長野市｜しろくまペイントの施工事例をご紹介します。

野市のアミューズメント施設で、外壁の塗装工事を行いました

開業から約20年が経過し、これまで大きな外装メンテナンスを一度も行っていなかったことから、外壁改修をご検討されており、ご相談をいただきました。
 

現地調査を行ったところ、外壁全体に塗膜の色あせだけでなく、外壁のひび割れや破損が見られました。全体的に防水性の低下が進行している状態でした。
今回の工事では外壁塗装とあわせて、建物外周部の板金補修工事を行いました。

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　写真：施工前の外壁の様子

本工事は、施設を営業しながらの施工となったため、安全対策を最優先に進めました。
事前に労働基準監督署への足場設置申請や、長野市役所への景観関係の届出を行い、法令を順守したうえで工事を実施しています。

また、高所作業については50tレッカーを使用して足場を組み、来場者様や従業員の方の動線と作業エリアを明確に分けることで、事故防止を徹底しました。

ALC外壁は、塗装工事において「上塗り以上に下地処理とシーリングが重要」とされる素材です。
特に今回のような商業施設規模の建物では、外壁パネルの目地が多く、補修範囲も広くなるため、戸建て住宅に比べて施工難易度が高くなります。

下地の吸い込みを抑える下塗り処理と、劣化したシーリングの適切な補修を行うことで、塗料本来の性能をしっかり発揮できる状態を整えました。

建物規模や今後の維持管理を考慮し、今回は「美観」よりも耐久性・防汚性を重視した塗料選定を行いました。

外壁には、アステックペイントの「シリコンREVO1000」を採用。

　
高い耐候性と低汚染性を兼ね備えており、紫外線や雨風による劣化を抑え、長期間にわたり外観を維持できる塗料です。

また、付帯部などにはSK化研の「プレミアムNADシリコン」を使用しました。
こちらも耐久性に優れており、商業施設のように外壁面積が大きく、簡単に塗り替えができない建物に適した仕様となっています。

長年メンテナンスが行われていなかった外壁は、防水性・耐久性ともに回復し、建物全体がモダンで清潔感ある外観に生まれ変わりました。
長期に渡る工事となりましたが、外観の改善だけでなく今後の劣化進行を抑え、施設を安心して長く運営できる環境づくりにつながる工事となりました。

この度は、しろくまペイントへのご用命、ありがとうございました！

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