長野市西和田　Y様邸　外壁塗装工事｜｜「ありがとう」のために。しろくまペイント施工事例。

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施工事例

2024/07/11

長野市西和田で、戸建て住宅の補修と塗装を行いました

施工地域	長野市西和田
施工場所	戸建て住宅
施工内容	外壁塗装、付帯部塗装、コーキング
価格	200万
施工経緯	市民講座
使用材料	屋根（板金）…アステックペイント　スーパーシャネツサーモF 外壁…アステックペイント　超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR 付帯部…KFケミカル　スーパーフロンワンコーキング…サンライズ　H100
塗装色	屋根…トゥルーブラック　外壁…ペリウィンクルブルー

Y様は、自宅の壁にひび割れやコーキングの劣化が見られたことをきっかけに、外壁塗装を考え始めました。
そして当社の塗装セミナーに参加され、しろくまペイントに塗装をご依頼いただきました。

外壁の悩みを解消し、美しく蘇ったY様宅の事例を通じて、皆様の参考になれば幸いです。

　
　　　　　左：施工前　コーキングの劣化　　　　　　　　　　　　右：施工前　外壁のひび割れ

ガスケット目地のメンテナンス

トヨタホームなど大手ハウスメーカーのパネル工法で施工された家の外壁の目地には、コーキングの代わりにガスケットと呼ばれる、パッキン状になった乾式目地が使用されている部分があり、目地の隙間を保護しています。

ガスケットは30年近く持つと言われていますが、実際には、日当たりの良い所では紫外線の影響でガスケットが浮いてしまうことが多いです。

　コーキングの打設
　　　　左：ガスケットの浮き　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　右：コーキング打設

埋め込まれているガスケットを取り除いて新しくコーキングを打ち直します。

コーキング　施工後左：コーキング施工後

外壁補修

浴室の窓下は、結露した水が外壁を伝ってしまい、外壁に汚れが付いたり、劣化したりしやすい場所です。
特に窯業系サイディングはセメントが多く含まれているため水を吸いやすく、水が凍って膨張し中から外壁面を壊してしまう凍害が起こりやすいです。

この状態を放っておくと、水が内部まで染み込み木を腐らせてしまい、大規模な工事が必要になることもあります。だからこそ、見つけたらすぐにメンテナンスすることが大切です。

外壁の凍害　外壁のひび割れ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　写真：施工前の外壁

外壁の割れや剥がれがあった部分は、補修材の圧力注入やモルタルにて補修を行いました。

　外壁　下地補修
　　　　　　　　　　　　　　　　　　写真：外壁下地補修の様子

浴室下の結露対策として「ツタワンD」という水切りを取り付けました。結露水が外壁につきにくくなるので、雨だれ汚れもつきにくく、美しい外観を保つことができます。

ツタワンD取付　
　　　　　　左：水切り　取付　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　左：施工後　　　　

付帯部塗装

破風板や水切りは塩ビ鋼板製でした。塩ビ鋼板は耐久性が高く、塩害や紫外線への強さも備えている素材ですが、塗装に際しては注意が必要です。

ブリードと呼ばれる現象により劣化を早めてしまう可能性があるため、塩ビ鋼板専用の下塗りを行ってから仕上げ塗装を行います。

　破風　上塗り
　　　　　　　　左：破風　下塗り後　　　　　　　　　　　　　　　　　破風：上塗りの様子

入り口の柱は、塗膜劣化が著しく進行していたので、剥離剤を使用し完全に除去してから塗装を行いました。

基礎塗装

基礎は上に塗っている化粧モルタルが剥離し、基礎が露出している状態でした。

左：基礎　施工前

ほとんどの住宅は、コンクリート基礎の表面にモルタルを薄く塗り仕上げています。そのため、表面のモルタルにひびや欠損ができたとしても構造にダメージを受けることはありません。

しかし、露出している基礎部分にひび割れが起こると、ひび割れ部分から水が浸入し、内部鉄筋に錆が発生することがあります。さらに劣化が進行するとコンクリートが剥落する恐れがあります。

基礎　補修　基礎　上塗り
モルタルで補修をしてから基礎専用の塗料にて塗装を行いました。