なぜ、フローリングに裸足で歩くとべたべたする感覚があるの?

なぜ、フローリングに裸足で歩くとべたべたする感覚があるの?

なぜ、フローリングに裸足で歩くとべたべたする感覚があるの?

■ シートフロアやフローリング、なぜべたべたするのでしょう

みなさんこんにちは
しろくまペイントです。

本日は、フローリングのうえを歩くときにべたべたする感覚があるのかのお話です。
実はべたべたする原因って、食べ物やジュースをこぼした汚れなどだけではないんです。

皮膚からの蒸発水分が影響していることもあるんです。

人は新陳代謝によってつねに皮膚から水分が蒸発していることはご存じですよね!

それは、動いたりしなくてもです。
常に皮膚や気管部分から水分が蒸発しています。

医学用語では「不感蒸泄(ふかんじょうせつ)」と呼ばれており発汗は感じず、皮膚を絶えず潤す事に使用される汗です。
そうやって、人は潤いを保っているともいえるのです。

不感蒸泄は28℃くらいの室内にいる平熱の人で1日に体重1kgに対して約15mlあるとされ、体温が1度上がると15%増え、気温が30℃からは1度上がる度に15~20%増えると言われています。

この不感蒸泄が足の裏の皮膚からも、一定量、常に排出されています。

水分は組織液から出る水分で、汗腺とは少し違っています。
また足の指には皮脂腺があり、足の裏は狭い箇所にも関わらず、1日でコップ一杯分の汗をかくとも言われています。

なんと背中などの箇所から比べると5倍増。

これだけの大量の汗が足の指から出て皮脂と混じりあっています。

指から出る通常の汗だけではなく、不感蒸泄もあるので足の裏は絶えず湿った状態です。
しかも足の指からの汗は気付きやすいのですが、不感蒸泄は気付かない間に排出される水分ですから、対処をする事もありません。

またすべての人が排出しているので、気付かない間にシートやフローリングをベタベタにする原因になってしまいます。
さらに不感蒸泄の汗に含まれているのは水と微量の電解質や非電解質の成分です。

この水の分子は0℃以下だと互いに引き合い氷になります。

また100℃以上では気化して水蒸気になります。

しかしこの間の温度の場合は、引き合いながら常に動き回り液体の状態で存在しています。
皮膚表面の水分は水分子どうしの水素結合が作りにくく、小さな単独の水分になりやすいので、常温でも気体になります。

不感蒸泄の水分は蒸発しても、汗に含まれている様々な成分は蒸発せず肌に残るので、この水分でない成分(ナトリウムイオン、カリウムイオン、カルシウムイオンなどの電解質、ブドウ糖やたんぱく質、尿素などの非電解質)などは、蒸発せずにシートやフローリングにくっつきベタベタの原因となります。

汗の成分の残留のよってべたつくようになるんです。

他にも、感覚によるべたつきもあります。
床材がカーペットや畳などではべたつきませんが、フローリングや塩ビシートになるとべたつきますよね。
その理由は、歩く過程で床面に触れるのですが、足が離れる時、蒸発する水分を吸収しているか、していないかなんです。

つまり、フローリングや塩ビシートは不感蒸泄を吸収しにくい材料であるのです。

例えば、吸水性の高い足ふきマット家族全員で使ってもべたべたしません。
一方、吸水性の悪いマットでは、何人か使った段階でべたべたし始めます。
マットが水分を吸収出来なくなったからなんです。

60kgの体重の人で1日に約900mlも排泄する訳ですから、床シートやフローリングはマメに拭き取るか、スリッパや靴下を履いて蒸発水分が床やフローリングに付かないようにする対策が求められます。

 

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