長野市富竹　T様邸　屋根外壁塗装工事｜｜「ありがとう」のために。しろくまペイント施工事例。

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施工事例

2024/06/13

長野市富竹で、戸建て住宅の屋根・外壁の塗装を行いました

施工地域	長野市富竹
施工場所	戸建て住宅
施工内容	屋根塗装、外壁塗装、付帯部塗装、コーキング
価格	約100万
施工経緯	地域情報誌（ほっとパル）
使用材料	屋根…アステックペイント　スーパーシャツサーモSi 外壁…アステックペイント　プラチナシリコンREVO2000SI-IR 付帯部…KFケミカル　スーパーフロンワン軒天…アステックペイント　マルチエースⅡJY
塗装色	屋根…ラセットブラウン　外壁…ミネラルグレイ

地域情報誌をご覧になった方より、外壁の色褪せが気になっているとのことで、塗装のご相談をいただきました。

実際に確認させていただくと、日の当たる南側を中心に色褪せやチョーキングが見られました。外壁表面を保護している塗膜が劣化しているサインですので、塗装に適したタイミングです。

また、一部外壁に白錆が見られました。

屋根と外壁ともに金属素材でしたので、熱伝導率を考慮し遮熱塗料をご提案しました。蓄熱を抑えるので、夏場の室内の温度上昇を抑え、より快適にお過ごしいただけると思います。

屋根塗装

隣地との間が狭かったので、隣地の方にもご協力をいただき、足場を設置しました。

　
　　　　　左：屋根　施工前の様子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　右：ケレン作業

屋根は、紫外線の影響により色褪せが発生していました。表面緒塗膜が劣化し、錆止め塗料が見えている部分もありましたが、錆は見られませんでした。

屋根・外壁共に金属だったので、ケレン処理をしっかり行いました。
ケレン作業なしでは、塗料がまともに密着せず、せっかくの塗膜がすぐ剥がれてしまいますので、この下地処理は非常に大切です。

金属屋根を塗装する際には錆止め効果のあるものを選びます。今回は下塗りでありながら遮熱効果のある下塗り材を使用しました。サビが酷かったり何回か屋根の塗装をしている場合には２液型の錆止めを使用する場合もあります。

　屋根　上塗り
　　　　　左：錆止め塗布　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　右：上塗りの様子

上塗り塗料は原色に近い色でしたので、透け・かすれが無い様に確認しながら塗装を行いました。
屋根色として人気のある濃色は、近赤外線を多く吸収し温度上昇しやすいのが特徴です。特に熱を持ちやすい金属屋根は、遮熱効果のある塗料を塗ることで効果を感じやすいです。

スーパーシャネツサーモは、近赤外線を効果的に反射する性質があるため、熱がこもりにくく、夏場の室温を下げる効果が期待できます。紫外線の影響を受けにくいので、屋根色の変色が起こりにくく、塗り替え後の美しい色彩を長期間維持します。

金属サイディングの白錆

サイディングの素材はガルバリウム鋼板で、錆に強い素材ではありますが、錆びないわけではありません。

ガルバリウム鋼板の表面を保護している塗膜が剥がれると、下のメッキ層が露出し、メッキ中の亜鉛が溶けだすことで白錆が発生します。メッキ層が徐々に無くなっていくとやがては赤錆が発生してしまう、というプロセスを踏みます。

外壁のチョーキングと色褪せ　白サビ
　　　　　左：チョーキングと色褪せ　　　　　　　　　　　　　　　　　　右：白錆

白錆は発生しても耐久性に影響はありませんが、美観を損ねます。進行し赤錆が発生すると徐々に広がり、外壁に穴があくなど、住まいの寿命を大幅に縮めてしまうことにも繋がります。
耐久性の高い金属サイディングでも紫外線による塗膜の劣化は必ず進行します。錆が発生する前の段階で再塗装を行うことで、住まいの寿命を延ばすことができます。

サイディングもケレン処理を行ってから、錆止め塗料を塗布します。
　施工前　コーキングの様子
　　　　　　右：外壁　ケレン作業　　　　　　　　　　　　　　　　　　右：施工前のコーキング

部分的に塗装に適さないコーキングが使用されていました。塗料が密着せず塗膜が剥がれてしまっています。撤去し、塗料と相性の良いコーキングに打ち替えをしました。

　
　　　　左：外壁　下塗り　　　　　　　　　　　　　　　　　右：外壁　上塗り

金属系サイディングは、日が当たると表面が高温になりやすいですが、今回使用した塗料は、近赤外線を効果的に反射するので表面温度が高温になるのを抑えます。

塗膜表面に汚れが付着すると、せっかくの遮熱性能が低下してしまうことがありますが、塗膜表面に汚れが付着しにくい低汚染機能も備えた塗料なので、建物の美観と遮熱性能を長く体感いただけると思います。

雨どい塗装　破風板塗装
　　　　　左：雨樋　塗装　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　右：破風板　塗装