昔の塗装シリーズはじめました!!その1、印刷工場塗り床工事

印刷工場塗り床工事事例

着工前


印刷工場の防塵塗床工事になります。印刷工場に限らず食品工場や倉庫では防塵だけでなく、耐薬品や耐摩耗に強い床が求められています。
そのため、多くの工場などでは底面に用途に合わせた塗装をすることで、高い性能を持った床を作り上げる事ができます。
実際に塗床をするまでにいくつかの工程を踏んでいく訳ですが、大事な作業として下地調整をしなければいけません。
右の写真はクラック(ひび割れ)補修をしている写真です。
クラックを放置すると、段差に汚染物質が溜まりこんで不衛生になるだけでなく塗装後の塗膜の剥離やコンクリートの腐食につながります。
それを防ぐ為に予めクラックのある部分は補修をして強度の回復を図ります。

下塗り材塗布


クラックの補修後に補修材の乾燥時間を置いてから下塗り材の塗布を行います。
その前に必ず清掃をして底面のゴミやホコリを取り除きます。
下塗り材はカチオン系の下塗り材を使用しています。
カチオンとは+(プラス)電荷を持った陽イオンという意味です。
モルタルやコンクリートはマイナスのイオンを持っているので、塗料自体に+の特性を持たせる事でプラスとマイナスが引き合う磁石のような形で強い密着性を得る事ができます。
強い密着性を持たせることで密着不良といった問題が起こるのを防ぎます。
塗装時には壁際の細かい部分は巾木に塗料が付かないように刷毛塗をし、それ以外の部分はローラーにて塗布量を守りながら塗装します。

中塗り材塗布


下塗り終了後、中塗りを行う前にプライマーの塗布を下塗りと同じようにします。
プライマーとは接着剤の役割を果たしてくれるので、カチオン系の下塗り材との密着を高めるだけでなく、中塗りとの密着も高めます。
プライマー塗布後に中塗りを行いますが、中塗りや上塗りに使用する塗料は現場の用途に合わせた塗料の選択をします。
塗料にも有機系か無機系かに分かれており、さらにエポキシやウレタンといった樹脂でも分けることができます。
塗装は既定の塗布量を守らないと性能を最大限に発揮する事ができないので注意しながら塗装をしなければなりません。

完工


中塗り同様に上塗りも同じ工程を踏んで行います。仕上げの塗装になるので塗り残しやムラが出ないようにしなければなりません。
塗装後は養生期間を置いてから引き渡しになります。なかなか稼働しながらの改修工事は難しい問題ですが床の状態が悪くなれば、製品や躯体にも影響を及ぼす恐れがありますので、改修工事は計画的に行い、保護をしていくようにしましょう。

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しろくまくん
この記事はしろくまペイントが編集・監修しました。

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