長野市　機械式駐車場塗装工事｜｜「ありがとう」のために。しろくまペイント施工事例。

施工事例 CASE

しろくまペイントが選ばれる理由

Paintmenu 塗装メニュー

施工事例

2018/05/22

その他の塗装

長野県長野市

長野市　機械式駐車場塗装工事

Before

After

長野市内の地下駐車場で塗装工事を行いました

施工地域	長野市栗田
栗田施工場所	機械式駐車場
施工内容	機械式駐車場の再塗装
施工経緯	お取引先からのご依頼
使用材料	錆止め　ジャパンカーボライン　ラストボンドＳＧ下塗り　大日本塗料　Ｖグラン下塗り上塗り　大日本塗料　ＶトップＨＢスマイル

長野市内にあるビルの地下駐車場にて、機械式駐車場の塗装工事を行いました。
施工場所が地下の為、地上の気温が高くても地下は低く、湿度が高いので乾燥時間は通常よりも多くかかります。
日差しが当たらないのも乾燥時間が長くなる原因でもありますが、乾燥時間をしっかりととらないと施工不良の原因につながります。

作業工程としては一番最初にケレン処理を行います。ケレン処理を行う事で塗装部分に発生しているさびや弱くなっている塗膜を削り取るだけでなく、新たに塗装する塗料の密着性を向上させる効果があります。金属製のものを塗装する際は必ず行わなければならない作業工程のひとつです。

今回はさびが結構発生していた訳ですが、大きな原因としては水分と塩化カルシウムです。特に塩化カルシウムはさびの進行を早めるので気づいた時には腐食が進行し穴があいてしまうといった事もあります。そのため長期間保護する為にも塗装にメンテナンスが定期的に必要になってきます。

ケレン処理をした後は高圧洗浄をして汚れや弱くなっている塗膜を併せて洗い流します。それでも除去しきれない汚れなどは溶剤を使用して表面に残った油分と一緒に脱脂します。

その後は乾燥時間を多めに確保してから塗装工事になる訳ですが、今回の施工の仕様としては重防食対応の仕様にて施工を行いました。

防食とは屋外や海上といった過酷な腐食環境下にあるものに対して使用する耐候年数の高い塗料で腐食を防ぎ、長期間保護するための塗装です。

特殊な塗装のため、一般的な金属部分で使用する事は少ないですが、身近な場所だと屋外階段は適してる場所のひとつです。

今回、上塗りに使用している塗料の色は既存の色に近い形で日本塗装工業会で発行している色見本帳で確認しながら選択しました。
実際使用している塗料はどれも同じだと思われがちですが、塗料はそれぞれ特徴を持っています。
塗布量も違えば、希釈率も違ったり、推奨されている道具もあったりと奥が深いのです。
そのため実際に使用する前には、その塗料のカタログに目を通してなるべく多くの情報を頭に入れます。
経験と知識両面を活かしながら日頃から塗装工事を行っています。

ただ塗装するだけでなく、塗料の性能を最大限発揮させるのが実際に塗装を行う人間になります。