風合いも復元し美観も綺麗に維持してくれます。新築時のように仕上げることができました！

家を支える基礎のメンテナンスを怠ると、家の傾きや倒壊の原因になってしまいます。無料診断も行っておりますので、基礎に気になるひび割れを見つけたら、一度調査をご依頼いただければと思います。

この度は、しろくまペイントへのご用命、ありがとうございました！

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