既存の住宅の防音効果って高めることができるのでしょうか?

住んでみてから分かる音の問題

住宅の環境は住んでみて、使ってみてから分かることがあります。
音の問題も、その一つです。
この音の問題は、建物の防音性能だけにあるのではなく、さまざまな要因から起こります。
例えば、住んでみたら外部からの音が気になって仕方がないとか、閑静な住宅だったのだけど、近所に商業施設が建てられたことにより音が気になるようになった。
また、子供が成長して、大騒ぎをしてしまう。ピアノやバイオリンの練習をしなければならない。などがあげられます。
昔は気にならなかった音や、出さなかった音でも、周辺環境や生活スタイルの変化によって音のストレスが生じてしまう可能性があるのです。
弊社でも実際に、このような相談を受けています。

☑ 子供の成長と共に防音対策をしたくなった。
☑ 住んでみたら車の音がうるさかった。
☑ 電車の音など外からの騒音が気になる。

では、どのようにすれば音のストレスを解消することができるのでしょうか?

住まいの音の問題を解決することは十分可能です。

音の問題はよっぽどの事でない限り個人差がとても大きい部分になります。
マンションと一戸建てでも音の伝わり方は違いますし、住まいの立地や構造でも音の伝わり方は違ってきます。
建物外から聞こえてくる音を減少もしくは防音するには以下のような方法が考えられます。

外からの音を遮断する

外の音が聞こえてくる要因は、窓枠の隙間からの漏れ・ガラスを透過してくる窓枠の隙間からの漏れ・換気口や通気口からの漏れが主な原因となっています。
そもそも防音には遮音と吸音という手段があります。
外からの音を家の内部に入れないようにするためには遮音を考えましょう。
遮音の方法にも使用する素材によって変わります。
一般的に硬い素材は音を遮り、柔らかい素材ほど音を吸収する特徴を持っています。
建物の遮音するために固い素材を使えば問題は解決すると思われがちですが、既存の建物の壁を変えたり建物外部を包み込むような方法を行う際に、ものすごいコストがかかります。
少ないコストで効果を得るためには、音が入り込んでくる隙間をできるだけ少なくしたり、窓を防音ガラスにするのがすぐできる方法の一つになります。
その他に家の外の状況も把握しなければなりません。
道路と家が近かったり、隣と建物が隣接している場合には高い塀や生け垣を設置することである程度の音を減少させる事ができます。

内部の音を抑える

遮音対策にと固い素材を使用した時、素材の特徴として音を反射して建物内部に伝えてしまいます。次に考えるのは反射した音をどうするかです。
上記1でも書いたように、今度は柔らかい素材を使用して音を吸音させましょう。
実際にどのような場所に使うかですが、フローリングからカーペット敷きに変更したり天井に吸音材を入れるだけでも大きく変わってきます。
ほとんどのお宅で使用しているカーテンも柔らかい素材で窓からの音を吸音する効果があります。
その他にも住宅で使用されているグラスウールなどの柔らかい断熱材には断熱以外にも吸音効果も期待することができます。

完全な防音は可能なのか?

音は空気が通るすき間であれば伝わってしまいます。
例えば、防音ルームのように独立している部屋を作るのであればいいですが、家全体の防音を行うとなると必ず、給排気口があるので完璧に防音をするのは難しくなってしまいます。
今はやりの高気密高断熱の家や建物内にダクトで強制的に換気をしている家などは部屋から部屋へと音がダクトを通って伝わる可能性も考えられるからです。

気軽にできる防音対策

高い金額をかければそれなりの防音対策になることは間違いないですが、よっぽどの事が無い限りは大規模な防音工事は行わないと思います。
そこで気軽にできる防音対策をまとめてみました。

断熱材を設置してみる

ほとんどの家では断熱材が設置されていると思いますが、築年数が経過している住宅の場合断熱材が入っていないケースもあります。
断熱材は天井・壁・床下に設置されて事が多く、名前の通り暑さや寒さの軽減を目的とした素材ですが吸音性能も持ち合わせています。
新たに壁内に断熱材を入れるとなると大工事になりますが、床下や天井は収納庫や点検口があるので作業自体はやりやすいのが特徴です。
グラスウールがおススメです。

フローリングからカーペットへ

戸建てやマンションではフローリングが多く使われています。もちろんフローリングにも規定があり遮音性能を有しているものしか使えないといった制約もあります。
それでも気になる場合は、フローリングの上からカーペットを敷いてみるのもいいですね。
カーペットを敷くことでクッション性の向上、下への衝撃の緩和、ホコリが舞い上がらないといったメリットも一緒に得る事ができます。
オシャレにするならタイルカーペットもデザイン性があっていいですよ。

窓にはカーテンをつけましょう

最近では防音・遮音カーテンも販売されていますが、普通のカーテンでも十分だと思います。
カーテンには遮光性やプライバシーの保護・省エネ効果があります。
窓の隙間から入ってくる音を軽減してくれます。

防音効果のある塗料で塗装を行う。

この商品は長野県内でも取り扱いが少ない塗料で、日進産業から販売されているガイナといいます。
外装・内装両方に塗装することができる万能塗料で最近当社でも反響が高くなっています。
ガイナの防音メカニズムは効果的に音を反射し音の振動を抑えることにあります。
特に効果があるのが金属屋根に塗装した場合、雨音を軽減する効果があります。
その他にも自動車などの騒音が小さくなったという声もいただいております。
ガイナは防音だけでなく、室内に塗装すれば消臭や調湿・断熱効果、外装に塗れば遮熱、断熱等の効果も一緒に得られるほど機能性に富んだ塗料になります。

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霜鳥裕達
hirotatsu shimotori 一級内装仕上げ施工技能士/長野を愛し、長野を良くしていきたいとの思いから、長野の記事など書いてます。皆様の目にとまるよう、内容を充実させていきます。記事を通して長野の活性化につながれば幸いです。

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